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伊東純也 最終予選史上最多の4戦連発「シュートは打たないと入らないので、思い切って打とうと」

[ 2022年2月1日 23:05 ]

サッカー日本代表のMF伊東純也
Photo By スポニチ

日本代表は1日、23年W杯カタール大会のアジア最終予選でサウジアラビア代表に2―0で勝利し、最終予選初の5連勝とした。MF伊東純也(28=ゲンク)は前半32分に先制点をアシストすると、後半5分には同予選最多タイとなる4試合連続ゴール。チームは最終予選初の5連勝を達成し、7大会連続7回目のW杯出場へ王手をかけた。

再び"金色の稲妻"が埼スタのピッチを切り裂いた。1―0の後半5分、長友からの浮き球を胸トラップして右足を一閃(いっせん)。ボールは白い糸を引くように一直線にゴールネットを揺らした。「シュートは打たないと入らないので、思い切って打とうと。ファーにふかさずに打とうと思ったらいいところにいきました」。前回のロシア大会予選のMF原口に並ぶ、最終予選史上最多の4戦連発。勝利を決定づける豪快な一発だった。

前半32分にはトレードマークの金髪をなぎかせながら右サイドを全力疾走し、MF南野の先制点をお膳立てした。「ワンタッチで酒井君に落とした時にサイドバックが自分についてきたので、そのまま流してもらって競争しようと思った。センターバックのカバーがきていて、(ボールが)ちょっと長いかなと思ったが、上手く入れ替われた。サコくん(FW大迫)と(南野)拓実がマイナスに見えたので、上手くあそこに入れれば決めてくれるかなと」。本人も納得のアシスト。チームの勢いを加速させた。

「今日絶対に勝たないといけない試合で、みんな攻守にわたって戦えていたと思う負けられない戦いが続く中、みんな自信をもってやれている。やっていくうちにみんな良くなっているし、連係も何回かいい場面が作れているので、そこに手応えを感じている。初戦からの3試合で2敗して難しい状況だったけど、みんなが諦めずに一丸となったから(W杯に)近づいてきていると思う」

これで伊東が国際Aマッチで得点した試合は8戦全勝となり、不敗神話を継続。来月24日のオーストラリア戦はチームのW杯出場権とともに、最多の5戦連発も懸かる。「W杯に出るのは簡単じゃないが、絶対に出なきゃいけないと思っている。1戦1戦勝ってしっかり(出場を)決めたい」。快足アタッカーが夢の大舞台へと日本を加速させる。

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