東京Vが磐田のMF平川怜を獲得 2年越しのラブコールが実る

[ 2024年12月18日 00:00 ]

東京Vが、磐田の元U―20日本代表MF平川怜(24)を獲得することが17日までに分かった。複数の関係者によればクラブ間でほぼ合意しており、交渉は大詰めを迎えているという。東京Vは昨オフも正式オファーを出しており、2年越しのラブコールが実った形だ。

平川はFC東京の下部組織出身で、U―18チームに所属した16年にトップに2種登録。同年に16歳6カ月の若さでJ3に所属したU―23チームでJリーグデビューを飾った。鹿児島、松本(ともに当時J2)への期限付き移籍を経て、22年8月にJ2熊本に完全移籍。23年は主将を務め、ベストイレブンに選出されるなど一気に才能が開花した。高い技術には定評があり、来季はFC東京のライバルチームでさらなる飛躍を目指す。

◇平川怜(ひらかわ・れい)2000年(平20)4月20日生まれ、東京都調布市出身の24歳。FC東京U―15むさし出身で、17年11月にトップ契約し同11月の鳥栖戦でJ1デビュー。19年7月にj2鹿児島(来季J3)、21年にJ2松本(現J3)に期限付き移籍。22年8月にJ2熊本に、24年に磐田に完全移籍。今季はJ123試合出場。日本代表はU―15世代から各年代に選出され、17年に日本代表MF久保建英らとU―17W杯出場。1メートル76、72キロ。利き足は右。

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スポニチアネックス取材班