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J1 25年開幕カードで因縁「東京V-清水」戦 昨季J1昇格プレーオフ決勝で激突 同じ国立競技場で

[ 2024年12月12日 03:00 ]

J1昇格PO決勝<東京V・清水>試合に臨む両チームイレブン(撮影・西海健太郎)

25年シーズンのJ1開幕カードで、東京Vと来季J1に復帰する清水による名門対決が組まれることが11日、分かった。関係者によれば来年2月15日、対決の舞台は国立競技場になる見通しという。

開幕にふさわしい因縁の一戦となる。両チームは昨季J1昇格プレーオフ決勝で激突した。5万3264人観衆を集めた一戦は、土壇場の後半51分に東京Vが同点に追いつく激闘。シーズン成績上位の東京Vが16年ぶりのJ1復帰を決めた。一方の清水は勝利目前の失点で涙をのんだ。まさに天国と地獄を分けた90分。舞台も同じ国立となれば当然、当時の記憶がよみがえる。

東京Vは今季、J1で下馬評を覆す旋風を見せ6位でフィニッシュ。名門復活を大いに予感させた。一方の清水もJ2首位で3年ぶりにJ1復帰を決め、同じ舞台に帰ってきた。清水にとっての国立最後の白星は02年2月ゼロックス杯鹿島戦のPK勝ち。以来白星がない鬼門で話題性も豊富と言えそうだ。

Jリーグは「THE国立DAY」と題し、今季もJ1計12試合を聖地で実施し、平均4万9881人が来場した。J2では唯一、清水がホームゲームを開催し、5万5598人を集める抜群の集客力を発揮した。互いに栄光も低迷も経験した名門同士がJ1で対戦すれば、08年9月以来17年ぶりとなる。33年目を迎えるJ開幕は緑とオレンジの意地とプライドを懸けた因縁対決が盛り上げる。

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