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石丸伸二氏 幻に終わった都知事選当選パターン 選挙参謀明かす「十分いけた。やればやるほど票が...」

[ 2024年7月12日 21:39 ]

石丸伸二氏
Photo By スポニチ

選挙プランナーで、藤川選挙戦略研究所の藤川晋之助代表理事が12日、BSフジ「BSフジLIVEプライムニュース」(月〜金曜後8・00)に生出演し、7日投開票の東京都知事選で次点だった、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)の幻の"当選パターン"について語った。

藤川氏は都知事選で、得票数2位と躍進した石丸氏の選挙対策事務局長を務めた。都知事選は現職の小池百合子氏に敗れはしたものの、165万8363票を獲得して次点と健闘。一躍、脚光を浴びた。

選挙前にボランティアを募集した陣営。「300人来ればいいな」と思っていたところ、何と5500人から応募があったという。多くのボランティアに託したのは、掲示板への選挙ポスター貼り業務。藤川氏は「ボランティアリーダーの方が優秀でね。自発的に。私たちが何ら関与しないでで、ボランティアだけですべて応募者を決めて、何々区は誰、何々区は誰と決めて、全部貼ってくれたんです。涙が出ましたね。すごいなと」。集まった人材の優秀さに感激したといい、「こんな質の高いボランティアが集まる選挙は、初めて経験しました」と感謝した。

藤川氏によると、選挙前には、候補者名などを書かずに「"東京を動かそう"と書いてある」などと投票を呼びかける類推チラシを30万枚用意したという。ところが、「1日に15万枚も配ってくれたんです。追加、追加、追加で」と、ボランティアたちの仕事の早さに感激したことを明かした。

さらに藤川氏は「おもしろい傾向だったのが、地域で、駅で集会をする。やったところの票は、実は蓮舫さんに全部勝っているんです。やっていない地域は、全部負けているんです。つまり、1000人、2000人を集める力はすごい影響力がある」と分析した。

ここで進行役の反町理解説委員長が、「これがたとえば、もっと長い、ボランティアをもっと早く集めてやっていれば、いけたかも知れない。1チャ(1着)って意味ですよ?」と、小池氏に勝っていた可能性にも言及。藤川氏は「十分いけたと思います。それくらい、やればやるほど票が増えていく。ですから、オーソドックスに、全部で240回演説をやったんですけど、やったところは全部勝ってるんです、蓮舫さんにはね。都知事(小池氏)には及ばないですけど。まさに空中戦、そして地上戦を含めた街頭演説を、あれだけ細かくやるっていうね」と続いた。

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