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石丸伸二氏「ドーナツ屋さんができるんですか?」 驚きの大行列、目当ては...選挙参謀明かす

[ 2024年7月12日 20:48 ]

石丸伸二氏
Photo By スポニチ

選挙プランナーで、藤川選挙戦略研究所の藤川晋之助代表理事が12日、BSフジ「BSフジLIVEプライムニュース」(月〜金曜後8・00)に生出演し、7日投開票の東京都知事選で前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)の選挙戦について語った。

藤川氏は都知事選で、得票数2位と躍進した石丸氏の選挙対策事務局長を務めた。都知事選は現職の小池百合子氏に敗れはしたものの、165万8363票を獲得して次点と健闘。一躍、脚光を浴びた。

岩盤支持層が強い小池氏と、団塊の世代周辺に支持が集まるとみられた蓮舫氏がおり、そこに立ち向かっていくには「ネット選挙そのものに特化して、若い世代と浮動票を狙いに行かないと、これはまったく及ばない」(藤川氏)と、苦戦は覚悟の上だったという。

「当初、申し訳ないけど本人に言いましたよ。"取れて50万だ。そんなもんだ。失敗すれば30万くらいになってしまう"と言ったら、黙って聞いておられましたよ」。藤川氏も、戦前の見解を石丸氏に素直にぶつけたという。

街頭演説では、渋谷など大都市はもちろん、「上野とか錦糸町、町田とか、周辺部を回ってみた」という。すると、「何と1000人、2000人と人が集まるわけですよ。これはびっくりしました。初めての体験でしたね。あの前で演説したら、それは気持ちいいんだろうなって思うくらい、人が集まっていて」。年齢の高い聴衆もいたというが、話を聞いてみると、興味を持つきっかけはYouTubeだったという声が大半だったという。藤川氏は「それくらい、この1、2年の間に彼の人気が潜在化して、東京でもこれだけ人が集まるくらいのものになっていたんだなというのが、驚きだった」と振り返った。

選挙前にはさらなる驚きもあったという。「選挙が始まる前に、ボランティアを募集したわけです。そしたら何と5500人。初め、300人くらいでも来てくれたらなと説明会をしたんです。そしたら、1000人を超えてしまいましてね」。そこへ登場したのが、石丸氏だった。藤川氏は「本人、そこにのこのこ歩いて来て、"藤川さん、新しいドーナツ屋さんができるんですか?"って言うくらい。自分の会だとは思わなかった。それくらい、人が集まった」と目を丸くしていた。

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