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橋下徹氏 兵庫副知事の辞職表明に「職員の死と斎藤知事の行為との法的因果関係は不明にしても...」

[ 2024年7月12日 12:07 ]

橋下徹氏
Photo By スポニチ

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が12日、自身のSNSを更新。兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを告発する文書を配布し、懲戒処分を受けた元県西播磨県民局長の男性(60)が死亡した問題で、片山安孝副知事が辞職する意向を表明したことに言及した。

片山副知事は12日午前に記者団の取材に応じ、「県政にさまざまな影響が出ている。混乱を招いたことを重く受け止め、特別職の誰かが責任を取らないといけないと考えた」と近く辞表を提出することを明かした。

斎藤氏は10日に県職員労働組合から事実上の辞職要求を受けたが、同日の定例記者会見で辞職を否定した。最側近である片山氏の辞意を受け、知事の責任を問う声がさらに高まるのは必至な情勢となった。

橋下氏は「元県民局長死亡、片山副知事が辞職の意向 『斎藤知事にも辞職進言したが断られた』 県政混乱で引責」と題された記事を引用し、「職員の自死と斎藤知事の行為との法的因果関係は不明にしても、今回の件での対応の不味さは明らか。常に後手。辞職に追い込まれるなら、自ら辞職した方がいい」とつづった。

元局長の男性は7日、死亡しているのが見つかった。自殺とみられる。19日に疑惑の真偽を調べる県議会の調査特別委員会(百条委員会)に証人として出席予定だった。

疑惑を巡り内部調査を進めた県は5月、誹謗中傷だと認定し、男性を停職3カ月とした。これに対し調査の中立性を疑う声が噴出し、県議会で百条委設置の機運が高まった。片山氏は6月、県議会最大会派の自民党会派を訪れ、自身の辞職を条件に百条委設置の議案提出を取り下げるよう要望。自民側はこれに応じず、設置が賛成多数で決まった経緯がある。

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