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KADOKAWA 現時点で計473件の悪質な情報拡散を行った書き込みを特定 削除要請&情報開示請求へ

[ 2024年7月12日 15:15 ]

KADOKAWA広報X(@KADOKAWA_corp)から

サイバー攻撃を受け、保有する個人情報の漏えいを調査していた出版大手KADOKAWAは12日、公式サイトと公式Xを更新。悪質な情報拡散行為等に該当するものと認識した書き込みを特定し、これらに対して削除要請および情報開示請求を鋭意進めていることを報告した。

KADOKAWAは「悪質な情報拡散行為等に対する措置の進捗状況について」のタイトルで公式サイトと公式Xを更新。「サイバー攻撃の影響により多大なるご心配とご迷惑をおかけしております」と陳謝した上で、10日に公表した通り、サイバー攻撃を行ったとされる組織が公開したものとする情報の拡散行為を行う者に対する措置を強化しているとした。また、拡散行為に該当する投稿の削除を進めているほか、悪質性の高い情報拡散者に対しては、証拠保全の上、刑事告訴・刑事告発をはじめ法的措置の準備を進めているという。

そして「弁護士と協議の上、SNS・匿名掲示板・各種まとめサイトなどにおいて、悪質な情報拡散行為等に該当するものと認識した書き込みを特定し、これらに対して削除要請および情報開示請求を鋭意進めている」と報告。「本事案による角川ドワンゴ学園の在校生・卒業生・保護者の皆様、クリエイターの皆様、お取引先の皆様、関係者の皆様、当社グループ従業員の二次被害を最小限に抑え、プライバシーをはじめとする権利利益を保護するために、厳正に対応してまいります」と決意を示した。

7月10日時点で「悪質」と認識した報拡散行為等の件数は株式会社ドワンゴ(X=133件、5ちゃんねる=237件、まとめサイト=26件、その他=24件)で420件、学校法人角川ドワンゴ学園(X=8件、5ちゃんねる=41件、まとめサイト=1件、その他=3件)で53件の計473件。

最後に「本事案については、既に警察による捜査が開始されていることに加え、関係当局に必要な報告を行っております。当社は、このような犯罪行為に屈することなく厳正に対処していく所存です。今回の事態を重く受け止め、より詳細な原因の究明を進めるとともに、セキュリティ体制の一層の強化徹底を図り、再発防止に全力を尽くしてまいります」と改めて表明した。

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