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佐藤千矢子氏 巨額裏金疑惑、松野前官房長官に聴取要請「いよいよ本丸」も「共謀関係の立証ができないと」

[ 2023年12月21日 17:11 ]

毎日新聞論説委員の佐藤千矢子氏が21日、TBS「ひるおび!」(月〜金曜前10・25)に出演。自民党派閥の政治資金パーティーを巡る事件で、東京地検特捜部が松野博一前官房長官(衆院千葉3区)ら安倍派(清和政策研究会)の複数の幹部に対し、任意の事情聴取を要請したことに言及した。

安倍派ではパーティー券の販売ノルマ超過分を議員側に還流させ、裏金にしていたとされる。松野氏は派閥の実務を取り仕切る事務総長を務めた経験があり、還流に関する報告の有無などを確認するとみられる。安倍派所属99人の大半が還流を受けていたことも判明した。

松野氏側も最近5年間で1000万円超の還流を受けたとされる。特捜部は政治資金規正法違反(不記載など)の疑いで捜査しており、松野氏関連政治団体の政治資金収支報告書への不記載について、松野氏自身の認識も確認するもよう。松野氏は安倍派の実力者「5人組」の一人。他のメンバー、西村康稔前経済産業相、高木毅国対委員長、世耕弘成前参院幹事長、萩生田光一政調会長の各議員側も還流を受けていたとされる。

佐藤氏は「検察の狙いは、会計責任者だけではなく、政治家を立件したいと。その1番のターゲットは、安倍派の事務総長ということなので、いよいよ本丸に着手するという段階」としつつ「会計責任者の方は、責任を問われるとなかなか逃れられないと思うんですけれども、その会計責任者から事務総長にどういう報告があって、あるいはそれを了承していて指示していたか、いわゆる共謀関係の立証ができるかどうか。その立証ができないと、なかなか政治家の立件は難しいので、それがこれから解明されるという段階だと思います」と自身の見解を述べた。

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