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宝塚歌劇団員急死 遺族側と2回目の面談終了を報告「一定のご理解をいただくことができた」

[ 2023年12月21日 10:42 ]

宝塚大劇場
Photo By スポニチ

宝塚歌劇団の劇団員(25)が9月に急死した問題で、歌劇団は今月19日に遺族代理人と2回目の面談をしたと明らかにした。

歌劇団は「このたびの宝塚歌劇団宙組生の急逝を受け、ご遺族の皆様には心よりお詫び申し上げます。12月19日(火)に、当方代理人を通じて、今回の件に関するご遺族代理人との二回目のお話し合いをさせていただきました」と公式サイトを通じて報告。

「弊団としましては、11月10日に受領した調査報告書の内容のみにとどまることなく、ご遺族代理人からの意見書や12月7日に行われたご遺族代理人の会見の内容等も踏まえ、事実関係の精査等を行ったうえでの現時点の見解をお伝えし、一定のご理解をいただくことができたと考えております」とし、「引き続き、ご遺族のお気持ちやお考えを真摯に受け止め、誠実に協議してまいりたいと考えております」と今後の対応について記した。

遺族代理人の川人博弁護士らは面談で、上級生のパワハラが自殺に至った要因の一つだとする遺族側の主張を理解し、解決に向け努力するよう改めて要請したとしている。また、歌劇団は、パワハラを否定する調査報告書を公式サイトから削除した。川人弁護士らによると、調査チームの独立性に疑問があり、内容も心情を著しく害するものだとして、遺族側が削除要請していた。

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