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乳がん公表Qaijff森彩乃 病理検査の結果を明かす「ステージは発覚当初と同じ」2B 先月右胸全摘

[ 2023年12月21日 09:47 ]

「Qaijff」森彩乃インスタグラム(@moriayano1119)から

ステージ2の乳がんであることを公表しているスリーピースバンド「Qaijff(クアイフ)」のボーカル・キーボードの森彩乃(36)が21日までに自身のインスタグラムを更新。手術の病理検査の結果を明かした。

森は4月19日、3月末に検査結果が分かり、ステージ2の乳がんと診断されたことを公表。バンド公式サイトでも、森の病状を公表するとともに、完治に向けて、今月末からまずは約1年半の治療を開始するも、バンドとしては活動休止はしないと説明。9月1日にはベースの内田旭彦と事実婚したことも発表。その後投稿で、「11月30日に右胸の全摘手術をします」と告白、12月5日には手術を終え退院したことを報告した。

この日は「今日12月20日、術後20日目。手術の病理検査の結果を聞きに病院へ。まず大前提に、もともとがんがあった右胸と右腋のリンパ節は手術で取り除いたので、現状、私の身体からがんは無くなった可能性が高いです。手術前は、がんが進行していないか、転移がないかとどうしても日々不安になったりしていたけど、術後の現在は、精神的にも身体的にもとても元気です!(とは言え、今後も再発や転移に対しての不安が消えるわけではないと思うけど)そして、今回の"病理検査"とは、手術で取り除いた右胸、右腋のリンパ節の組織を調べて、がんが消えていたか、残っていたか、残っていた場合はそのがんの大きさや性質を調べる検査。この結果次第で残り9ヶ月の治療内容が決まります」と記した。

そうして「病理検査の結果、摘出した右胸と、右腋のリンパ節に、がん細胞が残っていました。手術前のMRIの結果では、術前化学療法の効果で画像上ほぼ影が見えなくなっていたので、がん細胞が完全に消えている可能性も期待しましたが、画像に映らないものが残っていたようです」と告白。「発覚当初は30mmほどだった右胸のがんが、治療の途中で広がってしまい、一度は40mm近くになり、最終的に22mmまでは小さくなっていたようです。結果、ステージは発覚当初と同じIIBでした」と説明した。

今後については「切除した組織からがんが消えていた場合の治療は、分子標的薬のみを9ヶ月。消えていなかった場合は分子標的薬に抗がん剤がプラスされた薬を9ヶ月。分子標的薬のみなら副作用もあまりなさそうだったから、そちらを期待していたけど、仕方がない」とし、「年明け早々に入院して点滴です。そして、予定通り放射線治療も始まります。私のがんは、リンパ管への浸潤が比較的多い性質だったようで、身体に残っている右胸の皮膚や鎖骨周辺のリンパに、小さいがん細胞が潜んでいる可能性も否定できないとのことで、放射線治療はマストのようです」と明かした。

「今日、結果を聞いて思ったこと。本当に、画像だけでは分からない。切り取った組織を検査に出さないことには分からないんだ、と。手術の内容を決める際、どんな質問にも丁寧に答えてくれ、しっかりと納得いくまで説明をしてくださり、心強い言葉をかけてくださった先生に感謝。右胸全摘と腋のリンパの切除の決断が出来て良かった」。

さらに「そして、もうひとつ。手術という、ある意味 "山場" を超えても、引き続き乳がんの治療は続くということ。最初から分かっていたことだけど、今日あらためて実感」との思いを吐露。「最近は、早くライブがしたい!という気持ちが強くなっていて、手術を終えたし、リハビリをして腕がしっかり動くようになれば、そのうちライブの予定も立てられるかな...?とぼんやり思っていたけど、実際はまだここから9ヶ月も治療は続く。しかも、治療内容がまた新しい薬になったので、やってみないと副作用の雰囲気が分からない。願わくば、副作用が軽くて、うまいことライブが組めたら...なんて。進んでみなきゃ分かんないね。やるしかない!」と続けた。

「もう一度言いますが、私は元気です」と明記すると、「引き続きよろしく!!!あー、ライブしたい!!!(載せる写真がなかったので、お気に入りのオーケストラライブの写真を再投稿 懐かしい。また絶対にやりたい)」と締めくくった。ハッシュタグでは「乳がん」「乳がん治療中」「AYA世代」「全摘」「腋窩リンパ節郭清」「術後」「病理検査結果」「her2陽性」などと添えた。

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