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「相棒season22」元日SPに真飛聖が9年ぶり出演 3代目相棒・甲斐享のパートナーの笛吹悦子

[ 2023年12月21日 06:00 ]

「相棒」シリーズに9年ぶりに出演した真飛聖(C)テレビ朝日
Photo By 提供写真

俳優・水谷豊(71)主演のテレビ朝日「相棒season22」の元日スペシャル(後9・00)に3代目相棒・甲斐享(成宮寛貴)のパートナー・笛吹悦子を演じる元宝塚で女優の真飛聖(47)が9年ぶりに登場することが21日、発表された。

2006年以来、18年連続で元日の夜にスペシャルが放送されることが決定した今回は、真飛演じる3代目相棒・甲斐享のパートナー・笛吹悦子が約9年ぶりに登場。さらに美村里江、新納慎也という実力派俳優たちが「相棒」に初出演する。

真飛演じる笛吹は「season11」第1話(12年10月10日)から享のパートナーとして登場。「season13」(14年〜15年)の終盤で享との子供を妊娠していること、同時に急性骨髄性白血病を患っていることが発覚。その後、物語への登場はなかったが、あれから悦子は病を寛解し、無事に出産。国際航空会社の客室乗務員の仕事にも復帰し、"シングルマザー"としてひとり息子の結平(森優理斗)を育ててきたとしている。

享が逮捕された後も杉下右京(水谷)とは交流を続けてきたらしく、今回の元日スペシャルは、小学5年生になった結平が主役を務める学芸会に、右京や享の父・峯秋(石坂浩二)、社美彌子(仲間由紀恵)らが集まったところから幕を開ける。ところが、その学芸会で衝撃の事件が発生する。なんと結平の担任教師・姉小路仁(福澤重文)が衆人環視の舞台上で刺殺されて...。

また、本作ではこれまで謎に包まれていた享の兄・甲斐秋徳(新納)が初めて姿を現すのも大きな注目ポイントとなる。財務官僚である秋徳は服役中の弟に代わって悦子や甥っ子を支え、今や結平から"パパっち"と呼ばれるほど懐かれている。そして、この事件の鍵を握るのは、事件が起こった学園の元教師・栗原志津子(美村)。彼女は姉小路から一方的に婚約破棄されており、今回の事件の容疑者としてあっさりその名が浮上。ところが次第に彼女が悦子に異常なほどの執着を抱いていた事実が判明するなど、事件は思わぬ方向に転がっていく。

9年ぶりに出演となる真飛は「自分自身も、"悦子"のその後がずっと気になっていた9年間でしたし、『相棒』ファンの皆さんからも"もう悦子さんは出ないの?"と聞かれることがあったのですが、本人が一番わからなくて曖昧にしかお返事できなかったので、きちんと"悦子、出演します!"と伝えられることを、とてもうれしく思っています」と、オファーを受けた際の心境を明かした。

また、現場の雰囲気には「9年ぶりの私を、ほとんど同じキャスト、スタッフのみなさんが温かく迎え入れてくださり、本当に幸せでした。水谷さん、寺脇さんのお2人のコンビはテレビでしか拝見したことがなかったので、近くでご一緒できて、それはそれは贅沢な時間でしたし、優しすぎるお2人とずーっと笑って過ごせたことは私の宝物です」と振り返った。

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