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ココリコ遠藤 若手芸人に「人として、教えといた方がええんちゃうかな」と思う瞬間「今、ないっすもん」

[ 2023年5月2日 10:43 ]

ココリコの遠藤章造
Photo By スポニチ

お笑いコンビ「ココリコ」の遠藤章造(51)が1日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月〜木曜深夜1・00)に出演。若手芸人に対して感じていることを明かした。

この日はお笑いコンビ「TIM」のゴルゴ松本とトークを展開。高校のクラブ活動が厳しかったという話題から、「それで言うと、礼に始まり、礼で終わるじゃないですか。これね、今の子とかってそれできてますか?」と投げかけた。ゴルゴは「どうなんだろう。甲子園ではちゃんとやってるじゃない?甲子園を見る限りとか、そのね、地方予選なんかでも」と話した。

遠藤は「今の若い芸人さんとかと絡むことってあります?あんまないでしょう?」と問うと、ゴルゴは「ないな。おじぎ的な礼は見たことないかもね」と若い芸人について言及した。遠藤は「僕もそんなにいわゆる第7世代とかって言われてる芸人さんと絡むことってあんまないんですけど、たまにそういう人たちが自分たちの冠番組を持って、ちょっとゲストに呼んでもらったりする時あるんですけど。自分がその立場になった時に、やっぱごあいさつ行ってたんですよ。楽屋に」と回顧した。

「で、終わってからも、"ありがとうございました"は言ってたんですけど、今、ないっすもんね」とぶっちゃけ。ゴルゴが「第7世代ないの?」と驚くと、遠藤は「全員が全員とは言わないですけど。ないんですよ、基本」と言い切った。

さらに「これをないなと思ってる自分がもうおっさんなんかなっていうのもあるけど、これはどうなんや、人として、教えといた方がええんちゃうかなって思う瞬間もあったりするんですけど」との思いを明かした。

「うん、だからこれを言うべきなのか、言わん方がええのか。今の世の中やったら言わんほうがええのかな、みたいな」との悩みを語ると、ゴルゴは「吉本(興業)だとさ、(オール)巨人師匠がさ、そういうの厳しかったって言って。でもああいう、例えばさ、舞台なんかを踏むのにそういうあいさつができないとって吉本のルールがあるじゃない。やっぱそういうことを教える人がいた方がいいよね」との意見を述べた。

遠藤が「なるほど。ほかの事務所の方よりも吉本の方が劇場もあるんで、"お先に勉強さしてもらいます"とかまあ、先輩後輩っていうのがしっかりと舞台であるから、そういうことがまだ残ってるのかもしれないですよね」と続けると、ゴルゴは「絶対礼に始まり礼に終わるはあった方がいいよ。"おはようございます""失礼します""さよなら"は」と断言。

遠藤は「なんかそれはあった方がええのかなーとか思ったり」、ゴルゴは「それは日本人だったらできるようにしておいた方がいいんじゃない。大谷さんだってイチローさんに会いにいったらちゃんと帽子取ってあいさつして、それをね、アメリカのメディアは"素晴らしい"って称賛するわけじゃん」と例を挙げた。

遠藤も「あと松山英樹プロがね、マスターズ勝った時にキャディーさんが最後18番ホール終わった後に一礼した、それが称賛されるわけじゃないですか。でもああいうことも、でもこういうこと言ってる時点でもうおっさんなんでしょうかね」。ゴルゴは「やるやつはやるっていいんだよ。やらないやつはやらないでいいのよ。夢持つやつは持てばいいし、夢持たなくてもいいんだっていうね。とにかくどうにか何かあっても生き抜けよっていうことでいいんじゃないの。全員におんなじ価値観は当てはまらないもんね」と強調した。

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