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「おばあが四つんばいで起こしに来て...」 小籔家の"他では聞かない"正月のしきたり

[ 2023年1月10日 21:33 ]

小籔千豊
Photo By スポニチ

お笑いタレントの小籔千豊(49)が、9日放送のMBSラジオ「小籔・笑い飯の土020」(月1度の放送)に出演。「他では聞かない」という小籔家の正月の光景を振り返った。

番組では正月の地域性の違いについて話題になった際、小籔が「うちは実家が厳しかったのか、よう分からんけど"うちもです"というのを聞いたことがない」として、ある風習を明かした。それは「元旦は男が先に起きて、男が雑煮をつくらなあかんねん。それで1月1日の一発目の水を茶瓶に入れて、沸かして、その水で炊いたお茶をみんなで飲む」というものだった。

聞いていた「笑い飯」の2人も初耳。小籔は少年時代に父親と2人で早起きし、元旦はとにかく準備が忙しく「早起きで、6時には起きなあかんねん」というものだった。当時はそれが当たり前のことと思っていたが「中学生ぐらいになると、もうええやんとなんねん。そしたら、おばあが四つんばいで、俺の寝ているところに来て"起きっ"と。おばあとしたら、まだ立ってないから寝ているていで。ほふく前進みたいな格好で来るねん。遠いねんで、おばあが寝ているところから。それでも起こされて」と、厳格な祖母から無理やりにでも起こされたという。

しかし小籔はこれまでの人生で、似たような境遇だったという話を他人から聞いたことないといい「うちもです!と俺は言われたことないねん。おばあオリジナルの儀式を子供の時からやらされていたかと思うとさ」と今でも半信半疑。四国など一部の地域である風習のようだが、小籔は今でも「小籔家」だけのものではないか、と疑っていた。

そのため「結婚した時に、踏襲するのかしないのか、をすごい悩んだんやけど。嫁はんが四つん這いになって起こしに来ても嫌やなと思って」と小籔が口にし、笑い飯・哲夫は「そこ(嫁はんが四つん這い)を踏襲するのはないでしょ」と笑っていた。

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