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柄本明 NHKで大道具のアルバイトをしていた下積み時代 眉毛はなく...佐藤B作「芸術家気取りで変な奴」

[ 2021年10月21日 16:33 ]

俳優の柄本明
Photo By スポニチ

俳優の柄本明(72)が21日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月〜金曜後1・30)にゲスト出演。下積み時代を振り返った。

柄本は1974年に自由劇場に参加、76年に退団し、劇団東京乾電池を結成した。司会の黒柳徹子(88)から「最初は裏方をやってらしたんですって」と聞かれると、「金子信雄さんの『マールイ』って言う劇団に入ってたんですけれど、とにかく働かなくちゃいけないから、アルバイトで大道具やってました。NHKで」と明かした。

「NHKの大道具がまたいいアルバイトで。24時間仕事があるんですよ。番組やっている昼間の時間。夜になると建て替え。番組が多いからいいバイトだったんですよ」と柄本。大道具時代に「自由劇場の芝居の裏方でちょこっと手伝いに行ったら、串田(和美)さんって言う方に声をかけられて」と自由劇場に参加したとした。

自由劇場で共に芝居をしていた50年来の親友・佐藤B作(72)は当時の柄本について、「串田さんが『変な裏方がいる、変な裏方がいる』っておっしゃってたんですよ。それがえもっちゃんでね。若いのに眉毛両方剃ってね、眉毛なかったんですよ。芸術家気取りで、変な奴だったのがえもっちゃんだったね」と回顧した。

同じく自由劇場出身で親友の笹野高史(73)は「変な奴がいるって吉田日出子に言ったら、『面白い。一緒に芝居やるって誘いなよ』って。俺は言えないよと言ったら、あたしが言うって言って。夜電話したんだよね」。柄本は「その当時吉田日出子さんと言ったら小劇場界のマドンナでしたから。嬉しかったですね。すぐに行きました」と当時を振り返った。

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