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橋下徹氏「国民の心をまとめるんだったら、科学的な話は置いておいて」東京五輪 無観客開催を提言

[ 2021年7月1日 11:22 ]

橋下徹氏
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元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が1日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月〜金曜前8・00)に出演。いまだに入場者制限などで揺れる、東京五輪・パラリンピックについて私見を述べた。

政府は6月29日、新型コロナウイルス対策で10都道府県に7月11日までの期限で適用している「まん延防止等重点措置」について、東京都などで延長する調整に入り、東京五輪開幕をまたぐ数週間の延長を検討。政府内には延長地域での"五輪無観客論"も浮上している。

「菅さんがこれまで進めてきたやり方として失敗したのは、基準を作って決めるという仕組みを取らなかったことですよね」と指摘。「政府はカードをいっぱい持っておいて(五輪・パラリンピックが)中止にならないようにあとは色んなカードを切って、俺たちはここまで譲歩したんだよってことを見せるためにカードを持ってると思うんですけど、重要なのは基準ですよ」と説明した。

「今、高齢者の新規感染者の割合が5・9%くらい。ピークの時は30%超えてたんですよ。ハイリスクの高齢者が少なくなるということは、重症者数も少なくなるはずだと僕は思うんですけども、そこを専門家で基準作りをやらなきゃいけなかったのにこれをやらなかったから、こういう風に大混乱になってる」と持論を展開。「国民の心をまとめるんだったら、色んな科学的な話は横に置いておいて、ここは無観客でテレビやネットで応援しようと、そうなればみんな前を向くんじゃないかなと思いますね」と無観客開催を提言した。

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