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田中将大 11球団からオファー待つ 移籍交渉"進展なし" 事実無根の報道に法的措置も

[ 2024年12月9日 05:20 ]

中学生に投球指導を行った田中(撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

楽天を退団した田中将大投手(36)が8日、移籍交渉の進捗(しんちょく)について語った。2日に自由契約選手として公示され、「そこに関しては特に言えることはないです」と現状説明し、「自分のレベルアップのためにトレーニングを続けていく。自分のできることを変わらずやっていく」と11球団からオファーを待ちながら、プロ19年目で再起を期す来季へ準備を進める。日米通算197勝で、大台へあと3勝としている。

形としては楽天との再契約の道も閉ざされてはいないが、その可能性については「それがあればこうなっていない。悩んで悩んで、考えて考えて出した答え。そこはないと思います」と否定した。

また一部で事実無根の報道がみられ、法的措置を検討していることを明かした。楽天では昨年11月、安楽によるパワハラ問題が発覚。球団は調査の結果、安楽は事前の報道通りの事象が事実と判明したと自由契約にした一方、「安楽選手以外、他の選手の事象は出てきていない」と発表していた。「最近拍車をかけて、自分も加担していたとか。全然事実じゃないこと。今までは無視していたけど、黙っていればそれが事実として扱われる。弁護士に相談し、それなりの手段を取ろうと思う」。それらの報道から、SNSなどを通じた誹謗(ひぼう)中傷も増えている。(後藤 茂樹)

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