[フレーム]
新聞購読とバックナンバーの申込み

阪神・井上「牧打法」習得で和製大砲完成へ!今季取り組んだ「ノーステップ」は封印、足の上げ方を研究中

[ 2024年12月9日 05:15 ]

大阪オールスターズジュニアの子どもたちの前で打撃を披露する阪神・井上(撮影・石崎祥平)
Photo By スポニチ

大阪市内で開催された野球教室に参加した阪神・井上広大外野手(23)が、「脱・ノーステップ打法」をオフのテーマに掲げた。昨年7月から確実性向上を目的として取り組んできたフォームを改造。今季はプロ初アーチを含む3本塁打と一定の手応えをつかみ、次に目指すのは「牧打法」の習得だ。

「足を上げて打った方が相手からしても怖さがあると思う。変えてすぐできるとは思っていないですけど、いろんな事を試せる時期でもある」

今月の自主トレからノーステップを封印。「シーズン中、手応えはあってもフェンスの手前で何回か捕られたことがあった」。足の反動を使って強い打球を打つことが最大の狙い。最高の教材として、DeNA・牧の足の上げ方を研究中だ。来年の1月中旬からは、鹿児島県内で2年連続となる約2週間の合同自主トレが決定。「牧さんから今回も"課題は?"と聞かれると思うので足を上げるタイミング、その中で意識していること、を聞きたい」と話した。

この日は同僚の西純と「大阪オールスターズジュニア」の4、5年生31人を指導。打撃の実演では特大本塁打を左翼へ運び、少年少女をとりこにした。「今度はこの姿を球場で見せられたら」。6年目の来季。和製大砲が「牧打法」習得でスケールアップする。(石崎 祥平)

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

野球の2024年12月9日のニュース

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /