ホームページに設定
人民網モバイルニュース配信 I-mode登録 中国語版 日本频道
2018年8月20日

中日対訳 健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

ホーム 新着 経済 社会 政治 科学 中日 カルチャー 特集 コメント 評論 写真 動画 過去の記事
中国における日本企業 経済用語集 中国投資情報 企業 自動車 不動産 金融 家電 IT・通信 資源
中国の夢 あつまれ!中国の日本人
指導者関連報道 外交部記者会見 鍾声国際論評 望海楼評論 共産党ニュース
宇宙開発 月探査 資源・能源 電子・通信 科学調査 原子力
中国メディアが見る日本 外国人が見る中国
芸能スクープ 映画祭 映画速報
特集 企画 在中日本人の記録番組:中国と共に生きる ニュースエクスプレス
週間!深読み「日本」 人民日報評論コラム「望海楼」 人民日報鍾声国際論評
日本チャンネル 中国語版 スマホ版
政治|経済|社会|文化|中日
科学|写真|動画|対訳|企画
Apple 新浪 ツイッター FB LINE 微信 RSS
人民網日本語版>>科学技術

中国の月面ローバーには特殊技能が満載

人民網日本語版 2018年08月20日14:34

月探査機「嫦娥4号」の月面ローバーの名称を世界から募集する活動が15日始まり、そのセレモニー会場で嫦娥4号の着陸機と月面ローバーのデザインが初公開された。単純に外観だけを見るならば、嫦娥4号の月面ローバーは「姉妹」である嫦娥3号の月面ローバー「玉兎号」に似ている。これについて中国月探査事業副総指揮、国家国防科技工業局月探査・宇宙事業センター主任の劉継忠氏は、「嫦娥4号の月面ローバーは玉兎号に似た特徴を備えている。その一方で、月裏側の複雑な地形条件、中継通信の新たな需要、科学目標の実需に基づいた改良、ペイロードの適度な配置調整が行われている」と紹介した。人民日報海外版が伝えた。

気温調節について、月の夜の氷点下180度の環境ですべての設備が故障しないように、専門家は計器と設備に熱を供給する同位体熱源を設置した。中国月探査事業チーフデザイナーの呉偉仁氏によると、昼夜で極端な気温差がある月面環境に適応することは、嫦娥4号の月面ローバーのアップグレードの重要な取り組みの一つだ。これは玉兎号の当初の教訓が汲み取られている。2014年2月10日、極端な気温差の影響で玉兎号の通信に異常が発生し、月の夜のスリープ後に起動しにくくなったのだ。その後「蘇生」したものの、「負傷」しながらの稼働であったため、月での活動に一定の影響が生じた。気温調節のほか、嫦娥4号の月面ローバーはさらにリンクの設計を改良し、試験・検証を行った。このように失敗の経験を十分に活かした構造となっている。

ペイロードについて、嫦娥4号の月面ローバーは玉兎号が搭載した国産「3大ペイロード」、すなわちパノラマカメラ、赤外線分光撮像装置、月探査レーダーを引き継ぐ。さらにもう一つの武器となるのは、スウェーデンと協力した中性原子探査装置だ。これにより人類史上初めて、月面で中性原子探査が行われる。

また最も注目に値すべき点は、嫦娥4号の月面ローバーの総重量が約140キロと、世界で最も軽い月面ローバーである点だ。(編集YF)

「人民網日本語版」2018年8月20日

人民網日本語版LINE公式アカウント開設人民網日本語版LINE公式アカウント開設

関連記事

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

最新コメント

中国メディアが見る日本

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /