季節や気候によって睡眠の深さが異なることにお気付きだろうか?確かに、気温、大気圧、湿度、降水の変化は睡眠に影響を及ぼす。ゆえに天候の把握は、睡眠を質を上げるのに役立つ。米ハフィントンポストはこのほど複数の睡眠専門家の研究に基づき、天気の睡眠習慣に対するいくつかの影響をまとめた。生命時報が伝えた。
涼しい天気は睡眠に適している。研究結果によると、涼しい空気により深い眠りが促進される。休息時の理想的な室温は16−21度で、具体的な数値は個人の好み、服装、寝具によって決まる。
暴風雨は眠りを妨げる。小雨はホワイトノイズの効果をもたらし、夜をより静かにする。しかし暴風雨は熟睡している人の目を覚まし、眠りにくくする。雷を伴う対流性降雨は、焦燥感をもたらす。
急激な天気の変化は、ある種の痛みを強める。例えば低温、気圧の上昇、湿度の上昇は、関節炎との間に関連性を持つ。また気圧低下、極端な気温と湿度によって、敏感な人は偏頭痛を起こしやすい。
季節の変化はアレルギーを引き起こす。どの季節にも新たなアレルゲンがあり、鼻のつまり、目のかゆみ、鼻腔炎が眠りを妨げる。抗ヒスタミン剤を服用すれば、さらに睡眠の質が低下する。抗ヒスタミン剤は眠気を催しやすいが、全体的な睡眠の質を損ねる。夢遊病を起こす可能性も高まる。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年9月30日