第9回中国語圏青年映画フォーラムが3日夜、北京で開幕。謝飛(シェ・フェイ)監督や脚本家の王興東(ワン・シントン)氏、郭俊立(グォ・ ジュンリ)氏、学者の王一川氏らが、映画市場の現状などを語った。広州日報が報じた。
謝監督は、「今の中国の映画市場は、幼い子供向けのパソコンゲーム市場のよう」とずばりと指摘した。また、近年、芸術映画の興行収入が伸び悩んでいることや市場の反応が悪いことに関して、ベルリン国際映画祭で銀熊賞を獲得した「黒い雪の年(原題:本命年)」(1990年) も、赤字確実だったにもかかわらず、製作を断念することは決しなかったという自身の経験を基に、「興行収入のために『芸術』を捨てることはできない」と確固とした立場を示した。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年11月5日