外交部(外務省)は12日、李克強総理の英国、ギリシャ歴訪と中英首相年次会談の開催について、国内外メディア向けブリーフィングを行った。王超外交副部長(外務次官)が訪英について説明した。外交部ウェブサイトが伝えた。
英国は西側の大国で最も早く新中国を承認した国だ。中英間には中英首相年次会談、中英経済・財政・金融対話、中英戦略対話、中英ハイレベル人的・文化交流など、中国とEU諸国との間で最も整ったハイレベル交流制度がある。両国関係は良好な土台、大きな潜在力と将来性を備える。 李総理は訪英時にエリザベス女王との会見、キャメロン首相との会談、中英商工業界主催の歓迎パーティーへの出席、シンクタンクでの重要講演を行なう。李総理とキャメロン首相は会談後、共同記者会見に臨み、訪英の成果について説明し、中英関係の深化、相互協力の強化という重要なメッセージを世界に伝える。今回の訪問は双方間の政治的相互信頼を一段と強化し、中英協力の発展の方向性を打ち出し、中英関係に新たな活力、新たな特色、新たな内容をもたらす。双方は中英の実務協力を深化し、新たな一歩を踏み出し、新たな潜在力を掘り起こすよう原子力、高速鉄道、金融、ハイテク分野の協力を促す。双方は両国関係を支える社会的土台を打ち固めるため、文化交流、メディア協力、教育交流、人的往来の促進について新たな措置を打ち出す。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年6月15日