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北京の胡同巡り 我々は胡同に何を求めているのか?

人民網日本語版 2014年06月13日11:33

帽児胡同、菊児胡同、煙袋斜街、国子監街、銭市胡同、冰窖口胡同、東水井胡同、竹竿胡同、毛家湾胡同、五道営胡同、方家胡同、豆瓣胡同、宝鈔胡同・・・これらのさまざまな特徴ある名前を見ると、北京の伝統ある古い街並みに対して、心のどこかで憧憬のような感情が浮かぶのではないだろうか。

北京の胡同(フートン:四合院と呼ばれる伝統家屋が立ち並ぶ旧城内の街並み)は、都市の動脈や交通の要というだけでなく、北京の一般の人々が生活する場所であり、北京の歴史・文化発展のドラマが繰り広げられてきた重要な舞台でもある。

一見したところ、グレーの壁と瓦が並ぶ北京の胡同は、どこも同じ光景のように見える。しかし、いくつかの胡同を巡り、そこに長く暮らす住民と会話を交わすといった、ちょっとしたことで、どの胡同にも独自の物語があり、伝奇的なさまざまな経緯を辿ってきたことに気付くはずだ。興味深い成り立ちや時代を映し出す景色、奥深くに秘められた文化的な雰囲気は、まるで民俗博物館のようであり、人々の社会生活に記された記憶が残っている。

胡同をそぞろ歩きすると、多くの旧跡や歴史的建造物に思いがけず出会うことが多い。レンガや瓦に数百年の歴史があるような胡同も少なくなく、長い歴史の中でじっくりと醸成された情緒はどこか北京の百科事典のようでもある。胡同の存亡は発展や衰退にも影響される。最後の皇帝、愛新覚羅溥儀の皇后・婉容の旧居はすでに糖尿病専門診療所に様変わりし、清朝兵部尚書を務めた栄録の旧居である、菊児胡同の西洋風の大邸宅は今では童趣出版会社になってしまった。数多くの変転を経て、たとえ以前とはまるで違う姿に変わっていたとしても、大小さまざまな胡同の塀の中に、依然として北京市民のライフスタイルや生活の情緒、近隣関係といった生活が見て取れる。

胡同の真髄はレンガや瓦にあるのではなく、精神にある。元朝は我々に「胡同」という言葉を残し、現政府も「旧城のライフスタイル」を提唱している。何世代も前からこの場所に暮らす住民たちはお互い仲良く交流しあい、味わい深い北京訛りの中国語を話してきた。しかし、残念なのは、このような貴重な北京訛りの中国語が胡同ですでにめったに聞こえなくなったことだ・・・。

北京人の胡同に対する思いは特別だ。胡同は家に出入りするための道というだけでなく、民俗博物館のように、そこには多くの人々が営んできた社会生活の記憶が残っている。胡同は一般的に中心街に程近く、醤油や卵といった生活必需品を買うのにも便利だ。また、車の往来などによる喧騒もなく、親切で打ち解けた近隣関係が形成されている。

北京特有の古い街の路地である胡同は、北京文化の象徴かつ器だ。「老北京」の生活の息吹は胡同の街角や、四合院(胡同で見られる伝統的家屋建築)のレンガや瓦、住民の間にある近隣への思いやりなどの中に息づいている。胡同を訪れさえすれば、これらの魅力を実感できるだろう。

北京の特色ある胡同を紹介

しかく帽児胡同

北京市東城区交道口にある通り。東は観光スポットとしても有名な南鑼鼓巷を起点に、西は地安門外大街まで延びる。北は豆角胡同、南は東不圧橋胡同につながっている。明代には文昌帝君を祀る文昌宮が有名だったことから、梓潼廟文昌宮胡同と呼ばれていた。清代には帽子作りの工房があったことから、帽児胡同と改名された。


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