会員の学術・教育・社会貢献活動

このコーナーでは,地質学会員の「学術,教育,社会貢献活動」をご紹介しています.皆様からの情報をお待ちしています. 例えば,,,

  • 自身の学術論文掲載がメディアや所属機関からプレスリリースされた.
  • 研究成果に関して、テレビやラジオ番組に出演する.
  • ジオパークの新規開設や整備・更新をメディアで紹介された
  • 興味深い授業内容として、メディア等で取り上げられた........などなど.

ただし、番組、著書・雑誌、既存施設や教室などの紹介や宣伝が目的ではなく、会員の研究や活動の成果の紹介が目的です。客観性、公共性、速報性、新規性および内容を考慮し、広報委員会で掲載を判断します.(日本地質学会広報委員会)


(2025年03月03日) 岡本敦会員(東北大学)の研究成果(岩石亀裂内でのシリカ析出による流体圧振動を発見 ―流体が引き起こす地震発生モデルを実験室で再現―)が、東北大学からプレスリリースされました。 東北大学HPプレス記事はこちら(2025年2月28日)
(2023年11月22日) 酒井治孝会員が,令和6年度秩父宮記念山岳賞を受賞することが決定しました.業績題名「ヒマラヤ山脈形成史の研究」詳しくはこちらから(日本山岳会のサイト)受賞式は12/7(東京;京王プラザホテル)です.
(2024年09月07日) 岡本敦会員(東北大学)、大柳良介会員(国士舘大学)の研究内容が、東北大学からプレスリリースされました。 東北大学HPプレス記事はこちら(2024年9月5日)
(2023年07月04日) 辻森 樹会員らによる 「Progressive lawsonite eclogitization of the oceanic crust: Implications for deep mass transfer in subduction zones」(Geology, v. 51, no. 7, p. 678–682)の掲載内容が東北大学からプレスリリースされました.東北大学HPプレス記事はこちら(2023年7月3日)
(2023年05月26日) 石橋 隆会員等の研究グループは、北海道河東郡鹿追町および上川郡愛別町より、新種の鉱物「北海道石」を見出し、2023年1月に国際鉱物学連合において命名承認・登録を受けました (登録番号IMA2022-104). プレスリリースの記事はこちら(pdfリンク)
(2023年04月24日) 自らが発見したレアアース泥の重要性についての情報発信・科学教育活動を通じて,持続可能な社会を拓く国産海洋資源開発への国民の理解増進に寄与された加藤泰浩会員らが,文部科学大臣表彰の科学技術賞(理解増進部門)を受賞しました.https://www.it-chiba.ac.jp/topics/pr20230407/
(2023年04月21日) 日本の深海底堆積岩を対象とした宇宙物質流入と地球生命史に関する研究が評価され、尾上哲治会員,佐藤峰南会員,野崎達生会員が,文部科学大臣表彰の科学技術賞(研究部門)を受賞しました.https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/1936/
(2023年04月21日) 日本の地名にちなんだ初めての地質年代「チバニアン」の誕生へとつながった,上総層群における松山-ブリュン地磁気逆転の系統的研究が評価され,岡田 誠会員,菅沼悠介会員が,文部科学大臣表彰の科学技術賞(研究部門)を受賞しました.https://www.ibaraki.ac.jp/news/2023/04/07011951.html
(2023年04月18日) 日本の標準地質図としてインターネットを通じて広く利用されている20万分の1日本シームレス地質図の作成において中心的な役割を担った,脇田浩二会員,斎藤 眞会員,西岡芳晴会員,宮崎一博会員,宝田晋治会員の5名が,令和5年度文部科学大臣表彰の科学技術賞(開発部門)を受賞しました. https://www.aist.go.jp/aist_j/news/prz20230411.html
(2022年04月26日) 学術大会の教育・普及関連行事である「地質情報展」の企画運営に長年に渡り携わってこられた斎藤 眞理事ほか3名が,令和4年度文部科学大臣表彰の科学技術賞(理解増進部門)を受賞しました. https://www.gsj.jp/researches/topics/2022-prize01.html
(2022年04月04日) 星 博幸会員出演 体感!グレートネイチャーSP「北アメリカ大陸誕生!-消えた謎のプレート-」 グランドキャニオン、デビルズタワー、ヨセミテ、イエローストーンなど、北アメリカ大陸を形作る絶景を余すことなく紹介するとともに、大陸誕生の秘密を明らかにする。
4月9日(土)19:00 NHKBSプレミアム放送予定 詳しくはこちら
(2022年03月28日) 磯粼行雄会員出演 コズミック フロントΩ「地磁気逆転」
放送予定:NHKBS4K,3月31日(木)4:28-4:57
地球の磁場は宇宙の様々なエネルギーから私たちを守ってくれるが、向きが変わる「地磁気逆転」で何度も地球生命に危機があったという。それは何か?今後は?https://www4.nhk.or.jp/P5162/x/2022-03-30/44/19389/2867671/
(2022年03月15日) 竹下光士会員による「THE GALLERYセレクション展 GEOSCAPE MTL中央構造線」が開催されます.
東京 2022年4月5日(火)-18日(月)/大阪 5月6日(金)-18日(水)
会場:ニコンプラザ東京THE GALLERY、ニコンプラザ大阪THE GALLERY 詳しくはこちら
(2022年03月09日) 辻森 樹会員らによる 「Neoproterozoic eclogite-to granulite-facies transition in the Ubendian Belt, Tanzania, and the timescale of continental collision」(Journal of Petrology, egac012, in press)の掲載内容が東北大学からプレスリリースされました.
東北大学HPプレス記事(2022年3月7日)
「東北大、汎アフリカ造山帯で大陸衝突の時間スケールを解明」(2022年3月7日 日経電子版)
(2022年02月15日) 吉田健太会員らによる「Variety of the drift pumice clasts from the 2021 Fukutoku-Oka-no-Ba eruption, Japan」(Island Arc, Vol.31, e12441)の掲載内容がJAMSTECからプレスリリースされました.
JMSTECプレス記事はこちら(2022年2月10日)
(2022年02月15日) 宇野正起会員らによる「Machine‐learning techniques for quantifying the protolith composition and mass transfer history of metabasalt」(Scientific Reports) 12: 1385. の掲載内容が東北大学からプレスリリースされました.
「変質した岩石の化学組成を機械学習で復元! ―地球内部の元素循環の統一的な解明へ―」 https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2022/02/press20220210-01-machine.html (2022年2月10日)
(2021年02月08日) 石澤尭史会員らによる「Paleotsunami history along the northern Japan trench based on sequential dating of the continuous geological record potentially inundated only by large tsunamis」(Quaternary Science Reviews)279, 107381.の掲載内容がプレスリリースされました. 「三陸海岸北部において1611年慶長奥州地震津波の物的証拠を発見 —日本海溝沿いで発生する巨大津波の頻度に関する新たな知見—」
東北大学HPプレス記事はこちら(2022年2月3日)
(2022年01月31日) 田村芳彦会員(JAMSTEC)が研究を進めている西之島の火成活動に関する最新の知見がコズミックフロントで紹介されます。
コズミックフロント「巨大火山が覚醒する!?西之島2020-2021」 小笠原に浮かぶ絶海の火山島・西之島の最新映像。2020年夏に起きた過去最大級の噴火で島の様子は一変!火山島の地下で今、何が起きているのか?!
放送予定:NHKBSプレミアム,2月2日(日)23:45-(初回放送日: 2022年1月27日 )
https://www.nhk.jp/p/cosmic/ts/WXVJVPGLNZ/episode/te/NGQV85N89G/
(2021年01月23日) 宇野正起会員らによる「Volatile-consuming reactions fracture rocks and self-accelerate fluid flow in the lithosphere」(Proceedings of the National Academy of Sciences) 119, 3, e2110776118. の掲載内容が東北大学からプレスリリースされました.
「化学反応によって岩石が破壊され、水や二酸化炭素が持続的に固定されるメカニズムを解明」
東北大学HPプレス記事はこちら(2022年1月18日)
(2022年01月21日) 小宮 剛会員が,最新の地球史研究についてTV番組で紹介します。
番組タイトル:サイエンスZERO 月が教えてくれる!? 地球と生命“共進化”の謎
放送予定:NHKEテレ1,1月23日(日)23:30-24:00
https://www.nhk.jp/p/zero/ts/XK5VKV7V98/
(2021年01月14日) 読売新聞夕刊に、「チバニアン外伝」(計8回の連載予定)の掲載が始まりました。チバニアン承認の礎となる房総半島の地層研究に関わった地質学者(新妻信明会員・岡田 誠会員・菅沼悠介会員)の物語です。
Twitterはこちら
記事全文はこちら
(2022年01月12日) 小宮 剛会員,澤木佑介会員,JAMSTECなどで研究が進められている地球史研究が番組で取り上げられました。
番組タイトル:ヒューマニエンス「“塩” 進化を導いた魔術師」
放送予定:NHKBSプレミアム,1月13日(木)20:00-21:00
https://www.nhk.jp/p/ts/X4VK5R2LR1/
(2021年12月06日) 大柳良介会員らをによる「Hadal aragonite records venting of stagnant paleoseawater in the hydrated forearc mantle」(Communications Earth & Environment) DOI: 10.1038/s43247-021-00317-1 の掲載内容がJAMSTECからプレスリリースされました.
JAMSTEC_HPプレスリリース記事はこちらから(2021年12月3日)
(2021年09月02日) 岡本 敦会員らによる Okamoto, A., Oayangi, R., Yoshida, K., Uno, M., Shimizu, H., Satish-kumar, M., 2021.
Rupture of wet mantle wedge by self-promoting carbonation. (Communications Earth & Environment, 2, 151.) DOI:10.1038/s43247-021-00224-5 の掲載内容が東北大学からリリースされました.
沈み込み帯における二酸化炭素の固定化が マントルの破壊を引き起こす ― 炭素の循環とプレート境界での地震現象との関係性を示唆 ―
東北大学HPプレス記事はこちら(2021年8月26日)
(2021年05月24日) 中澤 努会員,野々垣 進会員ら,産総研を中心とするグループにより,東京都心部の地下数十メートルまでの地質構造を3次元で立体的に見ることができる次世代地質図「3次元地質地盤図〜東京23区版〜」が作成・公開され,産総研からプレスリリースされました.
産総研HPプレスリリース記事はこちらから(2021年5月21日)
(2021年04月16日) 小嶋智会員、平内健一会員ら出演 NHKが以下の番組を放映します。
4/29(木)22時〜 NHK-BSプレミアム・BS4K
コズミックフロント:「水惑星」地球 大地創世のヒミツに迫れ

今、科学者たちは実験室に地球内部の様子を再現することで、大地創造のメカニズムの解明に挑んでいる。長い年月をかけて生み出される風景は、プレートの動きがカギを握っている。その際、太陽系で地球がもつ「表面を覆う水」の存在が原動力となっていたことがわかってきた。地球表面の水は、プレートの激動を生み、マグマを生み出す元となることで、私たちが暮らす大地を創造する重要な役割を果たしてきたのだ。日本各地の地質学にまつわる名所で撮影を行い、最新研究から地球のメカニズムに迫ります。
https://www.nhk.jp/p/cosmic/ts/WXVJVPGLNZ/
(2021年04月16日) 辻森 樹会員ら東北大学グループによる「Evidence for crustal removal, tectonic erosion and flare-ups from the Japanese evolving forearc sediment provenance」(Earth and Planetary Science Letters, v. 564, 116893)の掲載内容が東北大学からプレスリリースされました.
東北大学HPプレス記事はこちら(2021年4月7日)
(2021年02月02日) 辻森 樹会員らによる 「Crustal evolution of the Paleoproterozoic Ubendian Belt (SW Tanzania) western margin: A Central African Shield amalgamation tale」(Gondwana Research, v. 91, p. 286-306)の掲載内容が東北大学からプレスリリースされました.
東北大学HPプレス記事(2021年1月27日)
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2021/01/press20210127-02-africa.html
「東北大、中央アフリカ楯状地の地史を復元」(2021年1月27日 日経電子版)
https://r.nikkei.com/article/DGXLRSP603970_27012021000000
(2021年01月26日) 石橋 隆会員 監修 NHKが以下の番組を放映します。
<番組タイトル> 「所さん!大変ですよ」ブーム到来!?不思議な鉱物の世界
<放送予定>
2021年1月28日(木)19:30-19:57 NHK総合1・東京
2021年2月3日(水)23:45-0:12 NHK総合1・東京
(注記)オンドマンド放送、国際放送も予定されています.
<内容>いま色とりどりの石に魅せられた“鉱物女子”が増えていることが判明!鉱物を使った実験や、鉱物で作る料理?など驚きの楽しみ方を紹介する。番組サイトはこちらから
(2020年11月17日) ウォリス サイモン会員出演 NHKが以下の番組を放映します。
番組タイトル:NHK国際放送「Groud Detective Simon Wallis」第1回秩父ジオパーク編
11/25(水)9:30〜/15:30〜/22:30〜
11/29(日)20:10〜
-----------------------------------------
(202012/21追記)
第2弾「銚子ジオパーク」の放送が決定。
2021年1月6日(水)9:30〜/15:30〜/22:30〜 と
2021年1月10日(日)20:10〜 の4回、NHKワールドで放送。放送後はオンデマンドでの視聴も可能です。
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/live/
番組HPはこちら
-----------------------------------------
日本の地質を海外の人にわかりやすく紹介する目的で、NHK 国際放送が15分の短い番組を複数の企画しています。第一回では、秩父地方を紹介しますが、そこでウォリス サイモン会員が案内人として出演します。番組の特徴として、日本地質と食文化のリンクを探り出すことがあります。良い反響があればシリーズという可能性もあるそうです。海外に向けて日本の地質の面白さを宣伝できると良いと考えています。興味のある方はぜひみて、コメントもしてください。
(2020/0715) 田村芳彦会員出演 NHKが以下の番組を放映します。私はその一部に出演し、また番組のCG制作に協力しました。これらは沈み込み帯のマグマ活動に関する自分の研究活動の一環であり、2018年に地質学会の国際誌Island Arcにおいて発表した研究成果を基にしたものです。日本地質学会員の活動とIsland Arcを広く知ってもらう良い機会と思います。
<番組タイトル> コズミックフロント☆NEXT 「奇跡の新大陸!? 西之島 地球史の冒険者たち」
<放送予定>
2020年7月23日(木)22時〜 NHK・BSプレミアム/BS4K
2020年7月29日(水)23時45分〜 NHK・BSプレミアム ほか
<内容>小笠原諸島・西之島。知られざる地球史をひもとくために火山と生物の専門家が調査に挑んだ。噴火が激しい時には無人ヘリで溶岩を採取し、地球に大陸を生み出すカギとなる安山岩を入手。噴火が一時休止した時には上陸調査を敢行し、新しく生まれた大地を生き物がどのように進出するのか、その最前線を目撃。5年間にわたるスーパー・ハイビジョン撮影の貴重な記録を1時間番組にまとめて編集しました。採取された溶岩を用いた研究はIsland Arcにおいて2018年に発表され、Island Arc Most Downloaded Award 2020をうけている。https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/iar.12285
(2019年04月01日) 清水麻由子会員らによる「Provenance identification based on EPMA analyses of heavy minerals: Case study of the Toki Sand and Gravel Formation, central Japan」(Island Arc,28, Issue 2, e12295(2019))の掲載内容が日本原子力研究開発機構からプレスリリースされました.原子力機構のHPプレス記事
(2019年03月26日) 木村光佑会員,早坂康隆会員,川口健太会員,藤原弘士会員ほかによる「島根県津和野地域の舞鶴帯から古原生代18.5億年花崗岩質岩体の発見とその意義」(地質学雑誌,125,153-165(2019))の掲載内容が広島大学からプレスリリースされました.報道各社より周知されております.広島大学HPプレス記事

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /