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2025年7月8日掲載

中部支部2025年支部年会(静岡)開催報告

中部支部2025年年会(静岡)報告 2025年6月21日(土)に,静岡大学静岡キャンパスにて,中部支部総会および研究発表会(シンポジウム,一般講演)を開催し,6月22日(日)に瀬戸川帯南部の超塩基性-塩基性岩類の産状を視察する巡検を行った.以下にその内容を報告する.(共催:日本応用地質学会中部支部;後援:静岡大学)

2025年6月21日(土)

1.総会(参加者20名,議決権行使書提出者33名,委任状提出者3名で,定足数24名で総会は成立)

  • 1号議案:2024年の支部活動報告・支部基金の会計監査報告がなされ承認された.
  • 2号議案:中部支部年会の非会員研究発表会講演資格について,非会員の筆頭による研究発表は,日本地質学会会員と共同発表の場合のみ認めることが承認された.
  • 3号議案:2026年度支部年会は新潟県で開催することが承認された.


2.研究発表会(参加者計 44名:正会員 28名,学生会員 16名,非会員 24名)

講演要旨PDFはこちらからDLできます

2-1.シンポジウム『マントル物質研究の最前線』 13:00–16:00

趣旨:地球内部の主要な構成層であるマントルは,地球表層から深部に至るダイナミクスを支える領域である.マントル物質の化学組成や物性,流体との相互作用を理解することは,対流や物質移動のメカニズムを理解する上で欠かせない知見をもたらす.近年,高圧実験やオフィオライト・高圧変成岩類から得られるデータの蓄積が進み,マントル物質研究は飛躍的に進展している.本シンポジウムでは,「マントル物質研究の最前線」をテーマに掲げ,岩石学・地球化学・構造地質学などの分野から最先端の成果を取り上げる.これにより,マントル内部における物質循環や動的プロセスの最新知見を共有するとともに,異分野間の対話を通じて統合的な理解の深化と新たな研究の展開を目指す.

  • 趣旨説明 平内健一(静岡大学)
  • S-1 島弧超苦鉄質岩捕獲岩の岩石学的比較:ルソン火山弧の例 森下知晃(金沢大)
  • S-2 幌満かんらん岩の縞状かんらん岩・輝岩が記録するマントルの変形とメルト-岩石相互作用 田阪美樹(静岡大)
  • S-3 沈み込み帯におけるマントル岩石−スラブ流体相互作用 大柳良介(国士舘大)
  • S-4 超苦鉄質岩中のアクセサリー鉱物とマントル研究 沢田輝(富山大) マントル物質研究に関する座談会

2-2.一般講演(口頭発表)
4名の会員が口頭発表を行った.

2-3.一般講演(ポスター発表) コアタイム 16:30–17:30
計14件の多様な内容のポスター発表(P-1〜P-14)がなされた.
以下の学生会員による発表を優秀発表賞として表彰された.
外山和也, 出口琢磨,宮田佳奈,徳川聡,二村康平,延原香穂,松本拓己,上山拓馬,原田藍生,塚脇遼,檜垣悠斗,窪田虎太朗 (順不同 敬省略)

2025年6月22日(日)

3.巡検:瀬戸川帯南部の超塩基性-塩基性岩類の産状
3-1.内容:静岡県中・南部,四万十付加体南帯に属する瀬戸川帯の南部に分布する超塩基性-塩基性岩複合岩体の産状と,その周辺の地層との関連性についての観察を主目的とした一日コースの巡検を実施した.参加者数は32名であった.

3-2.案内者:狩野謙一(静岡大)・諸橋良(ふじのくに防災フェロー)・平内健一(静岡大)

3-3.行程

  • 09:10藤枝駅北口集合
  • 09:30藤枝総合運動場・第2駐車場
  • 10:30〜11:30 藤枝市瀬戸ノ谷石谷山,ビク石(塩基性-超塩基性岩体)および蛇紋岩
  • 12:30〜14:30 島田市千葉山,南西尾根“スカイペンションどうだん”周辺の瀬戸川帯滝沢衝上体の超塩基性‒ 塩基性複合岩類
  • 15:00〜15:30 島田市牛尾,大井川右岸河床に露出する瀬戸川帯メランジュ
  • 16:00〜16:20 島田市金谷牧之原公園,牧之原台地の地質環境
  • 16:30 金谷駅 解散
  • 17:00 藤枝総合運動場・第2駐車場 解散


(注記)CPD参加証明書:研究発表会及び巡検に参加した7名の技術士の方々にCPD参加証明書を発行した.

お知らせ

2025年2月7日掲載 4.22,6.11,6.16更新

日本地質学会中部支部2025年支部年会開催のお知らせ

日本地質学会中部支部では下記のとおり2025年支部年会を開催します.あわせて研究発表会(シンポジウム,一般講演),懇親会,および巡検を行いますので,皆様ぜひご参加をご検討くださいください.

会場:静岡大学静岡キャンパス
日付:2025年6月21日(土),6月22日(日)
参加要件:日本地質学会会員または日本応用地質学会員であること.
参加登録方法:参加登録のウェブサイト(https://forms.gle/zUSJ3kiC5mH8K34V8)にご記入下さい(ログインにはGoogleアカウントが必要となります).
プログラム・講演要旨集のダウンロードはこちら NEW 6.16

スケジュール予定:

6月21日(土)

  • 受付開始 10:45
  • 幹事会 11:00〜12:00
  • 総会 12:00〜12:30
  • 研究発表会 (注記)シンポジウム 13:00〜15:20 (注記)一般講演(口頭発表) 15:30〜16:30 (注記)ポスターコアタイム 16:30〜17:30
  • 懇親会 17:45〜19:30

6月22日(日)

  • 巡 検 9:00〜17:00

研究発表会予告:

(注記)シンポジウム『マントル物質研究の最前線』
趣旨:地球内部の主要な構成層であるマントルは,地球表層から深部に至るダイナミクスを支える領域である.マントル物質の化学組成や物性,流体との相互作用を理解することは,対流や物質移動のメカニズムを理解する上で欠かせない知見をもたらす.近年,高圧実験やオフィオライト・高圧変成岩類から得られるデータの蓄積が進み,マントル物質研究は飛躍的に進展している.本シンポジウムでは,「マントル物質研究の最前線」をテーマに掲げ,岩石学・地球化学・構造地質学などの分野から最先端の成果を取り上げる.これにより,マントル内部における物質循環や動的プロセスの最新知見を共有するとともに,異分野間の対話を通じて統合的な理解の深化と新たな研究の展開を目指す.

  • 13:00〜13:05 趣旨説明 平内健一(静岡大学)
  • S-1 13:05〜13:35 島弧超苦鉄質岩捕獲岩の岩石学的比較:ルソン火山弧の例 森下知晃(金沢大)
  • S-2 13:35〜14:05 幌満かんらん岩の縞状かんらん岩・輝岩が記録するマントルの変形とメルト-岩石相互作用 田阪美樹(静岡大)
  • S-3 14:05〜14:35 沈み込み帯におけるマントル岩石−スラブ流体相互作用 大柳良介(国士舘大)
  • S-4 14:35〜15:05 超苦鉄質岩中のアクセサリー鉱物とマントル研究 沢田輝(富山大)
  • 15:05〜15:20 マントル物質研究に関する座談会 森下+平内

会場:静岡大学静岡キャンパス
参加費:1,000円(総会のみは無料,大学院生・学部生は無料)
参加要件:日本地質学会会員または日本応用地質学会会員であること.
参加登録:5月30日(金)までにgoogle forms(https://forms.gle/zUSJ3kiC5mH8K34V8)を通じて行ってください.google formsにログインするには,Googleアカウントが必要です.


(注記)一般講演(口頭発表:15:30〜16:30)

一般講演については,最大4件程度を受け付けます.受付順となりますので,発表を希望される方は早めに登録をお願いいたします.
口頭発表は,対面のみで行い,各講演15分を予定しています(発表12分,質疑応答3分).

  • O-1 15:00〜15:45 Crは熱水で移動するか? 荒井章司(金沢大)
  • O-2 15:45〜16:00 北部フォッサマグナ中〜南部の中期中新世〜第四紀にかけてのテクトニクスの再検討 狩野謙一(静岡大)・宮坂晃(長野県)
  • O-3 16:00〜16:15 和歌山三波川帯藍閃石マイクロブーディンを用いた応力・歪解析 外山和也・道林克禎(名古屋大)
  • O-4 16:15〜16:30 足尾帯南西部に分布する白亜紀花崗岩類のジルコンU–Pb年代 出口琢磨(信州大)

(注記)一般講演(ポスター発表:コアタイム16:30〜17:30)

ポスター掲示時間:10:30〜17:30
ポスターボードのサイズ:縦175 cm,横115 cm
学生・院生の一般講演(口頭発表・ポスターとも)は優秀発表賞の審査の対象となりますので,ふるってご参加ください.

  • P-1 紀伊半島東部, 美杉地域南部における領家深成岩類の火成活動とマイロナイト化 檜垣悠斗・竹内誠・淺原良浩(名古屋大)
  • P-2 通信調査に基づく1891年濃尾地震による北陸地方の液状化現象 青島晃(ふじのくに地球環境史ミュージアム)
  • P-3 中部地方天竜地域三波川帯結晶片岩を用いた微細構造解析 原田藍生・纐纈佑衣・道林克禎(名古屋大)
  • P-4 火山前線直下のマントル変形: アバチャ火山かんらん岩捕獲岩からの検討 上山拓馬・田阪美樹(静岡大)
  • P-5 天竜三波川変成帯の石英片岩に含まれるアルバイト・スポットに記録される塩水の浸透 松本拓己・田阪美樹・川本竜彦(静岡大)
  • P-6 前期三畳紀パンサラッサ遠洋深海堆積岩から産する有機質微化石 山田 翔大・高橋 聡・纐纈 佑衣・市村 駿汰・松井 和己・渋谷 知美・林 誠司(名古屋大)
  • P-7 接触変成域・超苦鉄質岩類中の変成反応と流体挙動:長野県伊那地域・三波川帯の例 延原香穂・森宏・築島由理恵(信州大)・永冶方敬(早稲田大)・新屋貴史(信州大)・早川由帆(中央開発株式会社)・山岡健(産業技術総合研究所)
  • P-8 石英を含むオキサイドガブロの変形メカニズム 二村康平・道林克禎(名古屋大)
  • P-9 三波川帯 金崎蛇紋岩体の蛇灰岩の組織記載 徳川聡・沢田輝(富山大)
  • P-10 南部マリアナ前弧海嶺かんらん岩の岩石学的特徴とその成因 宮田佳奈・道林克禎(名古屋大)・上原茂樹(静岡大)・小原泰彦(海上保安庁)
  • P-11 渡島大島火山のピクライト玄武岩のかんらん石捕獲結晶内部のマントルメルト/流体の情報 塚脇遼(信州大)・江島輝美(信州大)・二ノ宮淳(住鉱資源開発)・角野浩史(東京大)・荒井章司(金沢大)
  • P-12 野母半島長崎変成岩類における緑泥石-アクチノ閃石片岩の変形機構 窪田虎太朗・平内健一(静岡大)
  • P-13 日高帯 幌満かんらん岩体の動的再結晶組織 水上知行・山崎珠実・岡島由依(金沢大)
  • P-14 岡県西部の下部白亜系伊平層産の植物化石相 ルグラン ジュリアン・西鼻聖人(静岡大)・山田敏弘(北海道大)

講演要旨:

  • 研究発表会に申し込まれる方は,上記のgoogle forms上に講演要旨をアップロードしてください.締切は参加登録期限と同じ5月30日(金)とさせていただきます.
  • 講演要旨は,google formsから「中部支部年会_講演要旨フォーマット.docx」をダウンロードした上,作成して下さい.
  • 講演要旨は日本地質学会のウェブサイトで公開し,引用できるようにする予定です.公開する際には,二重投稿や著作権侵害とならぬよう,内容についてご相談することがございます.
  • 講演要旨はA4縦版,2頁までとします.詳しい様式は,「要旨フォーマット.docx」に記載されています.
  • お送り頂いたメール原稿をそのままの形で印刷する予定です.
  • 問合せ先:平内健一(静岡大学)hirauchi.kenichi@shizuoka.ac.jp

CPD:地質技術者への継続教育の一環として,大会参加者・発表者へCPD単位を発行します.大会参加と口頭発表の参加証明書は,参加日以降にメールにて送付予定です.
【CPD単位】

  • 一般講演:5×発表時間(h)例)15分の場合:5×1/4 h=1.25単位
  • 研究発表会参加:1×滞在時間


懇親会(17:45〜19:30)

懇親会は静岡大学生協(第1食堂)で行います.懇親会費は一般5500円,大学院生・学部生は3000円となります.

巡検『瀬戸川帯南部の超塩基性-塩基性岩類の産状』

  • 日時:6月22日(日)9:00〜17:00(予定)
  • 内容:瀬戸川帯南部の超塩基性-塩基性岩類の産状
  • 案内者:狩野謙一(静岡大学防災総合センター)・諸橋 良(ふじのくに防災フェロー)・平内健一(静岡大学理学部)
  • 問合せ先:平内健一(静岡大学)hirauchi.kenichi[at]shizuoka.ac.jp
  • 参加費:1人4,500円
  • 定員:25名程度(受付順).参加者が15名以下の場合は,キャンセルすることもあります.
  • 集合・解散場所:JR利用者は藤枝駅北口集合,金谷駅解散.自家用車利用者は藤枝総合運動場・第2駐車場.
上記のどちらの集合場所を希望されるか,事前に平内までメールでお知らせ下さい.
  • 参加者の動向(JR利用または車で合流*)によっては,変更する場合があります.
*巡検中は自家用車の使用不可,マイクロバスで移動します.
*昼食は各自お弁当等をご準備願います.
*参加希望者は上記のgoogle formsにて5月30日(金)までに参加登録をしてください.

報告

2024年7月23日掲載

中部支部2024年年会(富山)報告

中部支部2024年年会(富山)報告 2024年6月22日(土)に,富山大学五福キャンパスにて,中部支部総会および研究発表会(シンポジウム,一般講演)を開催し,6月23日(日)に能登半島地震に伴う地変を視察する巡検を行った.以下にその内容を報告する.(共催:日本応用地質学会中部支部;後援:立山黒部ジオパーク協会,富山応用地質研究会)

2024年6月22日(土)

1.総会(参加者22名,議決権行使書提出者14名,委任状提出者27名で,定足数25名で総会は成立)

  • 1号議案:2023年の支部活動報告・支部基金の会計監査報告がなされ承認された.
  • 2号議案:中部支部研究発表会の講演要旨をWEB上で公開することと引用可にすることが承認された.
  • 3号議案:2024-2025年度道林克禎支部長,林誠司幹事が再任され,各県幹事等が承認された.
  • 4号議案:2024年度中部支部基金予算案が承認された.
  • 5号議案:2025年度支部年会は静岡県で開催することが承認された.


2.研究発表会(参加者計 76名:正会員 40名,学生会員 12名,非会員 24名)

講演要旨PDFはこちらからDLできます

2-1.シンポジウム『令和6(2024)年能登半島地震とその被害』 13:00–16:00
趣旨:令和6年能登半島地震では,大規模な海岸隆起や斜面崩壊などが発生し,能登半島北部から中部を中心に大きな被害がもたらされた.また,石川,富山,新潟などでは液状化による被害,日本海沿岸の広い範囲では津波による被害を受けた.本シンポジウムでは,地震発生以降,緊急調査や救援活動などを行なっている5名の専門家から現地の状況等を紹介いただき(各25分),その後の総合討論と併せて能登半島地震の特徴や被害の状況について知る機会とした.
(注記)安江健一(富山大):趣旨説明

  • S-1.平松良浩(金沢大):能登半島の地震活動と令和6年能登半島地震
  • S-2.石山達也(東京大):能登半島周辺の活構造と地殻構造
  • S-3.塚脇真二(金沢大):令和6年能登半島地震の土砂災害とその応用地質学的な特徴 〜とくに地質遺産の被災状況について〜
  • S-4.呉 修一(富山県立大):令和6年能登半島地震による富山沿岸部の津波調査・解析報告
  • S-5.立石 良(富山大):水中ドローンを用いた2024年能登半島地震に伴う富山湾内の海底地すべり調査

(注記)総合討論

2-2.一般講演(口頭発表) 16:10–16:40
2名の会員が,令和6年能登半島地震に関わる口頭発表(O-1〜O-2)を行った.

2-3.一般講演(ポスター発表) コアタイム 16:45–17:45
計18件の多様な内容のポスター発表(P-1〜P-18)がなされた.学生会員6名(松粼茜氏,松山和樹氏,大嶋俊介氏,奥脇健生氏,井上 創氏,及び荻野俊右氏)に,中部支部長より発表賞が授与された.

2024年6月23日(日)

3.巡検:能登半島地震に伴う地変の視察

3-1.内容:富山市から石川県輪島市門前町(能登半島西岸)までのルートで,令和6年能登半島地震に伴う地変と地質露頭の現状を視察した.参加者数38名.ほぼ一日中雨模様であったが,鹿磯漁港で短時間雨が上がり,集合写真を撮ることができた.

3-2.案内者:安江健一・立石 良・大藤 茂(富山大)

3-3.行程
7:45 富山駅北口集合---8:00 富山駅北口出発---8:50〜9:10 富山県氷見市内で液状化による道路や家屋の被害状況を視察---9:10〜10:30 能越自動車道の被害状況を視察しながら,能登半島西岸,石川県羽咋郡志賀町富来領家町へ移動---10:45〜10:55 道の駅「とぎ海街道」で休憩---11:20〜11:35 門前町琴ヶ浜で黒島火山岩類(約8Ma)の崩落現場と海底の隆起を視察---11:50〜12:10 門前町黒島漁港で海底の隆起を視察---12:15〜12:35 道の駅「赤神」で昼食---12:45〜13:10 門前町鹿磯漁港で海底の隆起を視察---13:10〜15:00 邑知低地帯を経由して氷見へ---15:00〜15:20 道の駅「氷見(番屋街)」で休憩---16:15 富山駅北口で参加者の一部下車---16:30 富山大学五福キャンパスで解散

鹿磯漁港での集合写真(2024年6月23日 12:55)

2024年7月10日(水)

(注記)CPD参加証明書:研究発表会及び巡検に参加した16名の技術士の方々にCPD参加証明書を発行した.

ご案内

2024年4月22日掲載 4.30, 5.15,5.31追加

日本地質学会中部支部2024年支部年会開催のお知らせ

追加情報(5/31追加)

  1. 後援団体の追加
  2. 巡検の定員到達とキャンセル待ちについて
  3. CPD単位の発行項目の追加

追加情報(5/15追加)

  1. 後援団体の追加
  2. JpGUの大会予稿の転載について
  3. ポスターボードのサイズについて
  4. 巡検の申込状況

日本地質学会中部支部では下記のとおり2024年支部年会を開催します.あわせて研究発表会(シンポジウム,一般講演),懇親会,および巡検を行いますので,皆様ぜひご参加ください.
共催:日本応用地質学会中部支部,後援:立山黒部ジオパーク協会・富山応用地質研究会
日時:2024年6月22日(土)・23日(日)
6月22日(土)

  • 受付開始10:30
  • 総会 11:00〜11:30
  • 幹事会 11:30〜12:30
  • 研究発表会((注記)シンポジウム 13:00〜15:30/(注記)口頭発表 15:40〜16:40/(注記)ポスターコアタイム 16:45〜17:45)
  • 懇親会 18:00〜20:00

6月23日(日)

  • 巡検 8:00〜16:30

研究発表会

会場:富山大学五福キャンパス
参加費:2000円(総会のみは無料,大学院生・学部生は1000円 参加者数が多い場合は値下げを検討します)
事前登録:6月13日(木)までにgoogle forms(https://forms.gle/xf9RJgkNPkfo1v1B9)にて参加登録・発表申し込みをしてください.巡検(6月23日)に参加する方は5月31日(金)までに登録してください(後述).

(注記)シンポジウム『令和6年能登半島地震とその被害』13:00-15:30

趣旨:令和6年能登半島地震では,大規模な海岸隆起や斜面崩壊などが発生し,能登半島北部から中部を中心に大きな被害がもたらされた.また,石川,富山,新潟などでは液状化による被害,日本海沿岸の広い範囲では津波による被害を受けた.本シンポジウムでは,地震発生以降,緊急調査や救援活動などを行なっている専門家から現地の状況等を紹介いただき,能登半島地震の特徴や被害の状況について知る機会とする.

  1. 安江健一(富山大学):趣旨説明
  2. 平松良浩(金沢大学):能登半島の地震活動と令和6年能登半島地震
  3. 石山達也(東京大学):能登半島周辺の活構造と地殻構造
  4. 塚脇真二(金沢大学):令和6年能登半島地震の土砂災害とその応用地質学的な特徴 〜とくに地質遺産の被災状況について〜
  5. 呉 修一(富山県立大学):令和6年能登半島地震による富山沿岸部の津波調査・解析報告
  6. 立石 良(富山大学):水中ドローンを用いた2024年能登半島地震に伴う富山湾内の海底地すべり調査
  7. 総合討論

(注記)一般講演(口頭発表)15:40〜16:40

  • 最大4件を受け付けます.先着順ですので,希望される方は早めに上記事前登録フォームにて,発表者氏名と発表タイトルを入力してください.
  • 口頭発表は,対面のみで行い,各講演15分を予定しています(発表12分,質疑応答3分).

(注記)一般講演(ポスター発表)コアタイム16:45〜17:45

  • ポスターは10:30〜17:45の間掲示することができます.ポスター発表希望者は上記事前登録フォームにて,発表者氏名と発表タイトルを入力してください.
  • 学生・院生の一般講演(口頭発表・ポスターとも)は優秀発表賞の審査の対象となりますので,ふるってご参加ください.

講演要旨:

  • 一般講演(口頭・ポスター共)に申し込まれる方は上記の事前登録フォームに申し込みの上,講演要旨を,なるべくMS-Word形式の電子ファイルで安江(toyama-geo@sus.u-toyama.ac.jp)へメール添付にて送付願います.締切は6月16日(日)です.
  • 講演要旨は日本地質学会のウェブサイトで公開し,引用できるようにする予定です.公開する際には,二重投稿や著作権侵害とならぬよう,内容についてご相談することがございます.
  • JpGUの大会予稿は,転載許可申請をすれば,本会の講演要旨にその全文または一部を転載できます.講演要旨の送付時に安江までご相談ください.
  • 一般講演の講演要旨はA4版,2頁までとします.
  • 要旨の様式は下記書式に沿ってください.お送り頂いたメール原稿をそのままの形で印刷する予定です.フォントは游明朝で統一してください.
  • 上下余白:3 cm 左右余白:2.5 cm
  • タイトル:14 p(ポイント)太文字
  • 発表者・所属機関:12 p
  • 英文タイトル:12 p
  • 本文は1行開けて始めてください.
  • 本文:10.5 p
  • 引用文献:9 p
  • 図表は枠内に収めてください.
  • 英文原稿の場合は,上記に準じてください.

ポスター:ポスターボードのサイズは,幅120cm・高さ180cmです.(ご要望がありましたら,安江までご連絡ください.)

CPD

地質技術者への継続教育の一環として,大会参加者・発表者・巡検参加者へCPD単位を発行します.参加証明書は,参加日以降にメールにて送付予定です.
【CPD単位】

  • 一般講演(口頭発表):5×発表時間(h)例)15分の場合:5×1/4 h=1.25単位
  • 一般講演(ポスター発表):5×コアタイム時間(h)例)60分の場合:5×1h=5単位
  • 研究発表会参加:1×滞在時間
  • 巡検:1×受講時間(h)例)日帰り8時間程度の場合=8単位

懇親会(18:00〜20:00)

懇親会を富山大学五福キャンパス内で行う予定です.懇親会費は一般5000円,大学院生・学部生は3000円を予定しています.

巡検:能登半島地震に伴う地変の視察(削除) (共催:日本応用地質学会中部支部) (削除ここまで)

日時:6月23日(日)8:00〜16:30(予定)
内容:富山市から石川県輪島市門前町(能登半島西岸)までのルートで,令和6年能登半島地震に伴う地変と地質露頭の現状を視察する.
案内者:安江健一・立石 良(富山大学)
問合せ:安江健一(富山大学)toyama-geo[at]sus.u-toyama.ac.jp (注記)[at]を@マークにして送信してください
参加費:1人5,000円程度(参加人数によって若干の変更があります)
大まかな予定は,8:00富山駅北口→巡検(貸切バス)→16:30富山駅です.
昼食は各自ご準備願います.
参加希望者はgoogle forms (https://forms.gle/xf9RJgkNPkfo1v1B9)にて5月31日(金)までに参加登録をしてください.
定員:27名→37名(先着順受付)
(注記)参加希望者多数により定員を増加しましたが,増加した定員にも達しました.キャンセル待ちをご希望の方は,google forms(https://forms.gle/xf9RJgkNPkfo1v1B9)へご登録ください.

【旅行企画・実施】中部観光株式会社 観光庁長官登録旅行業 第1884号

ご案内

2024年4月19日掲載

応用地質学会中部支部 令和6年度講演会のご案内


地質学会中部支部と提携しております応用地質学会中部支部より, イベントの案内を頂きました. ご興味のある方は,是非ご参加ください.よろしくお願いします.
詳細はこちらかもご覧いただけます


会場:名城大学天白キャンパス R2-261(多目的室)
(注記)Zoomによるオンラインとの併用開催
日時:令和6年5月22日(水)

  • 14:30〜15:45:講演会

  • 15:50〜16:50:能登半島地震災害調査報告会

  • 17:00〜:意見交換会(名城大学生協施設「グラン亭」)

演題: 『流体が駆動する能登半島北東部の群発地震と令和6年能登半島地震』
金沢大学理工研究域地球社会基盤学系 教授 平松 良浩様 ((注記)Webで講演予定)

CPD:2.25h予定 (希望者に証明書を発行します)
参加費 :無料
意見交換会:4000円 (注記)参加費のお支払いは当日会場受付時にお願いいたします。
申込方法:以下のWebフォームよりお申し込みをお願いいたします。
https://forms.gle/asnRjqk3rKjHsoSN8
(注記)日本応用地質学会 中部支部会員の方は、13:30から開催される総会の参加可否確認のため、 別途ご案内したご連絡フォームよりお申込みください。
申込締切日:令和6年5月7日(火)
問い合わせ先:サンコーコンサルタント(株)名古屋支店
日本応用地質学会 中部支部事務局 赤嶺
Email: jges7chubu[at]gmail.com (注記)[at]を@マークにして送信してください.
TEL:052-228-6132 FAX:052-223-6238

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