関東支部_過去の活動

2024年度の活動

お知らせ

(2025年2月6日掲載)

中高生向けスキー地学実習

関東支部では、次世代を担う中高生を対象に、野外での観察を通して地学の面白さを実感し、地球科学に対する理解を深めていただきたいという趣旨で、スキーを使った地学実習の後援を行っています。 冬山登山は高度な技術が必要ですが、スキーという道具を使うことで、普段の生活で気がつくことの難しい地形や自然現象について、安全面の確保されたスキー場から観察することができます。今回の中高生向け地学実習では、谷川岳の下を通る関越トンネルで越後湯沢へ入り、太平洋気候から日本海気候への変化を経験し、石打丸山スキー場では谷川連邦、六日町盆地および越後山脈などの地形観察を通じて、プレート沈み込みに伴う谷川連邦を含む脊梁山脈と日本列島の形成について学びます。 また、谷川岳を貫く清水トンネル群の建設は日本の近代史と深く関わっています。清水トンネルの歴史を通じて、地学と社会の接点についても学びます。

主催:日本地球科学普及教育協会(ジオ活クラブ)
協力:加速キッチン
後援:公益社団法人日本地球惑星科学連合(JpGU)、一般社団法人日本地質学会関東支部、公益財団法人科学技術広報財団、海の女性ネットワーク

日 時:2025年3月23日(日)
場 所:新潟県南魚沼市石内丸山スキー場
対 象:小学校5年生〜高校3年生(小学生は保護者同伴必須、中学生以上は希望する保護者は同伴可能)
スキー靴が履けてボーゲンができること。未経験者は、実習までにスキースクールなどでボーゲンまでを練習してから参加してください 今回はスキーのみ対象です。スノーボードは対象ではありませんので、ご注意ください。
人 数:20 名(保護者含む。人数上限に達した時点で募集を終了します。)
応募締切:2025年2月28日(金)(人数が定員になった時点で募集終了)

参加費:生徒 5,000円/人、保護者 12,000円/人(振り込み手数料は別です)
参加費用に含まれるもの:バス代、昼食代、リフト代、テキスト代、教材費用、保険代
参加費用に含まれないもの:スキー(靴、板、ストック)レンタル代 5,200円/人、スキー+ウェアレンタル代 8,700円/人、ヘルメットレンタル代 1,500円/人、自宅ー集合・解散場所間の交通費
備考:本実習は公益財団法人東京応化科学技術振興財団の助成金によって実施されます。

(注記)当日のスケジュールや申し込みなど、実習の詳細は、下記よりご確認ください。
実習サイト(申込みもこちらからお入りください):

https://www.geokatz.com/2025ski/index.html

お問合せ:日本地球科学教育普及協会 小俣珠乃
E-Mail: geokatzclub[at]gmail.com

お知らせ

(2024年12月19日掲載)

サイエンスカフェ「地震がつくる大地!〜隆起でできた日本列島〜」

関東支部では,地質学のアウトリートを目的として下記の通りサイエンスカフェを行います.
お申し込みの詳細は,日本地質学会関東支部サイエンスカフェのXアカウント(@GeoSoc_SciCafe)をご参照ください.
講師:宍倉正展さん(産総研)
ファシリテータ:岡山悠子さん(科博SCA)
日時:2025年1月12 日(日)15:00 ー16:45
場所:ベルギービール アグリオ(京王線下高井戸駅徒歩1分)
入場料:2,000円+1ドリンク
定員:20名
お申し込みはこちらから (Peatixのサイトへ)
一般向けの内容です(どなたでもご参加いただけます)
問い合わせ先:サイエンスカフェ担当(geo.soc.sci.cafe[at]gmail.com)((注記)[at]を@マークにして送信してください)

お知らせ

(2024年12月16日掲載)

アウトリーチ巡検 「逗子市と鎌倉市の地質・地形観察」のお知らせ

定員に達しましたので,参加申し込み受付を終了しました

日本地質学会関東支部では,多くの方々に,野外での観察を通して地学の面白さを実感し,地球科学に対する理解を深めていただきたいという趣旨で,アウトリーチ巡検を実施しています.本年度は,神奈川県逗子市と鎌倉市に露出している鮮新世の逗子層,池子層(鮮新世),浦郷層(鮮新世から前期更新世)の海底地すべりの痕跡や火山灰層などの観察を実施します.講師は産業技術総合研究所の宇都宮正志氏と平塚市博物館の野崎篤氏です.

主催:(一社)日本地質学会 関東支部
実施日:2025年2月8日(土)(予備日:2月16日(日))
対象:当該地域の岩石・地質・地形に興味のある方(日本地質学会会員でなくても可)
募集:20人(先着順) (注記)最少催行人数10人(達しない場合は中止です)
講師:宇都宮正志(産業技術総合研究所)・野崎篤(平塚市博物館)
集合:京急 神武寺駅 改札口9:00(JR逗子駅,京急 金沢文庫・金沢八景駅から乗り換え).
解散:JR 鎌倉駅付近 16:00前後(予定)
予定コース(天候などにより変更になることがあります):途中,電車・バスを利用します. 1.逗子市池子の森自然公園:逗子層と池子層神武寺部層の海底地すべり,シロウリガイ類化石の観察 2.鎌倉市朝比奈周辺:浦郷層の斜交層理と火山灰層
(注記)運動靴など足回りのしっかりした滑りにくい靴でご参加ください.
持ち物:飲み水,軍手(地図は主催者で用意.ハンマー,ルーペ,登山用ストックもあると良い)
(注記)金沢八景駅前で昼食予定.お弁当を広げる場所はほとんどありません.駅周辺には飲食店が多くあり,飲食店で昼食をとることができます.
参加費用:2,000円(保険代,資料代等.当日集金) (注記)学会規定のキャンセル料が発生します.参加確定後〜巡検3日前(2月5日)まで50%,巡検2日前(2月6日)以降100%になります.ご承知おきください.2月8日が雨天等で中止になり,16日の参加が困難になった場合はキャンセル料は発生しません.
(削除) 申込期間:1月7日(火)〜1月24日(金)17:00終了
(注記)定員に達した時点で終了 申込フォーム: (削除ここまで)

定員に達しましたので,参加申し込み受付を終了しました

(注記)個人情報の申告は保険申込みに必要なため,ご理解いただきますようお願いいたします. 申込者全員に受付結果についてのメールを返信します.実施確定後,参加者には改めて注意事項等をメールで送ります.
問い合わせ:関東支部幹事 飯田 和也(いいだ かずや) メール:k-iida[at]musashino-u.ac.jp ((注記)[at]を@マークにして送信してください)

(担当幹事:河尻清和・飯田和也)

お知らせ

(2024年11月5日掲載)

2024年度関東支部功労賞募集のお知らせ

日本地質学会関東支部では,毎年,支部の顕彰制度に基づき,支部活動や地質学を通して社会貢献された個人・団体を顕彰しています.つきましては,下記の要領で支部会員からの推薦を募集します.

関東支部功労賞審査委員会
委員長 山崎晴雄

  • 対象者:支部活動や地質学を通して広く社会貢献をされた関東支部内に在住の個人・団体 *社会貢献や活動の評価においては,必ずしも学問的な成果を問うものではありません.
  • 公募期間:2024年12月16日(月)〜2025年1月17日(金)
  • 選考期間:2025年1月20日(月)〜2025年1月31日(金)
  • 審査結果報告:NEWS誌・関東支部総会で報告します.
  • 推薦方法:対象者氏名,推薦者氏名,推薦理由(400字から800字程度)を記述の上,メールの件名を「関東支部功労賞推薦」として,wordかPDFファイルをメールに添付して,下記の受付担当のメールアドレスへお送りください.
  • 受付担当:関東支部幹事長 加藤 潔(駒澤大学)E-mail:kiyoshi.katoh@gmail.com


お知らせ

(2024年9月17日掲載)

講演会「県の石−東京都の岩石・鉱物・化石−」のお知らせ

日本地質学会は,全国47都道府県について,その県に特徴的に産出する,あるいは発見された岩石・鉱物・化石をそれぞれの「県の石」として選定し,2016年5月10日(地質の日)に発表しました.関東支部では,関東地方の「県の石」について順次講演会を行っています.今回は東京都の「県の石」について,現地(早稲田大学早稲田キャンパス)とオンラインのハイブリッド方式で講演会を行います.なお,現地会場では化石等の展示を行う予定です.

主催 (一社)日本地質学会関東支部
日時 2024年11月10日(日)13:00〜16:00
対象 会員及び非会員 小学生3年生以上(内容は大人向けです)
会場 早稲田大学早稲田キャンパス6号館001教室
定員 現地100名(上記教室)、オンライン100名
参加費 無料(要事前申込み) ただし現地は資料代500円がかかります(高校生以下は無料配布). 現地で現金でお支払いください.
CPD 2.5単位取得可能
申込期間 2024年10月11日(金)〜10月31日(木)17:00締切
申込みフォーム (削除) https://forms.gle/GRQv9NobMWXYEp5 (削除ここまで)

プログラム
13:00 開場
13:30〜13:35 開会の挨拶
13:35〜14:35 東京都の石と鉱物 -小笠原諸島の無人岩とその地質学的意義- 石塚 治 産業技術総合研究所 活断層・火山研究部門
14:35〜14:40 質疑応答
14:40〜14:50 休憩
14:50〜15:50
東京都の化石「トウキョウホタテ」と早稲田大学 守屋和佳 早稲田大学教育・総合科学学術院理学科地球科学専修
15:50〜15:55 質疑応答
15:55〜16:00 閉会の挨拶
お問合わせ先 関東支部幹事 笠間友博(箱根ジオパーク事務局)メールkasama@mh.scn-net.ne.jp

【講師および講演概要】
東京都の石と鉱物 -小笠原諸島の無人岩とその地質学的意義- 石塚 治 産業技術総合研究所 活断層・火山研究部門
小笠原諸島の島々には,無人岩(ボニナイト)を含む伊豆小笠原地域で最も古い火山岩が分布する.さらに近年の調査船と有人潜水船を用いた海底調査により,伊豆小笠原海溝と小笠原諸島の間にさらに古い火成岩類が露出していることがわかった.海底観察により島弧火山活動最初期の火成岩類の層序が明らかになり,さらに採取岩石の分析により,火山活動の時期とマグマの化学的特徴の時間空間変化が詳細に明らかになった.これによりプレート沈み込み開始及び島弧創成過程を理解するための重要な知見が得られた.本講演では無人岩の特徴とその島弧発達過程の中での位置付けについて紹介する.

東京都の化石「トウキョウホタテ」と早稲田大学 守屋和佳 早稲田大学教育・総合科学学術院理学科地球科学専修
東京都の化石に指定されたMizuhopecten tokyoensis(トウキョウホタテ)は,第20代日本地質学会会長,第2代日本古生物学会会長を務めた徳永重康によって,1906年に記載された.徳永による原記載論文では,北区王子から多産すると記されているが,東京都の都市化以前は都内の各所からの産出が知られていた.徳永がその後の研究で取り扱った標本の一部は早稲田大学構内からも産出しており,その化石は今でも早稲田大学に残されている.本公演では,トウキョウホタテ,徳永重康と早稲田大学との関わりについて紹介したい.

お知らせ

(2024年9月17日掲載,10.15更新)

家族巡検「葛生化石館と周辺の石灰岩の見学」のお知らせ(締切延長)

関東支部では石灰岩をテーマに,家族で楽しめる栃木県佐野市の葛生化石館を中心とした巡検を行います.葛生化石館は,石灰岩の産地として知られた葛生地域の中核施設として,40年以上地域の地質学の普及に貢献された施設で,2022年度に関東支部功労賞も受賞されています.巡検は葛生化石館周辺の野外観察と葛生化石館の展示見学,石灰岩磨き体験(磨いた面の化石観察)の三部構成になります.

  • 共催 (一社)日本地質学会関東支部・佐野市葛生化石館
  • 日時 2024年10月27日(日)10:36〜16:09(時刻は電車の時間,昼食持参,小雨決行,荒天中止)
  • 場所 葛生化石館(石灰岩磨き体験を含む)および嘉多山公園.
  • 講師 奥村よほ子 学芸員
  • 行程(集合・解散) 葛生駅(東武鉄道佐野線の終点)10:36集合→嘉多山公園(観察・昼食)→ 葛生化石館(見学・石灰岩磨き体験)→葛生駅16:09までに解散(全行程徒歩)
  • 集合・解散時刻は葛生駅の時刻表をもとにしています.
  • 雨天時は化石館へ戻ってから昼食をとります.
  • 巡検の対象および人数 日本地質学会会員とその家族 15人程度
  • 参加費 石灰岩磨き体験代300円と保険代を合わせ500円
  • 持ち物 弁当・飲料水
  • 申込締切:(削除) 10月17日(木) (削除ここまで)10月24日(木)17:00締切 延長しました
  • 申込フォーム (削除) https://forms.gle/Zdz1399Etgwdv4p7 (削除ここまで)
  • お問合わせ先:関東支部幹事 笠間友博(箱根ジオパーク事務局)メールkasama[at]mh.scn-net.ne.jp

お知らせ

(2024年5月20日掲載,6.18,6.19追加)

清澄フィールドキャンプ 参加者募集

京都大学理学部地球惑星科学専攻地質学鉱物学教室のご支援を受け,フィールド教育の継承・発展を目的とした清澄フィールド・キャンプ(清澄FC)を再開します.実習フィールドは東京大学千葉演習林(清澄)内の七里川ならびにその支流ですが,地質調査の基礎的な訓練を行うには,第1級のエリアです.京都大学が行う清澄山実習(佐藤活志先生・成瀬元先生・松岡廣繁先生)と同時期に,同じカリキュラムで実施しますので教育効果が高まります.地質調査の基本を習得したい学生さんや若手会員のご参加をお待ちしています.今年度から学生会員には本会の若手育成事業による学生会員参加費半額補助(食事代は除く)が適用されています.かなりお得になりますので,非会員の学生は,この機会にぜひ入会をご検討ください.(申込時までに入会手続きを行ってください). また,先生方には学生への募集のご連絡などご高配を賜りたく存じます.過去の実施報告は,日本地質学会News(2019年10月号,p.10はこちらから)に掲載されております.ご不明な点は,下記の問い合わせ先までお寄せください.

主催:一般社団法人日本地質学会関東支部
期間:2024年8月19日(月)〜8月24日(土) 5泊6日
場所:東京大学千葉演習林(〒299-5505 千葉県鴨川市清澄)
清澄FC現地講師:方違重治(国土防災技術株式会社),加藤 潔(駒澤大学)
費用:会員:55,000円,32歳未満の学生会員:28,250円(若手育成補助適用後の金額です),非会員一般:60,000円,非会員学生:45,000円.
(注)参加費用には宿泊・食事・保険・タクシー代が含まれます.
(注記)キャンセル料:学会の規定により,参加確定後〜巡検3日前まで 50%,巡検2日前以降 100%
定員:最大6名(学生・若手優先;最少催行人数は4名;朝から夕方までは地質調査,入浴・夕食後は深夜まで柱状図の作成などを行う)
応募締切日:7月5日(金)(*応募書類は所定のフォーマットを使用のこと【PDFこちらから】)

問い合わせ先:2024年度清澄フィールドキャンプ実行委員会
事務局長 加藤 潔(関東支部幹事長)
電話:090-1705-7516
Eメール:kiyoshi.katoh[at]gmail.com
(注記)[at]を@マークにして送信してください

お知らせ

(2024年5月20日掲載)

学生・若手会員向け「地質調査の基礎講座」- 城ヶ島巡検5月10日は地質の日

日本地質学会関東支部では,標記の講座を実施します.学生・若手会員向けです.地層・堆積岩の見方を学んで露頭柱状図を作成したり,走向・傾斜の測り方を学んで測定した走向・傾斜をもとに地質構造を推定する講座です.野外地質調査に不慣れな方,堆積岩の見方を勉強したい方,城ヶ島に興味のある方,大歓迎です.また,学生会員には,本会の若手育成事業による学生会員参加費半額補助が適用されています.

日時・場所:

  • 2024年6月8日(土)10:00-15:30 神奈川県三浦市城ヶ島で野外観察・調査(集合場所:白秋碑前バス停)
  • 2024年6月9日(日)13:00-16:45 横須賀市産業交流プラザ第一会議室(京急線汐入駅前)で露頭柱状図作成など(室内作業)

現地案内者:日本地質学会関東支部幹事 笠間友博,方違重治,加藤 潔
募集人数:約15名 学生優先,余裕がある場合学生以外の方も受け付けます.学生以外の方はキャンセル待ち扱いとなります(希望者は7.0CPD単位取得可能). 申込締切後参加の可否を連絡します.
参加費:一般会員:4,000円,学生会員:1,500円(若手育成補助適用後の金額です),非会員一般:5,000円,非会員学生:3,000円.
申込方法:メールのタイトルを「城ヶ島巡検」とし,下記の申込先に,氏名・ふりがな・所属・学年・年齢(保険に必要)・連絡先(携帯番号)を明記しメールで送ってください.申込者には受け付けメールを返信します.申込み後3日経っても返信がない場合は問い合わせてください.
申込締切:6月5日(水)(定員になり次第締め切り)
問い合わせ・申込先:加藤 潔(駒澤大学)
メールアドレス:kiyoshi.katoh[at]gmail.com
(注記)[at]を@マークにして送信してください
その他:

  1. 詳細については参加人数確定後ご本人宛にメールで連絡します.
  2. 事前課題を出す予定です。期限までにご提出ください.
  3. キャンセルの場合は速やかにご連絡ください.キャンセル料:7日前-前日50%,当日100%
  4. 荒天が予想される場合の中止判断は前日18:00までに行い,電話で各参加者に連絡します.

(注記)コロナウィルスの感染拡大状況によっては,中止・延期することがあります.

お知らせ

(2024年1月5日掲載,2.15,3.6,4.5更新)

2024年度関東支部総会・講演会開催のお知らせ(第4報)​5月10日は地質の日


関東支部では,下記のように支部総会および講演会をハイブリッド形式(会場+Zoom会議)で 開催いたします. 支部総会に先立って行われる講演会(共催:一般社団法人関東地質調査業協会)は,非会員 の方も参加可能です(CPD1.5単位取得可).能登半島地震の際の地形変化など,最新情報を 得ることができます.ぜひ皆様お誘い合わせの上ご来臨くださいますようご案内申し上げます. 総会および講演会の詳細,参加申込フォーム,総会議案書,議決権行使書フォームなどは 下記をご覧ください.また,総会を欠席される関東支部会員の方には議決権行使書フォームか下記の委任状送付方法でご提出をお願いします.

日時:2024年4月20日(土)14:00-16:35(13:30から講演会受付開始)
場所:北とぴあ第2研修室.JR京浜東北線王子駅北口徒歩2分;東京メトロ南北線王子駅 5番出口直結;東京さくらトラム(都電荒川線)王子駅前徒歩5分.

<プログラム>
【講演会】14:00-15:30

共催:一般社団法人日本地質学会関東支部・一般社団法人関東地質調査業協会
タイトル「デジタル詳細地形データを用いた地表面変位計測で見る地震災害」
講師:向山 栄氏(国際航業株式会社 公共コンサルタント事業部)
講演要旨:2024年1月1日に発生した能登半島沖地震では,地殻変動などにより地形が大きく 変化する現象を目の当たりにしました.今回の講演では,地震などのイベント前後の地形モデル を画像化して地表面の変位を面的かつ定量的に計測する技術を紹介します.この手法は,精度 の高い位置情報を持つデジタル地形モデルから作成した数値地形画像のパターンマッチングに よってまず水平変位量を求め,さらに画素に与えられた標高値から求めた鉛直変位量と合成して, 3次元の移動ベクトルを求めるものです.この手法によれば,地震時の断層変位や地すべりによる 変位など,人工衛星の合成開口レーダを用いた画像解析では抽出しにくい比較的大きな変位量を 計測することができます.本講演では,2016年熊本地震や2024年能登半島地震などの際に,この 数値地形画像解析で計測した興味深い地形変化の事例を紹介します.
講演会資料:PDFファイルはこちらから (2024年4月8日掲載,4.13差替)
講演会の定員:会場100名+オンライン100名(ハイブリッド形式).
参加費:無料 CPD単位:1.5単位取得可
参加申込方法:2024年度地質学会関東支部総会・講演会参加申込フォーム
(4月18日(木)17時締切):https://forms.gle/FnGHpc3rzG8ABZKp9

【支部総会】15:40-16:35
支部功労賞授与式と総会を開催します.
参加申込方法:上記の2024年度地質学会関東支部総会・講演会参加申込フォーム (4月18日(木)17時締切)https://forms.gle/FnGHpc3rzG8ABZKp9
総会議案書:PDFファイルはこちらから (4.13差替)
2024年度総会議決権行使書フォーム (4月18日(木)17時締切):https://forms.gle/GpZy7mYd2SCnDbah9
委任状送付方法:下記の3つの方法があります.

  1. 2024年度委任状フォーム(4月18日(木)17時締切):https://forms.gle/nNBQNuJiyr6ZD1AC7
  2. 郵送またはFAX:下記にお送りください(4月18日(木)必着). 〒101-0032 東京都千代田区岩本町2-8-15 井桁ビル6F 日本地質学会事務局気付 関東支部事務局 FAX:03-5823-1156
  3. E-mailによる送付の場合:関東支部のメールアドレス(kanto[at]geosociety.jp)へ 下記の内容の委任状をご送付下さい(4月18日(木)17時締切) . ((注記)[at]を@マークにして送信してください)


【全体プログラム】
13:30 受付・入室開始 (ハイブリッド形式)
14:00-15:20 講演会「デジタル詳細地形データを用いた地表面変位計測で見る地震災害」講師:向山 栄氏(国際航業株式会社 公共コンサルタント事業部)
15:20-15:30 質疑応答
15:30-15:40 休憩(講演会のみに参加の方はご退室)
15:40-16:35 支部功労賞授与式
関東支部総会
議長選出
議案審議 第1号議案 2023年度活動報告・決算報告
第2号議案 2024年度活動計画
第3号議案 2024年度予算案
第4号議案 幹事選挙結果報告

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関東支部総会委任状

2024年4月20日(土)開催の日本地質学会関東支部総会に出席できませんので,
当日一切の議決権を君(又は,議長)に委任します(空欄の場合は議長とします).

日時 2024年 月 日
住 所:
会員氏名:
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問い合わせ先: 関東支部幹事長 加藤 潔(駒澤大学)
電話:090-1705-7516
Eメール:kiyoshi.katoh[at]gmail.com((注記)[at]を@マークにして送信してください)

2023年度の活動

お知らせ

(2024年1月15日掲載 1/24更新)

アウトリーチ巡検 「安房鴨川海岸の地質・地形観察」のお知らせ ​
(注記)定員に達しましたので,参加申し込み受付を終了しました(1/24現在)


日本地質学会関東支部では,多くの方々に,野外での観察を通して地学の面白さを実感し,地球科学に対する理解を深めていただきたいという主旨で,アウトリーチ巡検を実施しています.本年度は,千葉県安房鴨川の海岸沿いに露出している枕状溶岩や八岡海岸での各種礫の観察,鴨川漁港での変成岩の観察等を実施します.講師は千葉県立中央博物館の高橋直樹氏です.

主催:(一社)日本地質学会 関東支部
実施日:2024年2月18日(日)(予備日:3月3日(日))
対象:当該地域の岩石・地質・地形に興味のある方(日本地質学会会員でなくても可)
募集:20人(先着順) (注記)最少催行人数10人(達しない場合は中止です)
申込期間:1月17日(水)〜2月2日(金)17:00終了 (注記)定員に達した時点で終了
(注記)定員に達しましたので,参加申し込み受付を終了しました(1/24現在)
講師:高橋直樹氏(千葉県立中央博物館)
集合:JR内房線太海駅 改札口10:00(7:18新宿駅発わかしお号が便利.千葉駅8:10発,蘇我駅8:16発 安房鴨川駅で各駅停車に乗り換え1駅)
解散:JR内房線太海駅 16:00前後(予定)
持ち物:飲み水,昼食,ルーペ,軍手,ハンマー等(地図は主催者で用意)
予定コース(天候などにより変更になることがあります):全行程徒歩です.

  1. 鴨川青年の家:枕状溶岩,鴨川松島遠望
  2. 八岡海岸:地すべり,嶺岡帯構成岩石の礫(オフィオライト構成岩石が揃う)
  3. 鴨川漁港:変成岩,ドレライト,凝灰岩

参加費用:2,000円(保険代,資料代等.当日集金) (注記)学会規定のキャンセル料が発生します.参加確定後〜巡検3日前まで50%,巡検2日前以降100%になります.ご承知おきください.

<新型コロナ対策について>

  • 参加にあたってはワクチン接種をお勧めします.
  • 当日朝の体温が 37.5°C以上の場合は参加はお控えください.
  • 巡検当日の朝に咳や鼻水,倦怠感,嗅覚異常など感染が疑われる症状がある場合は参加はお控え下さい.
  • 巡検中のマスク着用は日本地質学会の規定に則ります.
  • 参加者から感染者が発生した場合等は必要に応じて保健所等の公的機関へ緊急連絡先の提供をさせて頂く場合があります.
  • 新型コロナウイルスの感染状況により巡検が中止になる可能性があります.

<申込みについて>

  • 件名は見落とし防止のため「2月18日アウトリーチ巡検申込み」として下さい.
  • 氏名,ふりがな,性別,2月18日時点での年齢(←保険申込みに必要なため),携帯番号,メールアドレス,所属をお知らせください.申込者全員に,受付結果についてのメールを返信します.
  • 実施確定後,参加者には改めて注意事項等をメールで送ります.


担当:関東支部幹事 米澤正弘(よねざわ まさひろ)
メール my-yonezawa[at]y6.dion.ne.jp((注記)[at]を@マークにして送信してください)
申込み・問い合わせ:メールにて上記担当者まで (担当幹事:河尻清和・米澤正弘)

お知らせ

(2024年1月5日掲載)

2024年度関東支部幹事選出のお知らせ

支部幹事の改選に伴い,支部幹事立候補者の受付を行います.幹事の定数は20名で,任期は2024年関東支部総会終了後〜2026年関東支部総会までとなります.立候補する支部会員は,氏名・所属・連絡先を下記に届け出てください.立候補者多数の場合は,支部総会参加者で投票を行います.

立候補期間:2024年3月1日(金)〜3月11日(月)17時締切
受付先:宛先は日本地質学会関東支部選挙管理委員会とし,メール・郵送・FAXで受け付けます.
メール:kanto[at]geosociety.jp 見出しは「関東支部選挙」でお願いします.((注記)[at]を@マークにして送信してください)
郵送:〒101-0032 東京都千代田区岩本町2-8-15 井桁ビル6F
FAX :03-5823-1156

日本地質学会関東支部選挙管理委員会
委員長 入野 寛彦
委員 亀高 正男
河村 知徳

お知らせ

(2023年11月6日掲載,11.29,12.4更新)

県の石―千葉の岩石・鉱物・化石― 講演会のお知らせ(第2報)


日本地質学会関東支部では,日本地質学会が決定した「県の石」のうち関東地方について普及のための講演会を実施しています。今回は千葉での開催です。現在決まっていることを広報します。詳細は随時関東支部のWebサイトなどで連絡させていただきます。

主催:(一社)日本地質学会関東支部
日時:2024年1月14日(日)13:00〜16:00
場所:千葉県立中央博物館講堂(Zoomを使用したハイブリッド形式)
対象:日本地質学会会員および一般の方(オンラインは会員優先)
定員:会場100名+Zoom(オンライン)100名
CPD:2.5単位取得可
申込期間:2023年12月8日(金)〜12月26日(火)17:00締切
申込方法:日本地質学会関東支部のWebサイトから申込フォームにて (締め切りました)
参加費:無料(オンラインでご参加の方).資料代300円(会場にお越しの方)
講演要旨:こちらから(PDF)

プログラム:講演者1人45分、質疑応答5〜10分、休憩5〜10分

  • 13:00〜13:05 主催者挨拶
  • 13:05〜13:50 県の岩石 『明治の近代化を支えた石材—房州石』講師:千葉県立中央博物館 環境教育研究科 上席研究員 高橋 直樹 氏
  • 13:50〜14:05 質疑応答・休憩
  • 14:05〜14:50 県の鉱物 『天然ガスを含む鉱物一千葉石』講師:国立科学博物館 研究主幹 門馬 綱一 氏
  • 14:50〜15:05 質疑応答・休憩
  • 15:05〜15:50 県の化石 『下総層群木下層の堆積環境と“木下貝層”の貝化石について』講師:千葉県立中央博物館 教育普及課長 伊左治 鎭司 氏
  • 15:50〜15:55 質疑応答
  • 15:55〜16:00 閉会の挨拶


問い合わせ先:日本地質学会関東支部幹事 米澤正弘,
メールアドレス my-yonezawa[at]y6.dion.ne.jp((注記)[at]を@マークにして送信してください)

お知らせ

(2023年11月1日掲載)

2023年度関東支部功労賞募集のお知らせ


日本地質学会関東支部では,毎年,支部の顕彰制度に基づき,支部活動や地質学を通して社会貢献された個人・団体を顕彰しています.つきましては,下記の要領で支部会員からの推薦を募集します.

関東支部功労賞審査委員会委員長
山崎晴雄
  • 対象者:支部活動や地質学を通して広く社会貢献をされた関東支部内に在住の個人・団体(*社会貢献や活動の評価においては,必ずしも学問的な成果を問うものではありません.)
  • 公募期間:2023年12月18日〜2024年1月19日
  • 選考期間:2024年1月20日〜2024年1月31日
  • 審査結果報告:NEWS誌・関東支部総会で報告します.
  • 推薦方法:対象者氏名,推薦者氏名,推薦理由(400字から800字程度)を記述の上,メールの件名を「関東支部功労賞推薦」として,wordかPDFファイルをメールに添付して,下記の受付担当のメールアドレスへお送りください.
  • 受付担当:関東支部幹事長 加藤 潔(駒澤大学) E-mail:kiyoshi.katoh[at]gmail.com((注記)[at]を@マークにして送信してください)

お知らせ


関東地震100年関連行事 震生湖巡検のお知らせ

日本地質学会関東支部では,1923年関東地震から100年を機に,地質災害としての記憶を新たにすることを企図し,日本地質学会地質災害委員会と協力して講演会(9月30日オンラインで開催)と震生湖巡検を企画しました.震生湖は,1923年関東地震によって引き起こされた市木沢上流部の斜面崩壊で生じた堰止湖で,崩壊跡の地形も大きく改変されることなく残っています.震生湖巡検では,震生湖周辺の地形と崩壊の原因と推定される箱根東京テフラを観察します.

主催:日本地質学会関東支部・日本地質学会地質災害委員会
日程:2023年12月2日(土)10:00–15:00頃
観察場所:震生湖周辺および市木沢の中(神奈川県秦野市今泉)
集合:小田急線秦野駅改札口10:00.その後、北口5番乗場よりバス秦野18系統(畑中経由渋沢駅行)10:22発に乗り 白笹神社入口バス停下車(210円)
解散:白笹神社入口15:30頃(15:51秦野駅行210円)
対象:会員および一般の方(会員優先)
定員:20名
講師:

  • 深田地質研究所 千木良雅弘 代表理事 理事長
  • 箱根ジオパーク推進室 笠間友博 専門員

会費:2000円(現地集金)巡検案内書:作成予定
申込期間:11月3日(金)〜11月17日(金)17:00締切り(先着順)
申込はこちらから:https://forms.gle/CzhaByn4LG3pQE3p7
CPD単位:4単位
注意事項:ルートは健脚向け小雨決行です.連絡はメールで行います.
持ち物:弁当,飲み水,長靴.
(注記)マスクについては地質学会の方針に従います.https://geosociety.jp/news/n160.html
お問合せ先:関東支部幹事

  • 小田原 啓(神奈川県温泉地学研究所;odawara[at]onken.odawara.kanagawa.jp)
  • 笠間友博(箱根ジオパーク;kasama[at]mh.scn-net.ne.jp)

(注記)[at]を@マークにして下さい.

お知らせ


関東地震100年関連行事 講演会「関東地震から100年」のお知らせ

2023年7月31日掲載

日本地質学会関東支部は,1923年関東地震から100年を機に,地質災害としての記憶を新たにすることを企図し,日本地質学会地質災害委員会と協力して,講演会と野外巡検を企画しています.講演会はオンライン形式で開催し,2名の講師にお話しいただきます.テーマは「1923年関東地震で発生した土砂災害」と「歴史地震の発生履歴から見た大地震発生の傾向分析」です.

主催:日本地質学会関東支部・日本地質学会地質災害委員会
後援:一般社団法人 関東地質調査業協会
日程:2023年9月30日(土)13:30–16:10 (入室は13:00から)
対象:地質学会会員・関東協会会員企業に所属する社員および一般の方(オンライン形式;会員優先)
定員:150名を上限とする
CPD単位:2.5取得可
申込期間:9月1日(金)〜9月22日(金)17:00締切
申込方法:(削除) 専用申込フォームよりお申し込みください (削除ここまで)締め切りました
お問合せ先:関東支部幹事 笠間友博(箱根ジオパーク)
メール:kasama[at]mh.scn-net.ne.jp (注記)[at]を@マークにして下さい.

プログラム

  • 13:30〜13:33 開会 司会挨拶・連絡
  • 13:33〜13:35 開会の挨拶 日本地質学会地質災害委員会委員長 松田達生
  • 13:35〜14:35 『関東大震災と土砂災害』講師:井上公夫 氏(一般財団法人砂防フロンティア整備推進機構)

【概要】演者は中央防災会議・災害教訓の継承に関する専門調査会(2006)の関東地震小委員会で,土砂災害地点の調査と分布状況の調査を行った.これらの調査結果をまとめて,拙著『関東大震災と土砂災害』を10年前の9月1日に発刊した.関東地震による激震や火災によって,10万5000人もの死者・行方不明者となったが,土砂災害のみでも1000人以上の犠牲者となっている.震源域が神奈川県から房総半島南部地域であったため,神奈川県を中心に激甚な土砂災害が多発した.土砂災害調査については現在も調査を継続しており,1横浜(プールの逃避行ルートを歩く),2横須賀・浦賀,3秦野・震生湖,4小田原市(根府川・白糸川流域)の4地域の現地見学会を行った,これらの結果については,いさぼうネット「歴史的大規模土砂災害地点を歩く」のコラム37,38,39,40,41,42,74,82,83,84などで公表している.ここでは,関東地震による土砂災害の分布状況と地形・地質特性の概要について説明する.

  • 14:35〜14:45 質疑応答
  • 14:45〜14:55 休憩
  • 14:55〜15:55 『将来の関東地震・南海トラフ地震と地震西進系列』講師:石渡 明 氏(元地質学会会長・原子力規制委員会)

【概要】河角(1970)は関東大地震69±13年周期説を唱えたが,既に大正関東地震から100年経過した.南海トラフ地震は684年以来9回の記録があり周期性が指摘されるが,それらの間隔は90〜262(平均158)年と一定せず,最近3回(宝永,安政,昭和)の間隔は147年及び90年と短い.日本付近の大地震の時空分布を概観すると,北海道・東北地方太平洋沖から関東を経て南海トラフ,琉球・台湾へと大地震が西進する傾向が認められる(石渡, 2019).最近の例は1896明治三陸地震津波,1923大正関東地震津波,1944・46昭和南海トラフ地震津波に代表され,同様の西進系列は1854安政,1707宝永,1498明応,887仁和の南海トラフ地震にも認められる.2011東北地方太平洋沖地震は最新の西進系列の東の代表であり,過去5回の西進系列の東北地震と南海地震の間隔は18〜61年なので,次の南海地震は2029〜72年の間に来る(そして,その前に関東地震が来る)ことが予想される.

  • 15:55〜16:05 質疑応答
  • 16:05〜16:07 閉会の挨拶 関東支部支部長 向山 栄
  • 16:07〜16:10 閉会 連絡

お知らせ


講演会「県の石−埼玉の岩石・鉱物・化石−」のお知らせ

2023年5月11日掲載 6.15更新

オンライン参加は定員に到達しました。
現地参加は,6月22日(木)17:00まで申込み受付を延長します
(定員に到達次第終了)。

日本地質学会は,全国47都道府県について,その県に特徴的に産出する,あるいは発見された岩石・鉱物・化石をそれぞれの「県の石」として選定し,2016年5月10日(地質の日)に発表しました.本講演会では,埼玉県の「県の石」を紹介します.今回は現地(埼玉県立自然の博物館講堂)とオンラインのハイブリッド方式で行います.なお現地のみ,講演会後に埼玉県の岩石,鉱物,化石の見学(展示室および野外)を行います.

主催:日本地質学会関東支部 共催:埼玉県立自然の博物館
日時:令和5年7月8日(土)13:00〜16:00,現地開場12:00,オンライン入場12:30から
現地会場:埼玉県立自然の博物館(埼玉県秩父郡長瀞町)
対象:会員及び非会員 小学生3年生以上(内容は大人向けです)
定員:現地60名,オンライン40名(先着順)
参加費:無料(要事前申込み) ただし現地参加の場合は観覧料(一般200円,高校生・大学生100円,中学生以下無料) および保険料(100円)がかかります.当日現金でお支払いください.
CPD:2.5単位(現地),1.5単位(オンライン)
申込期間:(削除) 令和5年5月23日(火)〜6月16日(金)17:00まで (削除ここまで)
オンライン参加は定員に到達しました。現地参加は6月22日(木)17:00まで申込み受付を延長します(定員に到達次第終了)。
申込方法:

注意事項:

  • 駐車場に限りがあるため,現地参加はなるべく公共交通機関をご利用ください.
  • 野外見学は小雨決行,雨天時は展示見学に変更します.飲み水,帽子をご持参ください.岩石の採集は出来ません.濡れた岩盤は滑るので歩きやすい(滑りにくい)服装でお願いします.
  • マスクについては地質学会の方針に従ってください(https://geosociety.jp/news/n160.html)


お問い合わせ先:関東支部幹事 笠間友博(箱根ジオパーク)
メール:kasama[at]mh.scn-net.ne.jp (注記)[at]を@マークにして下さい

プログラム

  • 13:00〜13:02 開会,支部長挨拶
  • 13:02〜13:50 県の岩石と鉱物 『秩父青石の利用と宮澤賢治・保阪嘉内が歌に詠んだ岩石鉱物』講師:元埼玉県立自然の博物館長 本間岳史 氏
  • 概要:埼玉県の県の石の「岩石」に選ばれた「片岩」と「鉱物」に選ばれた「スチルプノメレン」は,関東山地の三波川帯中に産し,いずれも埼玉県秩父郡長瀞町の荒川河床で観察することができます.長瀞の岩畳に代表される片岩は,高圧下で再結晶鉱物などが面状配列してできた「片理」をもち,褶曲・ブーディン・キンクバンド・断層・雁行脈などの変形小構造を各所で見ることができます.片岩は,原岩(変成以前の岩石)の違いによりさまざまな種類があり,緑泥石や緑簾石を生じた緑色片岩は「秩父青石」と呼ばれ,石器・古墳の石室・中世の板碑・石垣などの石材として利用されてきました.自然の博物館下の荒川河床には,褐色と白色の縞模様が虎の毛皮のように見える「虎岩」があります.虎岩は,かつては脆雲母片岩とか黒雲母片岩といわれてきましたが,1944(昭和19)年の小島丈児博士により,スチルプノメレン片岩であることが判明.1916(大正5)年に巡検で訪れた宮沢賢治が詠んだ『つくづくと「粋なもやうの博多帯」荒川ぎしの片岩のいろ』という歌は,虎岩をモチーフにしたと考えられ,翌年の巡検で秩父を訪れた保阪嘉内は,多数の岩石・鉱物を歌に詠みました.
  • 13:50〜13:55 質疑応答
  • 13:55〜14:35 県の化石 『県立自然の博物館の世界一のパレオパラドキシア化石コレクションとその研究』 講師:埼玉県立川の博物館 主任学芸員 北川博道 氏
  • 概要:“パレオパラドキシア”化石は,本邦中新世を代表する大型脊椎動物化石である.世界から60標本程度しか知られていないこの化石標本の約3分の1は,埼玉県からの産出である.埼玉県の主な産出地は秩父地域と東松山市葛袋地域の2地域で,秩父地域に広がる古秩父湾堆積層からは大野原標本と般若標本の全身骨格2体を含む8標本が,葛袋地区からは臼歯化石を中心に多くの断片的な化石の産出が知られている.秩父産標本を中心に構築された県立自然の博物館のパレオパラドキシア化石標本コレクションは,その質・量ともに,世界一といえる.しかしながら,こと“パレオパラドキシア”の分類等に関しては,タイプ標本が第二次世界大戦時に戦火により失われたこともあり,非常に混乱している.“パレオパラドキシア”化石研究の課題と,演者が行ってきた秩父産の全身骨格の比較や産状比較などの研究を紹介する.
  • 14:35〜14:40 質疑応答
  • 14:40〜14:50 休憩
  • 14:50〜16:00 現地見学 展示見学/野外虎岩見学 見学後解散終了

お知らせ


サイエンスカフェ「リアル!南極フィールドワーク!」

2023年4月24日掲載

  • 開催日:2023年5月14日(日)15:00–16:45
  • 場所:ベルギービール アグリオ(京王線下高井戸駅北口から徒歩約1分)
  • 講師:菅沼悠介氏(国立極地研究所)
  • ファシリテータ:岡山悠子氏(科博SCA)
  • 内容:ペンギン・オーロラ・昭和基地・越冬隊,これらのワードは出てきません.南極地域観測隊に7回参加し南極を最もよく知る気鋭の研究者に,リアルな現地の様子,気候変動や氷床融解に関する最新の研究成果をご紹介いただきます.絶景の中での野外調査の様子にも乞うご期待.
  • 参加対象者:どなたでもご参加いただけます(地質学会の会員/非会員は問いません)
  • 募集人数:20名(先着順)
  • 申込方法:下記サイトから申し込んでください(定員に達しましたので,受付を終了しました)
  • (削除) https://sites.google.com/view/cafeantarctica/ (削除ここまで)
  • 参加費:1500円+1ドリンク(入場料とドリンクオーダーが必要です)
  • 問い合わせ先:geo.soc.sci.cafe[at]gmail.com (注記)[at]を@マークにして送信してください
  • 日本地質学会関東支部サイエンスカフェ担当:金丸龍夫,小松原純子

お知らせ


学生・初級者向け「地質断面図」の書き方講座のお知らせ
―布良海岸巡検―

2023年4月18日掲載

日本地質学会関東支部では、一昨年より標記の講座を実施しています。
館山市布良海岸付近をフィールドに、野外地質調査を実施します。学生・初級者向けです。
地層・堆積岩の見方を学び、測定した走向・傾斜をもとに地質断面図を描けるようにする講座です。
野外地質調査に不慣れな方、堆積岩の見方を勉強したい方、大歓迎です。

期日・場所:

  • 2023年5月27日(土) 10:30〜14:30 千葉県館山市布良海岸付近で野外調査
  • 2023年5月28日(日) 10:00〜13:00 JR総武線船橋駅〜千葉駅付近(場所未定)で地質断面図作成(室内作業)

募集人数:最大6名 学生優先、余裕がある場合学生以外も受け付けます(希望者は7.0 CPD単位取得可能)
費用:学生一人6,000円、一般一人10,000円(最寄り駅から館山駅・千葉駅までの運賃は含まず)
(削除) 申込期間:2023年5月7日(日)〜5月19日(金) (削除ここまで)定員になり次第締め切り
申込締切:5月23日(火)締切延長しました

申込方法:下記の申込先に、氏名・ふりがな・所属・学年・年齢(保険に必要)・連絡先(携帯番号)を明記しメールで送ってください。
申込者には受け付けメールを返信します。申込み後3日経っても返信がない場合は問い合わせてください。
問い合わせ・申込先:米澤正弘 my-yonezawa [at] y6.dion.ne.jp (注記)[at]を@マークにして送信してください
学生優先です。学生以外の方はキャンセル待ち状態の扱いとなります。5月20日(土)に可否を連絡します。
その他:

  1. 詳細については参加人数確定後ご本人宛にメールで連絡します。
  2. 事前課題を出す予定です。期限までにご提出ください。
  3. キャンセルの場合は速やかにご連絡ください。キャンセル料―7日前〜前日:50%、当日:100%
  4. 荒天が予想される場合の中止判断は前日18:00までに行い、電話で各参加者に連絡します。

(注記)コロナウィルスの感染拡大状況によっては、中止・延期することがあります。
担当:日本地質学会関東支部幹事 米澤正弘、加藤 潔、方違重治

お知らせ


2023年度総会・講演会開催のお知らせ

2023年2月7日掲載 3.17更新

関東支部では,下記のように支部総会及び講演会を開催いたします.今年度は昨年度に引き続き「会場+オンラインのハイブリッド方式」で行います. 総会に先立って行われる講演会(共催:関東地質調査業協会)は,非会員の方も参加可能で,事前申し込みでCPD1.5単位を取得可能です.

日時:2023年4月9日(日)14:00〜16:45
場所:大田区産業プラザPiO 3階 特別会議室(京急蒲田駅前)
プログラム:13:30受付開始
114:00〜15:40 講演会(CPD単位取得可)

  • 講師:宇根 寛氏(元国土地理院地理地殻活動研究センター長,中央開発(株)技術顧問)
  • 演題:「Web地図を活かして災害リスクを理解する」
  • 概要:近年頻発する災害の中で,ハザードマップが注目されている.ハザードマップはきわめて有用な情報であるが,自然災害は,ハザードマップが想定した通りに発生するとは限らず,場合によっては想定を上回る自然現象により大きな被害が発生することもある.災害のリスクを理解するためには,土地がどのように成り立ってきたのかを把握することが重要である.本報告では,このような情報をWeb地図からどのように読み取るかを考えたい.

215:50〜16:45 関東支部総会

  • 3月7日現在,新型コロナ感染拡大状況により,会場の定員には人数制限もあるため,現地会場ではできるだけ少数の出席者を見込んでおります.
  • 総会・講演会への参加はできるだけオンラインでの出席,あるいは委任状または議決権行使書による書面での総会出席をお願いいたします.
  • なお現地会場での参加のご希望があれば事前にお申し出を受け付けます.
  1. 支部功労賞授与式
  2. 議長選出
  3. 2022年度 活動報告(第1号議案)・決算報告(第2号議案)
  4. 2023年度 活動方針(第3号議案)・予算報告(第4号議案)


にじゅうまる総会・講演会参加申し込みフォームはこちら:4月5日(水)17時締切
https://forms.gle/wwiuejM2pGrfXZ7K6

にじゅうまる2023年度総会議決権行使書はこちら:4月5日(水)17時締切
https://forms.gle/LJjJEHxS3MaGiyop7

にじゅうまる議案書(PDF)はこちら ((注記)2023年4月7日更新)

にじゅうまる委任状
委任状送付方法:
〇郵送またはFAXの場合 下記にお送りください.4月6日(木)必着です.
〒101-0032 東京都千代田区岩本町2-8-15 井桁ビル6F
日本地質学会事務局気付 関東支部事務局 FAX:03-5823-1156
しろまるE-mail送付の場合 メールによる委任状の締め切りは4月7日(金)午後6時までです.
関東支部のメールアドレス(kanto[at]geosociety.jp)へ委任状をご返信下さい .
(注記)[at]を@マークにして送信してください
しろまるWEBフォームからの場合下記よりご入力ください
https://forms.gle/GcLQVDsPJwQWLzej9

--------------------------------------------
<関東支部総会委任状>
2023年4月9日(日)開催の日本地質学会関東支部総会に出席できませんので,
当日一切の議決権を 君(又は,議長)に委任します(空欄の場合は議長とします).
日時:2023年 月 日
住所:
会員氏名:
--------------------------------------------
問い合わせ先:
関東支部幹事長 笠間友博(箱根町企画課箱根ジオパーク推進室)
電話 0460-85-9560
Eメール kanto[at]geosociety.jp (注記)[at]を@マークにして送信してください

2022年度の活動

お知らせ


アウトリーチ巡検「相模原市の相模野台地の地形・地質観察」

2022年12月13日掲載

日本地質学会関東支部では,多くの方々に,野外での観察を通して地学の面白さを実感し,地球科学に対する理解を深めていただきたいという主旨で,アウトリーチ巡検を実施しています.本年度は,相模川沿いに河成段丘が発達している相模野台地の地形と段丘を構成する地層を観察します.講師は相模原市立博物館の河尻清和氏です.

主催:(一社)日本地質学会関東支部
実施日:2023年2月19日(日)(予備日:2月26日(日))
対象:当該地域の地形・地質に興味のある方(日本地質学会会員でなくても可)
募集:30人(先着順) 最少催行人数15人(達しない場合は中止です)
(削除) 申込期間:2023年1月16日(月)〜2月5日(日)*定員に達した時点で終了 (削除ここまで)(申込受付は締め切りました)
申込方法:メールにて下記担当者までお申し込みください(下記参照).
講師:河尻清和(相模原市立博物館)
集合:神奈川中央交通 女子美術大学前バス停 10:00(JR横浜線 古淵駅,小田急小田原線 相模大野駅よりバス)
解散:JR相模線 原当麻駅15:30前後(予定)

予定コース(天候などにより変更になることがあります):全行程徒歩です
1相模原麻溝公園の相模原面上の谷地形⇒2大正坂の相模原段丘の関東ローム層と広域テフラ⇒3当麻東原公園から段丘地形遠望・昼食⇒4あずま坂の田名原段丘堆積物⇒5当麻山公園の陽原段丘礫層と湧水⇒6子の神(ねのかみ)坂の田名原段丘堆積物と湧水⇒7依知礫層⇒原当麻駅(解散)
参加費用:1,000円(保険代,資料代等.当日集金)
(注記)学会規定のキャンセル料が発生します.参加確定後〜巡検3日前まで50%,巡検2日前以降100%になります.ご承知おきください.

<新型コロナ対策について>

  • 参加にあたってはワクチン接種をお勧めします.
  • 当日朝の体温が 37.5°C以上の場合は参加はお控えください.
  • 巡検当日の朝に咳や鼻水,倦怠感,嗅覚異常など感染が疑われる症状がある場合は参加はお控え下さい.
  • 巡検中はマスク着用をお願いします.
  • 参加者から感染者が発生した場合等は必要に応じて保健所等の公的機関へ緊急連絡先の提供をさせて頂く場合があります.
  • 新型コロナウイルスの感染状況により巡検が中止になる可能性があります.


申込・問い合わせ:メールにて下記担当者まで(申込受付は締め切りました)

  • 件名は見落とし防止のため「2月19日アウトリーチ巡検申込み」として下さい.
  • 氏名,ふりがな,性別,2月19日時点での年齢←保険申込みに必要なため,携帯番号,メールアドレス,所属をお知らせください.申込者全員に,受付結果についてのメールを返信します.
  • 担当:関東支部幹事 米澤正弘(よねざわ まさひろ)
  • メール (削除) my-yonezawa[at]y6.dion.ne.jp (削除ここまで)


(担当幹事:河尻清和・米澤正弘)

お知らせ

関東支部功労賞募集

2022年11月2日掲載

関東支部功労賞募集 日本地質学会関東支部では,支部の顕彰制度に基づき2022年度も支部活動や地質学を通して社会貢献された個人・団体を関東支部として顕彰いたします. つきましては,下記の要領で支部会員からの推薦を募集します.

対象者:支部活動や地質学を通して広く社会貢献をされた関東支部内に在住の個人・団体
(注記)社会貢献や活動の評価においては,必ずしも学問的な成果を問うものではありません.
公募期間:2022年12月19日〜2023年1月21日
選考期間:2023年1月23日〜2023年1月31日
関東支部功労賞審査委員会(委員長:山崎晴雄 前支部長)を設置
審査結果報告:NEWS誌、関東支部総会
推薦方法:対象者氏名,推薦者氏名,推薦理由(400字程度)を記入の上,件名を「関東支部功労賞推薦」としてメールにて下記へお送りください.
推薦受付:箱根町企画課ジオパーク事務局 笠間友博
E-mail: kasama[atマーク]mh.scn-net.ne.jp 電話:0460-85-9560

これまでの関東支部功労賞受賞者(順不同敬称略)

  • 2010年度 清水惠助
  • 2011年度 府川宗雄,かわさき宙と緑の科学館
  • 2012年度 神戸信和,松島義章,加瀬靖之,下仁田自然学校
  • 2013年度 埼玉県立自然の博物館,早稲田大学高等学院理科部地学班
  • 2014年度 千葉達朗,横須賀市立自然・人文博物館
  • 2015年度 千葉県立中央博物館,神奈川県大井町・株式会社古川
  • 2016年度 門田真人,遠藤 毅,栃木県立博物館
  • 2017年度 故山本高司,中山俊雄
  • 2018年度 ミュージアムパーク茨城県立自然博物館,本間岳史
  • 2019年度 東京大学大学院千葉演習林,相模原市立博物館
  • 2020年度 群馬県立自然史博物館
  • 2021年度 神奈川県立生命の星・地球博物館

お知らせ

オンライン講演会「県の石 茨城県」のお知らせ

2022年11月2日掲載 12.12更新

日本地質学会は,全国47都道府県について,その県に特徴的に産出する,あるいは発見された岩石・鉱物・化石をそれぞれの「県の石」として選定し,2016年5月10日(地質の日)に発表しました.2022年春に関東支部は,第1弾として,オンライン講演会「県の石 神奈川県」を開催しました.第2弾は茨城県に焦点を当てたいと思います.茨城県の「県の石」と「筑波山地域ジオパーク」のさらなる理解と普及を目的として,オンライン講演会を開催します.是非ご参加ください.

主催:(一社)日本地質学会関東支部
日時:2023年1月22日(日)13:00〜16:05(入室は12:30から)
対象:会員および非会員
CPD:3単位
参加費無料(要事前申込)
申し込み期間:2022年12月19日(月)〜2023年1月11日(水)まで
申し込み先:[専用申込フォーム]からお申し込みください.
募集人数:200人
Zoomによる同時双方向方式(講演内容の録画記録は禁止)
お問い合わせ先:加藤 潔(駒澤大学)メールアドレス:kkato@komazawa-u.ac.jp

プログラム

  • 13:00〜13:05 支部長挨拶
  • 13:05〜13:50 『茨城県の岩石と鉱物:花崗岩とリチア電気石を中心に』ミュージアムパーク茨城県自然博物館 小池 渉氏 【講演要旨】八溝山地南部には,白亜紀後期頃にマグマが貫入してできた花崗岩類などが,関東平野に突出した筑波山塊の主要部を構成している.この花崗岩は稲田・真壁地域では古くから御影石として採掘され,地域に根ざした文化・産業が育まれてきたことから,茨城県の岩石に指定されている.また,茨城県北部の妙見山ではリチウムペグマタイトが露出している.リチア電気石はその主要鉱物の1つで,紅,青,緑など多様な色をした柱状結晶として産しており,茨城県の鉱物に指定されている.
  • 13:50〜14:05 質疑応答・休憩
  • 14:05〜14:50 『茨城県の化石:ここまでわかった古代ゾウステゴロフォドン』神栖市歴史民俗資料館 国府田良樹氏 講演要旨】ステゴロフォドンは,新生代中新世〜鮮新世の南アジアから日本に生息した,鈍頭歯型の臼歯を特徴とした長鼻類である.これまで産出した化石は臼歯や部分的な下顎骨などが多かったが, 2011年に茨城県常陸大宮市で産出した化石は,保存状態のよい頭蓋化石であった.本発表では,これまで発見されたステゴロフォドン化石について紹介するとともに,現生のゾウと比較をすることでステゴロフォドンの頭蓋や臼歯の特徴を明らかにする.
  • 14:50〜15:05 質疑応答・休憩
  • 15:05〜15:50 『筑波山地域ジオパークの楽しみ方』 筑波山地域ジオパーク推進協議会 冨永紘平氏 【講演要旨】ジオパークで紹介するものは,岩石や地層だけではありません.その地域の人々の生活や自然と大地の関わりに気づくことができることが,ジオパークの醍醐味といえます.例えばその地域特有の食べ物や伝統産業なども,その土地の地質・地形条件を反映していることがあるのです.本講演では,茨城県南部の筑波山地域ジオパークを対象に,地域の農水産物や工芸品などと大地の関わり及びジオパークの役割をご紹介します.
  • 15:50〜16:05 質疑応答
  • 幹事長挨拶(終了)

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学生・初級者向け 「地質断面図」の書き方講座 ―布良海岸巡検―

2022年5月2日

日本地質学会関東支部では,昨年より標記の講座を実施しています. 館山市布良海岸付近をフィールドに,野外地質調査を実施します。学生・初級者向けです. 地層・堆積岩の見方を学び,測定した走向・傾斜をもとに地質断面図を描けるようにする講座です. 野外地質調査に不慣れな方,堆積岩の見方を勉強したい方、大歓迎です.

期日・場所:

  • 2022年6月4日(土) 11:00〜14:30―千葉県館山市布良海岸付近で野外調査
  • 2022年6月5日(日) 10:00〜13:00―JR総武線船橋駅〜千葉駅付近(場所未定)で地質断面図作成(室内作業)

募集人数:最大6名―学生優先,余裕がある場合学生以外も受け付けます(希望者は7.0CPD単位取得可能)
費用:学生一人6,000円、一般一人10,000円(最寄り駅から館山駅・千葉駅までの運賃は含まず)
申込み期間:2022年5月8日(日)〜5月20日(金)定員になり次第締め切り
申込み方法:メールでのみ受付、氏名・所属・学年・年齢(保険に必要)・連絡先(携帯番号)を明記のこと
申込者には必ず受け付けメールを送信します.申込み後3日経っても返信がない場合は問い合わせてください.
お問い合わせ・申込先 米澤正弘,
アドレスは my-yonezawa@y6.dion.ne.jp
学生優先です.学生以外の方はキャンセル待ち状態の扱いとなります.5月21日(土)に可否を連絡します.
その他:

  1. 詳細については参加人数確定後ご本人宛にメールで連絡します.
  2. 事前課題を出す予定です。期限までにご提出ください.
  3. キャンセルの場合は速やかにご連絡ください.キャンセル料―7日前〜前日:50%、当日:100%
  4. 荒天が予想される場合の中止判断は前日18:00までに行い,電話で各人に連絡します.

(注記)コロナウィルスの感染拡大状況によっては,中止・延期することがあります.
担当:日本地質学会関東支部幹事 米澤正弘、加藤 潔、方違重治

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2022年度総会・講演会開催のお知らせ(第二報)

2022年3月14日,4.5更新

関東支部では,下記のように支部総会及び講演会を開催いたします.今回は事前申込制の「会場+オンラインのハイブリッド方式」で行います. 講演会は非会員の方も受講可能で, CPD1.5単位取得可能です.

日時:2022年4月17日(日)14:00〜16:45
場所:大田区産業プラザPiO 3階 特別会議室(大田区南蒲田1丁目20-20,京急蒲田駅前)

プログラム:
13:30 受付開始
14:00〜15:40 講演会(CPD単位取得可)
講師:中澤 努氏(産総研)「首都圏の浅部地盤の地質層序と地盤震動特性」
要旨:近年,首都圏の地下浅部の層序が明らかにされつつある.またそれに基づき地下浅部の3次元地質モデルの構築が試みられている.これまで首都圏の地震動予測等に地下浅部の地質の情報はほとんど反映されなかったが,地質層序に基づく地質モデルが構築されることで,地質と地盤震動特性を紐付けすることが可能となってきた.ここでは常時微動観測で知ることのできる首都圏の地盤震動特性,特にピーク周波数と地質層序の対応関係について,いくつかの例を挙げて論じる.
15:50〜16:45 関東支部総会

*関東支部会員の方で総会に欠席される方は委任状をお願いします.
委任状送付方法:webフォーム、郵送、FAXのいずれかの手段でお送りください。
しろまるWEBフォームの場合(4月15日(金)18時締切)
https://forms.gle/Z8m8WweHfFCAXWeAA

〇郵送またはFAXの場合(4月14日(木)必着締切)
〒101-0032 東京都千代田区岩本町2-8-15 井桁ビル6F
日本地質学会事務局気付 関東支部事務局
FAX:03-5823-1156
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<関東支部総会委任状>
2022 年4月17日(日)開催の日本地質学会関東支部総会に出席できませんので,
当日一切の議決権を 君(又は,議長)に委任します(空欄の場合は議長とします).
日時:2022年 月 日
住所:
会員氏名:
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問い合わせ先:
関東支部幹事長 笠間友博(箱根町企画課箱根ジオパーク推進室)
電話 0460-85-9560
Eメール geo-museum[at]town.hakone.kanagawa.jp

  • 3月7日現在,新型コロナ感染拡大状況により,会場の定員には人数制限もあるため,現地会場ではできるだけ少数の出席者を見込んでおります.
  • 総会・講演会への参加はできるだけオンラインでの出席,あるいは委任状または議決権行使書による書面での総会出席をお願いいたします.
  • なお現地会場での参加のご希望があれば事前にお申し出を受け付けます.
  1. 支部功労賞授与式
  2. 議長選出
  3. 支部規約改正(第1号議案)
  4. 2021年度 活動報告(第2号議案)・会計報告(第3号議案)
  5. 支部役員選任(候補者の選出が選挙の場合は総会参加者で投票)
  6. 2022年度 活動方針(第4号議案)・予算報告(第5号議案)



2021年度の活動

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サイエンスカフェ「おうちで楽しむ陸と海の火山紀行」開催のお知らせ


日本地質学会関東支部では, サイエンスカフェ「おうちで楽しむ陸と海の火山紀行」を開催します。 Twitterを中心として、火山や地質の情報を積極的に発信する池上郁彦さん (タスマニア大)をお迎えして、おうちPCで世界中の陸と海の火山を旅する 方法を紹介します。福徳岡ノ場噴火の情報など、池上さんが収集、再発信 した情報を目にした方も多いはず。3Dデジタル地図の作成など地形データ の可視化、噴火情報の収集と拡散など、ネットとデータを駆使した火山の 楽しみ方を体験してください。池上さんが創るオリジナル地形表現と共に 陸と海の火山を旅しましょう。

開催日時:2022年3月21日(月・祝)15:00-16:30
開催方法:Zoomによる双方向オンライン
ゲストスピーカー:池上郁彦さん(タスマニア大学)
ファシリテータ:岡山悠子さん(科博SCA)
対象:会員および非会員(どなたでもお申し込みいただけます)
参加費:無料 定員:30名(先着順)
お申込み・詳細は、下記サイトをご参照ください。
https://sites.google.com/view/ouchivolcano/

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2022年度関東支部幹事選出のお知らせ


支部幹事の改選に伴い,支部幹事立候補者の受付を行います.幹事の定数は20名で,任期は2022年関東支部総会終了後(無投票の場合,選挙の場合は選挙終了後)から2024年関東支部総会までとなります.立候補者多数の場合は,支部総会参加者で投票を行います.

立候補期間:2022年3月1日(火)〜3月11日(金)
候補者(支部会員)は,氏名・所属・連絡先を下記に届け出てください.
受付先:日本地質学会関東支部 メール,郵送,FAXにより受け付けます.
〒101-0032 東京都千代田区岩本町2-8-15 井桁ビル内
FAX:03-5823-1156
メール:kanto@geosociety.jp 見出しは「関東支部選挙」でお願いします.

関東支部幹事選挙 選挙管理委員会
委員長 入野寛彦
委 員 亀高正男・河村知徳

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オンライン講演会「県の石 神奈川県」


日本地質学会は,全国47都道府県について,その県に特徴的に産出する,あるいは発見された岩石・鉱物・化石をそれぞれの「県の石」として選定し,2016年5月10日(地質の日)に発表しました.関東支部では関東地方にある「県の石」のさらなる理解と普及を目的としてオンライン講演会を行います.是非ご参加ください.

主催:(一社)日本地質学会関東支部
日時:3月5日(土)13:00〜16:05(入室は12:30から)
開催方法:Zoomによる同時双方向方式(講演内容の録画記録は禁止します)
対象:会員(定員に余裕のある場合,非会員も受け付けます)
CPD:3単位 参加費:無料(要事前申込)
申込期間:2月1日(火)〜24日(木)まで
申込はこちらから:https://forms.gle/8WWWxMkWd9JWQFMVA
定員:75人(先着順)

  • プログラム 講演要旨(3件)PDF はこちら
  • 13:00〜13:05 支部長挨拶
  • 13:05〜13:50 『鉱物少年が発見した新鉱物「湯河原沸石」』神奈川県立生命の星・地球博物館館長 平田大二氏
  • 13:50〜14:05 質疑応答・休憩
  • 14:05〜14:50 『丹沢の谷にサンゴの化石』神奈川県立生命の星・地球博物館外来研究員 門田真人氏
  • 14:50〜15:05 質疑応答・休憩
  • 15:05〜15:50 『神奈川県の岩石「トーナル岩」から読み解くダイナミックな島弧衝突の履歴』国立科学博物館・地学研究部 谷健一郎氏
  • 15:50〜16:05 質疑応答
  • 16:00〜16:05 幹事長挨拶(終了)


問い合わせ先:関東支部幹事長 笠間友博 kasama[at]mh.scn-net.ne.jp([at]を@マークにしてください)電話0460‒83‒8140

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アウトリーチ巡検
川の防災と川が作った地形を巡る
〜首都圏外郭放水路見学と春日部周辺,中川低地の地形観察〜


近年増大している河川の氾濫に備える首都圏外郭放水路の龍Q館(展示)および地下神殿見学と埼玉県春日部周辺の河川地形を観察します.

  • 実施日:2022年2月20日(日)10:30〜16:30(予定)
  • 対象:地学に興味のある方(地質学会会員でなくても可)
  • 定員:20人(先着順),最少催行人数15人(達しない場合は中止です)
  • 講師:杉内由佳氏(元・埼玉県立川の博物館)
  • 参加費:3,000円(地下神殿入場料,保険代,資料代等を含む.当日現金にて集金)(注記)学会規定のキャンセル料が発生します.参加確定後〜巡検3日前まで50%,巡検2日前以降100%になります.ご承知おきください.
  • 集合:北春日部駅(東武スカイツリーライン:旧東武伊勢崎線)10:30
  • 解散:南桜井駅(東武アーバンクライン:旧東武野田線)16:30頃
  • 予定コース: 北春日部駅集合(徒歩)→1首都圏外郭放水路(大落古利根川流入堤)→2河畔砂丘→3首都圏外郭放水路(第五立坑)→4小淵の一里塚→5春日部公園橋(昼食)・旧粕壁宿→春日部駅(東武アーバンクライン線:旧東武野田線)⇒南桜井駅(市民バス)⇒6龍Q館(展示)・地下神殿見学(予定14:00~14:55)→(徒歩)→7旧河道→8水塚→道の駅庄和(休憩)→9首都圏外郭放水路(第二立坑)→10実績浸水深の痕跡→南桜井駅解散
  • (注記) 地下神殿は予約制で入場料1000円です.100段以上の階段の昇り降りがあり,自力で歩行できることが条件となっています(エレベーター等の設備はありません).
  • (注記) 地下神殿以外の行程は(低地のため)高低差はありませんが,水平距離で4〜5km程度歩きます.
  • (注記) コロナ感染状況や予約の混み具合等により見学時間変更の可能性,また天候状況や点検等により放水路の稼動時は見学中止,その他の見学コース変更の可能性があります.
  • (削除) 参加申込期間:2022年1月23日(日)〜2月13日(日) (削除ここまで)*定員に達しましたので,申込は締め切りました(2022年2月9日)
  • 申込み・問い合わせ:メールにて下記担当者までお申し込みください.件名は見落とし防止のため「2月20日アウトリーチ巡検申込み」として下さい.氏名,住所,年齢,生年月日(保険申込みに必要なため).携帯番号,メールアドレスをお知らせください.申込者全員に受付結果についてのメールを返信します.
  • 受付担当:米澤正弘 メール:my-yonezawa[at]y6.dion.ne.jp(注:「at」を@マークにして送信してください)

(日本地質学会関東支部担当幹事:米澤正弘,田村糸子)

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関東支部功労賞募集


日本地質学会関東支部では,支部の顕彰制度に基づき2021年度も支部活動や地質学を通して社会貢献された個人・団体を関東支部として顕彰いたします. つきましては,下記の要領で支部会員からの推薦を募集します.

  1. 対象者:支部活動や地質学を通して広く社会貢献をされた関東支部内に在住の個人・団体 *社会貢献や活動の評価においては,必ずしも学問的な成果を問うものではありません.
  2. 公募期間:2021年12月10日〜2022年1月10日
  3. 選考期間:2022年1月11日〜2022年1月31日 関東支部功労賞審査委員会(委員長:山崎晴雄 前支部長)を設置
  4. 審査結果報告:NEWS誌、関東支部総会
  5. 推薦方法:対象者氏名,推薦者氏名,推薦理由(400字程度)を記入の上,関東支部功労賞推薦としてメールもしくはFAXにて下記へお送りください.
  6. 推薦受付:箱根町立箱根ジオミュージアム 笠間友博 〒250-0631 箱根町仙石原1251 E-mail:geo-museum@town.hakone.kanagawa.jp ,FAX:0460-84-9656


これまでの関東支部功労賞受賞者(順不同敬称略)

  • 2010年度 清水惠助
  • 2011年度 府川宗雄,かわさき宙と緑の科学館
  • 2012年度 神戸信和,松島義章,加瀬靖之,下仁田自然学校
  • 2013年度 埼玉県立自然の博物館,早稲田大学高等学院理科部地学班
  • 2014年度 千葉達朗,横須賀市立自然・人文博物館
  • 2015年度 千葉県立中央博物館,神奈川県大井町・株式会社古川
  • 2016年度 門田真人,遠藤 毅,栃木県立博物館
  • 2017年度 故山本高司,中山俊雄
  • 2018年度 ミュージアムパーク茨城県立自然博物館,本間岳史
  • 2019年度 東京大学大学院千葉演習林,相模原市立博物館
  • 2020年度 群馬県立自然史博物館
2021年11月25日掲載

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学生・初級者向け「地質断面図」の書き方講座―布良海岸巡検―


主催:(一社)日本地質学会関東支部
趣旨:野外地質調査を実施し、そのデータをもとに地質断面図を描けるようにする。
日時・場所・日程:2021年5月22日(土)―館山市布良海岸野外地質調査

  • 10:10 JR館山駅改札口集合(弁当・飲み物等持参)
  • 10:30〜15:00 布良海岸で地質調査(12:00〜13:00昼食)
  • 15:45 JR館山駅解散(宿泊はなし)


5月23日(日):地質断面図の作成作業(千葉市生涯学習センター工作室)

  • 9:30 JR千葉駅中央改札出て左側のベンチ付近集合、千葉市生涯学習センターへ移動
  • 10:00〜14:30 地質断面図の作成(12:00〜13:00 昼食―周辺に飲食店あり、弁当持参も可)
  • 15:00 JR千葉駅解散


募集人数:最大6名―学生優先、余裕がある場合学生以外も受け付けます(希望者は7.0CPD単位取得可能)
服装等:22日は汚れてもよい服装で・雨天時以外は運動靴でOK、
準備するもの:ハンマー・クリノメーター・ヘルメット(調達できない場合はその旨メールに明記のこと)、手袋、野帳等、地図は主催者側で用意
費用:学生一人6,000円、一般一人10,000円(最寄り駅から館山駅・千葉駅までの運賃は含まず)
申込み期間:2021年4月11日(日)〜4月26日(月)―定員になり次第締め切り
申込み方法:メールでのみ受付、氏名・所属・学年・年齢(保険に必要)・連絡先(携帯番号)を明記のこと。申込者には必ず受け付けメールを送信します。申込み後3日経っても返信がない場合は問い合わせてください。
アドレスは 米澤正弘 my-yonezawa@y6.dion.ne.jp
学生優先です。学生以外の方はキャンセル待ち状態の扱いとなります。4月27日(火)に可否を連絡します。
その他:

  1. 詳細については参加人数確定後ご本人宛にメールで連絡します。
  2. 事前課題を出す予定です。期限までにご提出ください。
  3. キャンセルの場合は速やかにご連絡ください。キャンセル料―7日前〜前日:50%、当日:100%
  4. 荒天が予想される場合の中止判断は前日18:00までに行い、電話で各人に連絡します。
  5. 問い合わせはメールで、日本地質学会関東支部幹事 米澤正弘まで。

(注記)コロナウィルスの感染拡大状況によっては、中止・延期することがあります。
担当:日本地質学会関東支部幹事―米澤正弘、加藤 潔、方違重治

お知らせ


オンライン2021年度関東支部総会報告・地質技術伝承会のお知らせ

別途お知らせのように、総会は書面会議によって開催します。書面会議の結果報告と昨年開催できなかった地質技術伝承会をオンライで下記のように行います。なお、書面会議の議事録はニュース誌でも公開します。

日時:20215月年5月23日(日)オンライン開催

  • 13:00〜13:30 総会結果報告 関東支部功労賞表彰式も予定、議事結果報告なので質疑応答はありません。
  • 13:30〜15:00〜地質技術伝承会 講師 北川博也 氏(株式会社ダイヤコンサルタント 本社企画・技術本部技術統括部長 )演題「地質調査、最近の動向」

なお従来通り、非会員の方でも地質技術伝承会は参加できます。地質技術伝承会は会員、非会員問わず参加費はかかりません。
CPD1.5単位取得可能です。
定員:300名
申込締切:5月13日(木)
参加申込フォームはこちら(https://forms.gle/frM1vjBQNyYYycJt7)


(お問い合わせ先) 関東支部幹事長 笠間友博
箱根町立箱根ジオミュージアム 250-0631 箱根町仙石原1251
電話0460-83-8140 ファックス 0460-84-9565
E-mail geo-museum@town.hakone.kanagawa.jp
(週4日程度出勤のため、お急ぎの場合は携帯090-9952-8363にお願いします)

お知らせ


2021年度関東支部総会(書面会議)開催のお知らせ

2021年度関東支部総会議案書に寄せられたご意見についての回答(2021年4月23日追記)
【寄せられたご意見について】2021年度関東支部総会議案書の中で
「2.支部規則改正支部の研究発表会等で優秀発表者賞等の授与を支部規則に明文化してほしいとの要請が本会よりあり、関東支部規則の一部改正を行い 12 月 5 日の理事会で承認された。」の文章表現について,
「支部規則の改正は支部総会で定める」ことになっているので「12月5日の理事会で承認された」という表現は「規則の改正を提案した」になるのではないかというご意見が関東支部会員より寄せられました.

【回答】今回の関東支部規則改正案は12月5日の理事会で報告し,確認をしましたが,支部規則の改正は理事会の審議事項ではありませんので,「理事会で承認」という表現は適切ではなかったと考えます.よって,文末の「 関東支部規則の 」以下を下記のように修正します.
「関東支部規則の一部改正について検討し,改正案を12 月 5 日の理事会に報告した.」

【対応】締め切りが4月30日ですので,通常の総会では現在は審議時間ととらえ,皆様にこの件についてお伝えした次第です.提案した規則の文面については,変更がありませんので,議案書はそのままにしますが,上記回答をお含みおき,ご投票いただきますようお願い致します.
なお、最新のタイムスタンプのものを有効としますので、既に投票された方で議案に対する賛否が変わるようでしたら,お手数ですが再度フォームで送っていただければ幸いです.
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2021年度関東支部総会について,新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から,今年度も書面会議(以下,書面総会)によって開催します. 書面総会に参加される方は,下記に従い,議決権行使書または委任状の提出をお願いします.Googleフォームにおける議決権行使書または委任状の提出をもって書面総会に参加したものとみなします.なお本来は総会参加者の中から議長を互選しますが,書面総会では関東支部幹事会により予め河村知徳会員(石油資源開発(株))を議長候補として推薦し,議決権行使書によって信任投票を行います.

(注記)議長の職責
1. 定足数確認(議決権行使書および委任状の総数が関東支部会員総数の20分の1以上)
2. 各議案承認の可否確認(各議案過半数の賛成で承認)
3. 議事録への署名(議事録は支部HPやニュース誌に公開)

書面総会開催方法
1. 本総会議案書を次のリンクよりダウンロードしてください.
「関東支部2021年度総会(書面会議)議案書」(pdfファイル)
2. 下記リンク先のGoogleフォームにより、議決権行使書または委任状どちらかを記入提出してください(提出締切日:4月30日).議決権行使書または委任状どちらか一人1回のみ有効です.複数送信された場合は最も新しいタイムスタンプのものを有効とします.

3. 議長および議長の指名する者により議決権行使書および委任状の集計をおこない,過半数の賛成により各議案を承認します.
4. オンライン書面総会報告(5月23日13:00〜)、地質技術伝承会と合わせてオンライン開催します。URL等は別途ご連絡します。
5. 書面総会議事録の掲載:(ニュース誌6月号,HPへの掲載:5月末)

(注記)支部HPが見られない環境で書面総会に出席されたい会員には個別に対応します.至急,ご住所とご氏名をご連絡ください.郵送またはFAXにて対応します. また,審議事項に関する質問は個別に対応しますので,ご連絡ください.

(お問い合わせ先) 関東支部幹事長 笠間友博
箱根町立箱根ジオミュージアム 〒250-0631 箱根町仙石原1251
電話0460-83-8140 FAX 0460-84-9565
E-mail geo-museum[at]town.hakone.kanagawa.jp

お知らせ

2021年2月5日掲載

サイエンスカフェ「VR!!地球科学のアソビカタ」のお知らせ


日本地質学会関東支部では,サイエンスカフェ「VR!!地球科学のアソビカタ」を開催します。
仮想現実(Virtual Reality)ってナニ?VRって役に立つ? 自らも地球科学者であり,VRを駆使して研究成果を世界に発信している芝原暁彦さんと今井拓哉さんをゲストスピーカーに迎え,VR世界の泳ぎ方,新しい情報発信の方法,VRと地球科学の相乗効果などを参加者の皆さんに体験していただきます。

  • 日程:2021年3月21日(日)
  • 開催場所:クラスターによるVR空間内
  • ゲストスピーカー:芝原明彦 (地球科学可視化技術研究所)・今井拓哉 (福井県立大学恐竜学研究所)
  • ファシリテータ:岡山悠子(科博SCA)
  • 対象:会員および非会員
  • 参加費:無料
  • 備考:VRゴーグルは必要ありません。ご自身に管理者権限のあるスマホもしくはPCをご準備ください。

詳細は、下記サイトをご参照ください。(申込受け付けは終了しました)
https://sites.google.com/view/vr-earth/

報告

2021年1月15日掲載

「オンライン講演会−おうちで学ぶ恐竜研究の最前線−」実施報告


関東支部では年に一度,会場を借りてシンポジウムを開催してきたが,今年は新型コロナウイルス感染症対策のため,支部として初めてオンラインでの講演会として企画し,12月12日(土)13時から15時にかけて実施した.運営の都合上,定員75名で先着順の事前申込み制としたが,申込み期限前に定員に達し,例年のシンポジウムと同等規模で開催することができた.また,参加者は小学生からベテラン専門家まで多様であった.
新型コロナウイルスの影響で暗くなりがちな状況のなか,テーマとして夢のある「恐竜」を取り上げることとした.恐竜は地質学の中でも最も人気のある題材と思われるが,古生物学寄りであることや,関東からの化石産出が限られることなどから,支部としてこれまで扱ってこなかった経緯がある.しかし,関東でも恐竜を展示している博物館は多く,研究内容も新たな広がりを見せており,その一端を紹介するような企画とした.
今回は,群馬県立自然史博物館学芸員の郄耼祐司氏と,筑波大学助教の田中康平氏に,古生物の専門ではない一般向けに恐竜研究の最前線を講演して頂いた.郄耼氏からは近年,関東を含め国内各地から新たな恐竜化石発見が相次いでいることを具体的な発掘調査事例を含めて紹介があり,また,CTスキャンや骨格モデルを用いた最新の研究手法についても触れて頂いた.田中氏からはカナダのアルバータ州の化石産地の様子や,恐竜の卵殻化石から恐竜の営巣や当時の環境を推定する研究を紹介して頂いた.
講演に関する質問は随時チャットで受け付け,司会を介して講演者に問いかける形式とした.両講演とも非常に多くの質問を頂き,それらに答えていく中で話が盛り上がり,参加者と講演者とのコミュニケーションが深められたように思われる.講演して頂いた郄耼氏,田中氏をはじめ参加,関与して頂いた皆様に御礼申し上げる.

関東支部幹事:澤田大毅(地球科学総合研究所)

「オンライン講演会−おうちで学ぶ恐竜研究の最前線−」アンケート集計結果

アンケート依頼数:78名 回答数:49名 回答率:62.8%

問1 地質学会会員ですか?

  • 会員:24名
  • 非会員:25名


問2 年代を教えてください。

  • 高校生以下:5名
  • 大学生〜20代:11名
  • 30代〜40代:17名
  • 50代〜60代:15名
  • 70代以上:1名


問3 今回の講演会の内容はいかがでしたか?5段階で評価してください。
(1:いまいち〜5:とても良い)


問4 オンライン講演会という初めての試みでしたが、申込から当日の進行までの運営方法はいかがでしたか?
5段階で評価してください。(1:いまいち〜5:とても良い)


問5 良かったと思う点をご自由にご記入ください。(回答詳細は省略)
講演内容に関して、お二人の講演がとても興味深く面白かったという意見が多数。
運営方法に関して、画面が見やすい、自宅から気軽に参加できるなど、オンラインならではの良さを指摘する意見が多数あり。

問6 いまいちだった点をご自由にご記入ください。(回答詳細は省略)
質疑応答の時間が短い、質疑応答の時は適に画面共有を外して先生の顔が見えるようにしてほしい、あらかじめ対象年齢層(特に下限)を示してほしいなどの意見があった。

問7 今後の日本地質学会関東支部に期待する講演会やシンポジウムのテーマをご記入ください。(回答詳細は省略)
地質学に関係する様々なジャンルのテーマが挙げられていた。

問8 日本地質学会関東支部に対するご意見ご要望などがありましたらご自由にご記入ください。(回答詳細は省略)
引き続きこのような活動をしていただけると嬉しいとの回答が複数あり。





2020年の活動

案内

2020年12月10日掲載

アウトリーチ巡検:川の防災と川が作った地形を巡る
〜首都圏外郭放水路見学と春日部周辺,中川低地の地形観察〜


緊急事態宣言発出を受け,新型コロナウィルス感染拡大防止のため,
巡検は中止致します.再度開催等今後については未定です.
(2021年1月12日)


地質学会関東支部では,多くの方々に,野外での観察を通して,地学の面白さを実感し地球科学に対する理解を深めていただきたいという主旨でアウトリーチ巡検を実施しています.本年度は,近年増加している河川の氾濫に備える首都圏外郭放水路の龍Q館(展示館)および地下神殿の見学と春日部周辺の河川地形を観察します.

  • 主催:日本地質学会関東支部
  • (削除) 実施日:2021年1月31日(日) (削除ここまで)
  • 対象:地学に興味のある方(地質学会会員でなくても可)
  • 募集:20人(先着順) 最少催行人数15人
  • (削除) 申込み期間:12月12日〜1月15日 *定員に達した時点で終了 (削除ここまで)
  • 講師:杉内 由佳(元・埼玉県立 川の博物館,現・立正大学外部研究員)
  • 集合:首都圏外郭放水路 龍Q館10:00(東武アーバンクライン 南桜井駅よりバス)
  • 解散:東武スカイツリーライン(旧東武伊勢崎線)北春日部駅16:30前後(予定)
  • 予定コース(天候などにより変更になることがあります):首都圏外郭放水路1龍Q館(巡検コース・周辺地形解説)2地下神殿見学・昼食⇒(徒歩)3水塚⇒(徒歩)南桜井駅(東武アーバンクライン線)春日部駅⇒(以下徒歩)4旧粕壁宿⇒5河岸場跡⇒6地盤沈下⇒7河畔砂丘⇒8首都圏外郭放水路入口(古利根川流水堤および第五立坑)⇒北春日部駅(解散)
  • 参加費:3000円 (入館料,講師謝礼,保険代,資料代等.当日集金)*学会規定のキャンセル料が発生します.参加確定後〜巡検3日前まで50%,巡検2日前以降100%になります.ご承知おきください.

その他:

  • 首都圏外郭放水路の地下神殿見学は100段以上の階段の昇り降りがあり,自力で歩行できることが条件となっています(エレベータ等の設備はありません).
  • 当日,放水路受付で検温を行います.マスク着用が必須となっています
  • 新型コロナウイルスの感染状況により巡検が中止になる可能性があります.

申込み・問い合わせ:メールにて下記担当者まで
件名は見落とし防止のため「1月31日アウトリーチ巡検申込み」として下さい.
氏名,住所,年齢(生年月日)←保険申込みに必要なため,携帯番号,メールアドレス,所属をお知らせください.申込者全員に受付結果についてのメールを返信します.
担当: 関東支部幹事 田村糸子(たむらいとこ) メール zy847537[at]sb4.so-net.ne.jp((注記)[at]を@マークに修正して送信ください)

案内

2020年12月4日掲載

2020年度関東支部功労賞募集


日本地質学会関東支部では,支部の顕彰制度に基づき2020年度も支部活動や地質学を通して社会貢献された個人・団体を関東支部として顕彰いたします. つきましては,下記の要領で支部会員からの推薦を募集します.

  • 対象者:支部活動や地質学を通して広く社会貢献をされた関東支部内に在住の個人・団体(*社会貢献や活動の評価においては,必ずしも学問的な成果を問うものではありません.)
  • 公募期間:2020年12月17日〜2021年1月17日
  • 選考期間:2021年1月18日〜2021年1月31日 関東支部功労賞審査委員会(委員長:山崎晴雄 前支部長)を設置
  • 審査結果報告:NEWS誌、関東支部総会
  • 推薦方法:対象者氏名,推薦者氏名,推薦理由(400字程度)を記入の上,関東支部功労賞推薦としてメールもしくはFAXにて下記へお送りください.
  • 推薦受付:箱根町立箱根ジオミュージアム 笠間友博 〒250-0631 箱根町仙石原1251 E-mail:geo-museum@town.hakone.kanagawa.jp ,FAX:0460-84-9656


これまでの関東支部功労賞受賞者(順不同敬称略)

  • 2010年度 清水惠助
  • 2011年度 府川宗雄,かわさき宙と緑の科学館
  • 2012年度 神戸信和,松島義章,加瀬靖之,下仁田自然学校
  • 2013年度 埼玉県立自然の博物館,早稲田大学高等学院理科部地学班
  • 2014年度 千葉達朗,横須賀市立自然・人文博物館
  • 2015年度 千葉県立中央博物館,神奈川県大井町・株式会社古川
  • 2016年度 門田真人,遠藤 毅,栃木県立博物館
  • 2017年度 故山本高司,中山俊雄
  • 2018年度 ミュージアムパーク茨城県立自然博物館,本間岳史
  • 2019年度 東京大学大学院千葉演習林,相模原市立博物館

案内

2020年11月9日掲載

「オンライン講演会−おうちで学ぶ恐竜研究の最前線−」
本シンポジウムは定員に達しましたので、申込受付を終了いたします。
なお、キャンセル待ちはございません。ご了承下さい。(2020年11月30日 更新)


関東支部では会員および非会員の方を対象に、オンライン講演会を行います。新型コロナウィルス感染症の心配と切り離せない日々が続いていますが、今回は夢のある「恐竜」の話題で、非日常的な地質学的時間スケールの旅を体験していただければと思い、下記のように計画いたしました。是非ご参加ください。

  • 主催:(一社)日本地質学会関東支部
  • 日時:12月12日(土) 13:00〜15:00
  • 対象:会員および非会員 CPD 2単位(希望者)
  • 参加費:無料、ただし事前申し込み者のみ参加可
  • 申し込み期間:11月12日(木)より12月5日(土)まで *定員に達しましたので、申込受付を終了いたします(2020年11月30日)
  • (削除) 申し込み先: 下記Googleフォームよりお申し込みください。 (削除ここまで)
  • 募集人数:75人(先着順)
  • Zoomによるオンタイム、オンライン方式(講演内容の録画記録はご遠慮ください)

プログラム

12:15〜12:45 視聴者入室
13:00〜13:05 支部長挨拶
13:05〜13:45 「日本の恐竜〜発掘と研究〜」群馬県立自然史博物館学芸員 郄耼祐司氏
【演者より】「サンチュウリュウ」など1980年代の歯や部分骨の発見、さらにその後のアマチュアによる発見を端緒として、これまでに多くの恐竜に関する学術調査が日本各地で行われてきました。恐竜が見つかった地域の中には今も発掘調査を実施している地域もあれば、研究成果を元に既存の博物館の拡張や新たに博物館が設置された地域もあります。この講演では、国内各地の恐竜発掘、恐竜研究の現状を紹介し、今後の展望について考えたいと思います。
13:45〜14:00 質疑応答 チャット方式 司会により進行
14:00〜14:05 準備休憩
14:05〜14:45 「最新研究で明らかになる恐竜のくらし」筑波大学助教 田中康平氏
【演者より】近年、恐竜研究は急速なスピードで進んでいます。これまで分からなかった恐竜たちの生き生きとした生態が、様々な方法を使って明らかになりつつあります。例えば、キラキラと輝く羽毛を持つ恐竜や、皮膜で飛翔した恐竜、水の中で生活していた恐竜など、多様な恐竜たちの存在が見えてきました。この講演では、私が専門とする恐竜の繁殖行動や子育てを中心に、恐竜たちの多彩なくらしぶりをお話ししたいと思います。
14:45〜15:00 質疑応答 チャット方式 司会により進行
15:00 幹事長挨拶 (終了)

問い合わせ先:関東支部幹事長 笠間友博(kasama@mh.scn-net.ne.jp)

報告

2020年11月2日掲載

関東支部ミニ巡検「大磯丘陵北東部のテフラ」実施報告

写真:粟久保の露頭
(神奈川県平塚市土屋)前での集合写真

関東支部では,本来2月16日に開催予定であったが悪天候により中止となったミニ巡検の代替企画として10月4日(日)に本巡検を実施した.笠間友博氏(箱根ジオミュージアム・関東支部幹事長)を講師として,15名の参加者とともに大磯丘陵北東部の4か所の露頭を見て歩いた.
おりしも今年初め頃より新型コロナウイルス感染症が蔓延し,関東支部では技術伝承講習会やフィールドキャンプなど軒並み中止となったが,支部活動を再開するタイミングを見計らっていたところ,世間では7月末よりGoToキャンペーンが実施され始めたこともあり,借上げバスを使用せず徒歩移動型の巡検であれば3密になることもなく比較的安全に巡検が実施できると考えて,非接触式体温計による検温,手指のアルコール消毒,マスクの着用など考えられる感染症対策を行った上で実行した.もちろん,全員のお互いに「うつさない・うつらない」という信頼関係があって成立するものである.無事巡検が実施できたことを講師の笠間氏をはじめ皆様に感謝したい.(神奈川県温泉地学研究所 小田原 啓)

参加者の感想

10/4(日)に開催された,地質学会関東支部主催の火山灰ミニ巡検に参加した.もともとは2月に開催予定であったが,天候不順により延期となり,さらに新型コロナウイルスの影響で代替日程がこの時期となった.集合場所では非接触式体温計による検温が実施されたほか,マスクの着用を事前に依頼するなど,感染症対策が行われていた.
STOP1は「寺分の露頭」あるいは「粟窪の露頭」と呼ばれる,比較的知名度の高い露頭である.露頭の最下部にはTB-9テフラを挟在するローム層(T-Bテフラ累層)が見られ,それを不整合に覆ってMIS5.5の海成層である吉沢層が分布する.吉沢層の下部は主にラミナの発達する砂層からなり上部に向かってシルトや泥炭に漸移する.吉沢層の上部から軽石を主体としたテフラが挟在するようになり,観察した範囲では下位からKlP-3〜KlP-7のテフラが見られた.いくつかのテフラは軽石のほかに火山灰(火山豆石を含む)を主体とする部分を伴うことを特徴とするが,この火山灰はマグマ水蒸気爆発の産物であり,噴出源である箱根火山に湖などの水域があったと推定されることが案内者から紹介された.また,参加者からはこれらの火山灰部分から淡水の珪藻化石が産出することも紹介された.観察されるテフラは大部分が箱根火山起源であり,厚いテフラが高頻度で挟在することから箱根火山の活動が非常に活発な時期であったことが分かること,観察されるテフラのうちTB-9及びKlP-4は角閃石を含むことから箱根火山以外が起源と推定され,そのうちTB-9は先小御岳火山起源の可能性が指摘されていることなどが案内者から紹介された.
STOP1-1はSTOP1から約300m南方の道路沿いの露頭である.東西約200m程度にわたって断続的に露出しており,下位からTB-1〜TB-7テフラを挟在するT-Bテフラ累層が観察されるが,TB-2テフラはこの露頭では明瞭な軽石層として識別されなかった.この地点はSTOP1より数m程度標高が高いが露出するテフラがSTOP1で見られたTB-9より下位のテフラであることから,T-Bテフラ累層が北に傾斜していることが分かる.TB-1テフラは川崎市の生田緑地周辺の多摩丘陵ではバヤリースと呼ばれる軽石層に対比され,箱根火山から火砕流を伴う大規模なテフラが多数供給されたカルデラ形成期の噴出物であること,TB-2・3・5テフラは角閃石を含み箱根火山以外が給源である可能性などが紹介された.
STOP2は土取場跡地の大露頭である.露頭が切り立っているため遠方からの観察となった.大部分がMIS7.5の海成砂層(T-b層または早田層)からなり,上部にT-Bテフラ累層が重なるのが観察される.かつては砂層中にTCu-4テフラが観察されたが,露頭の下部から中部にかけて崖錐に埋もれつつあり,観察できなくなっている可能性があるとのことであった.
STOP2-2はSTOP2から約350m北方の道路沿いの露頭である.かつては道路沿いにSTOP2で見られた地層が連続的に観察できたそうであるが,現在は砂層のごく一部とTB-6・7・8テフラのみが観察可能である.TB-6・7・8テフラはいずれも粗粒の軽石を主体とする厚いテフラ層である.TB-8は角閃石を含むことが紹介されたが,巡検で観察したほかの角閃石含有テフラと異なり,軽石の粒径や層厚が大きく,見かけはほかの箱根火山起源のテフラに似ている.箱根火山でも角閃石を含むマグマの活動があったのか,あるいは箱根以外の火山からこれほどの規模のテフラが供給されたのか,どちらにしても興味深い事例であると思う.
今回は10時集合,15時解散という短時間の巡検であったが,テフラと海水準変動と箱根火山の活動の関係を観察することができ,内容は充実していた.私的な調査も含めて今回が今年度初めての野外観察だという参加者もおり,新型コロナウイルスの影響が調査研究にも及んでいることが改めて実感された.しかし,巡検は風通しの良い屋外で行われ,観察もそれほど密集して行うものでもない.今回行われていたようにマスクの着用や検温がしっかりされていれば,巡検を行っても問題ないと個人的には思うので,今後は巡検の企画が以前と同じ頻度に増えることを期待したい. ((株)ダイヤコンサルタント 下釜耕太)

2020総会(書面会議)

2020年4月20日掲載 5.7更新 6.8更新
2020年度関東支部総会(書面会議)

関東支部書面会議議事録200523.pdf 20.6.8掲載
2020年4月11日に開催を予定していた2020年度関東支部総会について,新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から,書面会議(以下,書面総会)によって開催します. 書面総会に参加される方は,下記に従い,議決権行使書または委任状の提出をお願いします.Googleフォームにおける議決権行使書または委任状の提出をもって書面総会に参加したものとみなします.なお本来は総会参加者の中から議長を互選しますが,書面総会では関東支部幹事会により予め松浦一樹会員を議長候補として推薦し,議決権行使書によって信任投票を行います.
(注記)議長の職責
1. 定足数確認(議決権行使書および委任状の総数が関東支部会員総数の20分の1以上)
2. 各議案承認の可否確認(各議案過半数の賛成で承認)
3. 議事録への署名(議事録は支部HPやニュース誌に公開)

書面総会開催方法
1. 本総会議案書を次のリンクよりダウンロードしてください.

2. 下記リンク先のGoogleフォームにより、議決権行使書または委任状どちらかを記入提出してください(提出締切日:5月23日).議決権行使書または委任状どちらか一人1回のみ有効です.複数送信された場合は最も新しいタイムスタンプのものを有効とします.

  • (削除) 関東支部2020年度総会(書面会議)議決権行使書のフォーム(https://forms.gle/qXe7tmW83bfH7E7U9) (削除ここまで)
  • (削除) 関東支部2020年度総会(書面会議)委任状のフォーム(https://forms.gle/XxGLY4Dzy7nV8nDA7) (削除ここまで)

3. 議長および議長の指名する者により議決権行使書および委任状の集計をおこない,過半数の賛成により各議案を承認します(5月23日〜5月末).
4. 書面総会議事録の掲載(閉会宣言):(ニュース誌6月号,HPへの掲載:5月末)

(注記)支部HPが見られない環境で書面総会に出席されたい会員には個別に対応します.至急,ご住所とご氏名をご連絡ください.郵送します. また,審議事項に関する質問は個別に対応しますので,ご連絡ください.

(お問い合わせ先) 関東支部幹事長 笠間友博
箱根町立箱根ジオミュージアム
〒250-0631 箱根町仙石原1251
電話0460-83-8140 FAX 0460-84-9565
E-mail geo-museum[at]town.hakone.kanagawa.jp

2020総会・伝承講習会

2020年2月14日掲載
2020年度総会・地質技術伝承講演会開催のお知らせ​

[行事開催に関するお知らせ]東京都における新型コロナウイルス感染症の急激な拡大を受け,2020年4月11日(土)「北とぴあ」での2020年度支部総会・地質技術伝承講演会・関東支部功労賞表彰式・懇親会は行わないこととしました.
なお支部総会は延期開催の予定で,会場・日程が決まり次第,ニュース誌,geo-flash,支部MLなどでお知らせいたします.地質技術伝承講演会の開催については,別途検討したします.(2020年3月26日)


(削除) 日時:2020年4月11日(土)14:00〜16:45
場所:北とぴあ 第2研修室 (東京都北区王子1-11-1) (削除ここまで)

JR京浜東北線王子駅徒歩2分,東京メトロ南北線王子駅直結
プログラム:
13:30受付開始
14:00〜15:40地質技術伝承講演会
15:50〜16:45関東支部総会
1)支部功労賞授与式
2)関東支部幹事選挙(選挙の場合)
3)2019年度 活動報告・会計報告
4)2020年度 活動方針・予算報告
17:15〜 懇親会(予定)会費等当日受付

地質技術伝承講演会
参加費:無料,どなたでも参加できます.CPD単位取得可能(1.5)
申し込み方法:メールまたは学会へのFAX
1)関東支部幹事 加藤 潔(駒澤大学 kiyoshi.katoh@gmail.com)
2)日本地質学会関東支部気付 関東支部 FAX:03-5823-1156
講師:北川博也氏(株式会社ダイヤコンサルタント,九州支社地盤技術部長)
タイトル:ボーリング技術,最近の動向


関東支部総会 関東支部会員の方で総会に欠席される方は委任状をお願いします.
委任状送付方法:

  • 郵送またはFAXの場合は下記にお送りください.
  • 〒101-0032 東京都千代田区岩本町2-8-15 井桁ビル6F 日本地質学会事務局気付 関東支部事務局 FAX:03-5823-1156
  • E-mail送付の場合 関東支部のメールアドレス(kanto@geosociety.jp)へ委任状をご返信下さい.メールによる委任状の締切は、4月10日(金)18時までです.


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<関東支部総会委任状>
2020 年4月11日(土)開催の日本地質学会関東支部総会に出席できませんので,
当日一切の議決権を 君(又は,議長)に委任します(空欄の場合は議長とします).
日時:2020年 月 日
住所: 会員氏名:
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2020支部幹事選出

2020年4月1日掲載
2020 年度、2021 年度の日本地質学会関東支部幹事選挙結果
日本地質学会関東支部選挙管理委員会
委員長 伊藤 谷生
委員 青野 道夫、入野 寛彦

2020 年 3 月 1 日(日)〜3 月 11 日(水)の立候補期間に幹事候補者が定数の 20 名を越えなかったため、日本地質学会関東支部細則第1条6にしたがい、無投票で下記の全候補者が新幹事として決定しました。

荒井 良祐(川崎地質株式会社)、小田原 啓(神奈川県温泉地学研究所)、笠間 友博(箱根ジオミュージアム)、加藤 潔(駒澤大学 総合教育研究部)、金丸 龍夫(日本大学文理学部地球科学科)、木村 克己(公益財団法人 深田地質研究所)、小松原 純子(国立研究開発法人 産業技術総合研究所)、澤田 大毅(石油資源開発株式会社)、下釜 耕太(株式会社ダイヤコンサルタント)、棚瀬 充史(株式会社地圏総合コンサルタント)、田村 糸子(中央大学 経済学部)、冨田 一夫(日鉄鉱コンサルタント株式会社)、廣谷 志穂(アジア航測株式会社)、 方違 重治(国土防災技術株式会社)、細根 清治、細矢 卓志(中央開発株式会社)、本田 尚正(東京農業大学 地域環境科学部 地域創成科学科)、向山 栄(国際航業株式会社)、山本 伸次(横浜国立大学大学院 環境情報研究院)、米澤 正弘(渋谷教育学園幕張中学校・高等学校)
以上 20 名(あいうえお順)

2020年2月4日掲載
2020年度関東支部幹事選出のお知らせ

支部幹事の改選に伴い、支部幹事立候補者の受付を行います。幹事の定数は20名で、任期は2020年関東支部総会終了後〜2022年関東支部総会までとなります。立候補者多数の場合は、支部総会で投票を行います。

立候補期間:2020年3月1日(日)〜3月11日(水)
候補者(支部会員)は,氏名・所属・連絡先を下記に届け出てください。
受付先:日本地質学会関東支部あて、メール、郵送、FAXにより受け付けます。
〒101-0032 東京都千代田区岩本町2-8-15 井桁ビル内 FAX:03-5823-1156
メール:kanto@geosociety.jp 見出しは「関東支部選挙」でお願いします。

関東支部幹事選挙 選挙管理委員長 伊藤谷生

2019年の活動

支部功労賞

2020年4月1日掲載

2019年度関東支部功労賞について

日本地質学会関東支部長 山崎 晴雄

>
日本地質学会関東支部では、支部の顕彰制度に基づき支部活動や地質学を通して社会貢献された個人・団体を関東支部として顕彰しています。2019年度は2件の推薦があり,受賞が認められました(選考委員長 有馬 眞)。 本来ならば支部総会での報告になりますが、総会延期を受け、ここに報告します。

  • 相模原市立博物館:地域地質の紹介だけではなく、市民との協働体制の充実、隣接するJAXAとの連携による惑星地質学普及への取り組みが評価されました。
  • 東京大学千葉演習林:関東における地質図学実習の拠点施設としての重要性とともに、関東支部が夏季に行っているフィールドキャンプへの惜しみない協力体制が評価されました。
(あいうえお順)
2019年12月11日掲載

関東支部功労賞募集

日本地質学会関東支部では,支部の顕彰制度に基づき2019年度も支部活動や地質学を通して社会貢献された個人・団体を関東支部として顕彰いたします. つきましては,下記の要領で支部会員からの推薦を募集します.

対象者 :支部活動や地質学を通して広く社会貢献をされた関東支部内に在住の個人・団体
*社会貢献や活動の評価においては,必ずしも学問的な成果を問うものではありません.
公募期間:2019年12月10日〜2020年1月10日
選考期間:2020年1月11日〜2020年1月31日
関東支部功労賞審査委員会(委員長:有馬 眞 前支部長)を設置
審査結果報告:NEWS誌、関東支部総会
推薦方法:対象者氏名,推薦者氏名,推薦理由(400字程度)を記入の上,件名を「関東支部功労賞推薦」としてメールもしくはFAXにて下記へお送りください.
推薦受付:箱根町立箱根ジオミュージアム 笠間友博
〒250-0631 箱根町仙石原1251 E-mail:geo-museum@town.hakone.kanagawa.jp,FAX:0460-84-9656

これまでの関東支部功労賞受賞者(順不同敬称略)

  • 2010年度 清水惠助
  • 2011年度 府川宗雄,かわさき宙と緑の科学館
  • 2012年度 神戸信和,松島義章,加瀬靖之,下仁田自然学校
  • 2013年度 埼玉県立自然の博物館,早稲田大学高等学院理科部地学班
  • 2014年度 千葉達朗,横須賀市立自然・人文博物館
  • 2015年度 千葉県立中央博物館,神奈川県大井町・株式会社古川
  • 2016年度 門田真人,遠藤 毅,栃木県立博物館
  • 2017年度 故山本高司,中山俊雄
  • 2018年度 ミュージアムパーク茨城県立自然博物館,本間岳史

ミニ巡検

2019年12月3日掲載 2020年1月23日更新

「大磯丘陵北東部のテフラ」ミニ巡検のお知らせ


関東支部ではシンポジウム「関東のテフラ−最近の年代観と供給源−」に合わせて、関東地方のテフラ研究で重要な役割を占めていた大磯丘陵の模式的な露頭をめぐるミニ巡検を開催します。大磯丘陵のミニ巡検は2016年に北西部で行いましたが、今回は北東部です。 路線バス+徒歩の巡検になります。昼食と飲料水をご持参ください。なお、現地にはトイレが少ないので、あらかじめご承知おきください。雨天(雪、みぞれ)中止です。

主催:日本地質学会関東支部
実施日:2020年2月16日(日)(削除) 2月26日(土) (削除ここまで)訂正しました(2019年12月4日)
対象:会員(削除) (空きがあれば一般参加も可能) (削除ここまで)(2020年1月23日更新)
募集:20人(先着順)
講師:笠間友博 箱根町立箱根ジオミュージアム
集合:平塚市土屋「土屋橋」バス停10:00 ファミリーマート土屋橋店の近く 小田急線秦野駅、JR東海道線平塚駅より神奈中バス利用 ICカード可
費用:保険代他1000円(当日集金)
コース:粟久保→東海大学グラウンド→神奈川大学(昼食)→早田→神奈川大学 解散:神奈川大学バス停15:30頃 秦野駅、平塚駅へは神奈中バス利用
CPD単位:4.5単位

申込み・問合せ:メールにて下記担当者まで。
件名は見落とし防止のため「テフラミニ巡検申し込み」として下さい。
氏名、所属、日中連絡の付く電話番号、CPD単位の要・不要を記入してください。
申込者全員に、受け付結果についてのメールを返信します。
後日、参加者は保険申込のため性別、住所、生年月日をお伺いします。
申込締切:2020年1月31日(金)

担当 関東支部幹事 小田原 啓(おだわら けい)(神奈川県温泉地学研究所)メール odawara@onken.odawara.kanagawa.jp

シンポジウム

2019年11月7日掲載 12.3更新

シンポジウム「関東のテフラ−最近の年代観と供給源−」

画像をクリックするとポスターPDFがダウンロードできます


1970年代に大磯丘陵などの詳細なフィールド調査から発展した関東地方のテフラ研究も半世紀を迎えようとしています.その間,多くの火山の噴火史が明らかになり,また広域テフラの年代精度も向上しました.日本地質学会関東支部では関東地方に分布するテフラを中心に「最近の年代観と供給源」をテーマとし,最新の研究成果に関するシンポジウムを開催いたします.是非ご参加ください.

【主催】一般社団法人日本地質学会関東支部
【期日】令和2年1月25日(土)10:00-16:30、終了後懇親会
【場所】「北とぴあ」第一研修室 北区王子1-11-1(JR京浜東北線王子駅徒歩5分、地下鉄南北線出口直結)
【対象】日本地質学会会員および一般(非会員)
【参加費】無料、事前申し込み不要
【要旨集】有料(一般1,000円、学生500円)
【CPD単位】取得可能(5単位)
【懇親会】事前申し込み必要、締め切り1月17日(金)、会費4,000円程度(当日支払い)
申し込みはEメールでkanto@geosociety.jpまで(氏名、所属をご記入ください)

【プログラム】
9:30受付開始、10:00開会、開会あいさつ

  • 10:10〜10:50 小林 淳(静岡県富士山世界遺産センター)「富士・箱根〜伊豆諸島北部にかけての爆発的なテフラ噴火史」
  • 10:50〜11:30 笠間友博(箱根町立箱根ジオミュージアム)「三浦半島宮田層中のテフラから得られたFT、U-Pb年代」
  • 11:30〜12:30昼休み(周辺の飲食店をご利用ください)
  • 12:30〜13:10 中里裕臣(農研機構)「上総・下総層群における海水準変動と更新世テフラの層位」
  • 13:10〜13:50 中澤 努(産総研)「関東平野内陸部地下の下総層群の堆積サイクルとテフラ層序」
  • 13:50〜14:00 休憩
  • 14:00〜14:40 田村糸子(首都大学東京)「南関東における新第三紀/第四紀境界層準の指標テフラ」
  • 14:40〜15:20 水野清秀(産総研)「関東まで飛んできた鮮新世以降の九州起源のテフラ」
  • 15:20〜15:30 休憩
  • 15:30〜16:10 鈴木毅彦(首都大学東京)「上総層群のテフラから復元する東北日本弧における巨大噴火史と関東平野の形成史」
  • 16:10〜16:30 総合討論、閉会の挨拶、16:30終了
  • 会場片付けの後、懇親会場へ徒歩移動


問い合わせ先
日本地質学会関東支部 幹事長 笠間友博(箱根町立箱根ジオミュージアム)
メール:geotracks.hakone@outlook.jp
電話:0460‒83‒8140 携帯090-9952-8363

巡検

2019年10月1日掲載 10.16更新 10.25更新

「神津島火山巡検」のお知らせ

地質学会関東支部では,首都大学東京 火山災害研究センターとの共催により,「神津島火山巡検」を開催します.天上山838年噴火による火山灰や火砕流堆積物などを観察していただく予定です.宿泊先では案内者による話題提供,勉強会も予定しています.

  • 共催:日本地質学会関東支部,首都大学東京火山災害研究センター
  • 実施日:2019年11月30日(土)朝〜12月1日(日)朝,雨天決行
  • 募集:会員および一般・15名まで(先着順,最小催行人員12名)
  • 案内者(予定):小林 淳(静岡県富士山世界遺産センター)・村田昌則(首都大学東京火山災害研究センター)・鈴木毅彦(同)・西澤文勝(神奈川県立生命の星・地球博物館)
  • CPD単位:8単位(11/30 4単位,12/1 4単位)証明書発行希望者は申し込み時にお知らせ下さい。


見学ルート概要(予定)(天候等により登山中止、見学地変更の可能性あり)(注記)10/25現在

  • 11月30日(土):各自10:00 神津島港 現地集合→天上山白島トイレ口→山頂にて昼食→櫛が峰・ババア池→那智山北部露頭(→返浜)→宿泊先
  • 12月1日(日)(大型船、飛行機等の時間に合わせて行動予定):宿泊先→あかばね洞門(→葱の場(もしくはありま展望台))→神津島港


だいやまーく申込方法:住所、氏名、年齢、性別、携帯電話番号、メールアドレス、所属、CPD証明書発行の要否をメールで下記へご連絡下さい.
担当幹事 細根・荒井(メール:s.hosone28@gmail.com, ken.arai@ajiko.co.jp)
申込締切:11月14日(木)17時(定員に達した時点で締め切り)
*メールがご利用いただけない場合にはFAX:03-5823-1156(地質学会事務局付け)にてお申し込みください.
だいやまーく費用:20,000円(現地での案内地移動費用は含みますが,現地までの交通費は含みません.1泊3食費、旅行傷害保険費、案内資料等の実費)
上記申し込み後に関東支部口座へ事前お振込頂きます.
だいやまーく注意点:開催2週間前の予約取り消しは費用をご負担いただきます。キャンセル料は次の通りです.(11/14まで無料,11/15〜11/27まで50%,11/28以降100%)
だいやまーく参考:集合解散時刻は以下を想定しています.この他にも航路,空路別便あります.
往路
(大型船)竹芝29日 22:00発,神津島10:00着,
(空路)調布30日 8:45発,神津島9:30着,
復路
(大型船)神津島10:30発,竹芝19:45着,
(空路)神津島9:50発,調布10:35着.

巡検

2019年9月5日掲載 10.4, 10.15,11.14更新 2020年2月3日更新 2020年3月14日更新


地学教育・アウトリーチ巡検(チバニアン周辺)
新型コロナウィルスの感染拡大防止の観点や市原市の公共施設閉鎖などの
理由により、チバニアン巡検は中止致します。(2020年3月14日)

(削除) 日時:2020(令和2)年3月22日(日)10:20小湊鉄道月崎駅集合、15:30頃同駅解散予定 (削除ここまで)
ただし、3月14日にダイヤ改正予定なので、変更の場合あり
場所:市原市田淵周辺
募集人数:30人(日本地質学会会員でなくても可)、定員になり次第締め切ります。
コース:月崎駅10:30出発→素掘りのトンネル見学→チバニアン到着−(昼食)−地層見学→川廻し地形見学→月崎駅
費用:1,500円(資料代、保険代、講師謝礼等)、当日徴収
講師:岡田 誠(茨城大学教授)
申込み:
12月3日(月)からメールでのみ受け付けます。
2受け付けた方にはメールで返信します。申込み後3日以内に返信がない場合はお問い合わせください。
3申込み先のアドレスは、日本地質学会関東支部幹事 米澤正弘 my-yonezawa@y6.dion.ne.jp です。
4申込みの際、以下の事項をご記入ください。
1お名前とふりがな、2年齢、3性別、4本人緊急連絡先(携帯番号)
8.その他:
1 今回は基本全コース徒歩です。お車で来られる方は、チバニアン駐車場へ車を止めてください。
2 小雨決行です。ただし、コースが一部変更になる場合があります。
3 参加者には後日(3月10日過ぎの予定)、持ち物や注意事項など詳細を連絡します。


巡検

2019年8月6日掲載 9.3更新

「筑波山地域ジオパーク巡検」のお知らせ

*定員に達したましたので,申込受付を終了いたします.
多数のお申込をいただき,ありがとうございました.(2019年10月3日, 18時現在)


地質学会関東支部では,関東各地のジオパークを応援,推進する目的で,様々な巡検を行っています.今回は,2月に第5回日本ジオパークネットワーク関東大会が開催された筑波山地域ジオパークの筑波山周辺エリアを見学する巡検を企画しました.西の富士,東の筑波と称された関東のランドマーク筑波山周辺の地形地質,そしてジオがもたらす歴史や文化を体感できる巡検です.講師は,同ジオパークの教育・学術部会長である久田健一郎先生(筑波大学)と,昨年度までつくば市ジオパーク室地球科学専門員を勤めていた杉原薫先生(筑波大学)です.寺西石材採石場では楔を打ち込んでの石割体験,稲葉酒造では日本酒の試飲も予定しています.

日程:2019年10月20日(日)
対象:どなたでも(地質学会会員でなくても可)
募集:20人(先着順)
講師:久田健一郎(筑波大学)・杉原 薫(筑波大学)
集合:TXつくば駅 9:50 解散:TXつくば駅17:00予定

見学コース(予定:天候や現地の状況等によりルート変更する場合があります)
TXつくば駅⇒桜川河川敷(古鬼怒川の礫質堆積物)⇒寺西石材採石場(加波山花崗岩・鹿沼火山灰層)⇒昼食(伊勢屋旅館)・真壁の町並み(真壁伝承館)⇒筑波山梅林(山麓緩斜面堆積物・筑波花崗岩)⇒筑波山神社⇒稲葉酒造見学・試飲⇒TXつくば駅解散
費用:8,000円(バス代,昼食代,保険代,資料代など).
*キャンセル料は次の通りです.(10月4日まで無料,10月5日から10月17日まで50%,10月18日以降100%)
*参加確定後,地質学会関東支部の口座へお振込いただきます.
申込み期間:9月9日(月)〜10月4日(金) *定員に達したましたので,申込受付を終了いたします(2019年10月3日, 18時現在)

*問い合わせ:メールにて下記担当者まで
担当: 関東支部幹事 小田原啓(おだわらけい) 神奈川県温泉地学研究所
メール:odawara@onken.odawara.kanagawa.jp
*メールがご利用いただけない場合には,FAX:03-5823-1156(地質学会事務局付)にてお申し込みください.


シンポジウム

2019年8月1日掲載

研究の最前線
〜中期更新世以降の関東平野北東部の地質と地形発達〜


日時:2019年10月19日(土) 13:20〜17:00(13:00開場)
会場:つくば市役所コミュニティー棟第一会議室 つくば市研究学園一丁目1番地1
主催:筑波山地域ジオパーク推進協議会
共催:日本地質学会関東支部
参加費:無料
シンポジウムの趣旨:筑波山の美しさはその山姿もさることながら、関東平野からいきなり877メートルの山体がそびえていることだと言われている。筑波山地域ジオパークではこの山と平野の特徴をテーマの一つにしているが、当地域の平野の研究については、かつては盛んに行われたが最近の研究は限られているように思われる。本シンポジウムでは当地域とその周辺に関連する最新の研究成果を持ち寄り、分かってきたことと課題を明らかにする。そのことから、関東平野の全体像のなかでしめる筑波山地域の関東平野の特性を明らかにし、ジオストーリーを構築する一助とする。

プログラム

  • 13:20〜13:30 開会あいさつ・趣旨説明
  • 13:30〜14:00 地形を見る目をつくばでみがこう(仮題) 池田 宏(元筑波大学・深田地質研究所)
  • 14:00〜14:30 過去 40 万年間の関東平野の地形発達史(仮題) 須貝俊彦(東京大学大学院新領域創成科学研究科)
  • 14:30〜15:00 関東平野中部に埋没する木下層の開析谷とその意義(仮題) 中澤 努(産総研地質情報研究部門)
  • 15:00〜15:10 ― 休憩 ―
  • 15:10〜15:40 筑波山周辺の丘陵と台地の成り立ち、関東平野東縁の海成段丘 大井信三(産総研地質情報研究部門)
  • 15:40〜16:10 筑波山周辺の山麓緩斜面と土石流 大八木規夫(深田地質研究所)
  • 16:10〜16:55 ― 総合討論 ―
  • 16:55 終了あいさつ

問い合わせ・参加申し込み:
つくば市ジオパーク室(geo298@city.tsukuba.lg.jp)宛に、Subject欄に「関東平野シンポ」と記入し、本文中に参加者の氏名(所属)をご記入下さい。
詳細は下記サイトをご参照下さい.
https://tsukuba-geopark.jp/

2019 サイエンスカフェ

2019年6月7日掲載

サイエンスカフェ
「マンネン × シバハラ × 立体地図(ブラマンネン2)」開催のお知らせ


〜話題の火山学者・萬年一剛氏とブラタモリでも使用される立体地図の制作協力者にして古生物学者でもある芝原暁彦氏によるトークセッション〜

ゲストスピーカー:萬年一剛氏(神奈川県温泉地学研究所)・ 芝原暁彦氏(地球科学可視化技術研究所)
ファシリテータ:岡山悠子氏(科博SCA)
日時:2019年6月9日(日) 15-17時(14時半開場)
場所:Bar de 南極料理人 Mirai
関内駅(JR根岸線・横浜市営地下鉄)より徒歩4分/馬車道駅(みなとみらい線)より徒歩10分
入場料:2,000円(1ドリンク込み)(*イベント終了後に演者と希望者による懇親会を開催します(4000円別途))
詳細・お申込みは下記ウェブサイトをご参照下さい.
https://sites.google.com/view/buraman2/

2019年度 清澄フィールドキャンプ

2019年4月25日掲載

2019年度 清澄フィールドキャンプ 参加者募集

今年度も引き続き京都大学理学部地球惑星科学専攻地質学鉱物学教室のご支援を受け,フィールド教育の継承・発展を目的とした清澄フィールド・キャンプを実施します。実習フィールドは東京大学千葉演習林(清澄)内の七里川ならびにその支流ですが,地質調査の基礎的な訓練を行うには,第1級のエリアです.京都大学が行う清澄山実習と同時期に,同じカリキュラムで実施しますので教育効果が高まります.地質調査の基礎を習得したい学生の皆さんのご参加をお待ちしています.また,先生方には募集のご連絡などご高配を賜りたく存じます.昨年の実施報告は、学会ニュース誌(2018年10月号)に掲載されております.

主催:日本地質学会関東支部
協力:石油資源開発株式会社,株式会社ダイヤコンサルタント
期間:2019年8月19日(月)〜8月24日(土) 5泊6日
場所:東京大学演習林(〒299-5505 千葉県鴨川市清澄)
費用:40,000円程度を予定(宿泊・食事・保険・タクシー代込)
ただし,日本地質学会の学生・院生会員,または日本地質学会に入会することを確約できる学生・院生は,20,000 円とします.
定員:最大4名(学生のみ,最少催行人数は3名)
応募締切日:7月5日(金)(*応募書類は所定のフォーマットを使用のこと)
応募書類:
募集要項及び申込書はこちら (PDFファイル)
昨年度の実施報告はこちら (PDFファイル)

お問合せ先:日本地質学会関東支部(kanto@geosociety.jp)

(終了)サイエンスカフェ


サイエンスカフェ
「磁場ニャン??いやいや,チバニアン」開催のお知らせ


日本地質学会関東支部では,上記サイエンスカフェを開催します.
奮ってご参加ください.

日時:2019年1月27日(日)14時開場,14時半〜16時ころ
場所:イタリアンレストランACQUA E SOLE(アクアエソーレ)
ダイワロイネットホテル千葉中央 一階(京成線 千葉中央駅から徒歩1分,JR・京成線 千葉駅 から徒歩7分)
入場料:2,000円(ソフトドリンク飲み放題.アルコールは一杯のみ)
ゲストスピーカー:岡田誠(茨城大学)
ファシリテータ:岡山悠子(科博SCA)

詳細・お申込みは下記サイトをご参照下さい.
https://sites.google.com/view/chibanian/

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