学会の顔:2024年度執行理事

任期:2024年6月8日〜2024年総会,*印:部会長

会長:山路 敦(京都大)

今期(2024年〜2026年)本会の代表理事(会長)を務めさせていただきます.私の専門は構造地質学,特に,日本列島の新生代テクトニクスです.これが古典的なテーマであるからこそ,新しい観点を持ち込むことを心掛けてきました.本会には大学院進学を機に入会し,あっという間に40年以上が過ぎました.その間,年会などで様々な方々と知り合い,本会に育てていただいたと思っています.微力ではありますが,会長職を務めてまいりますので,どうかよろしくお願い申し上げます..(....続きを読む)


副会長:杉田律子(科学警察研究所)

前期に続き,副会長を務めさせていただきます杉田です.会員の活動を支え,学会を発展させていくために,引き続き様々な規則類の整備や改正を推し進め,かつ,情報にアクセスしやすい環境を整えていきます.また,さらなるダイバーシティ推進のために,シニア会員の活躍できる場の創出にも力を注ぎたいと考えています.会長の指導の下,会員の皆様のお知恵を拝借し,しっかりと議論を重ねてより良い地質学会を目指します.

副会長:星 博幸(愛知教育大学)

地質学と関連分野の研究を始めた学生に「ぜひ入会したい」と思っていただける学会.様々な分野の現役世代の会員に「この学会が大切,やめられない」と思っていただける学会.そしてシニア層の会員に「この学会が生涯大切,やめられない」と思っていただける学会.そんな地質学会になるように引き続き汗をかきたいと思います.学術面の強化を第一としつつ,ダイバーシティーのさらなる拡大,地質学の教育と普及,広報の抜本的強化などに全力で取り組みます.

常務理事:亀高正男*(大日本ダイヤコンサルタント(株))

今期は常務理事を努めさせていただきます.社会情勢の変化に併せて,地質学会でも地質学雑誌の電子化や,会員システムのクラウド化などを進めてきました.一方で,地質学の本質は変わらないと思っています.野外調査の楽しさや学術探究の喜びをより多くの会員に感じ取ってもらいたい,その助けとなる場を地質学会として会員に提供したい.そのために,会長・副会長のもと,学会の運営が円滑に行われるように尽力していきたいと思います.どうぞよろしくお願いいたします.

副常務理事:内野隆之(産業技術総合研究所)(社会貢献部会兼務)

社会的背景もあり,地質学の基本であるフィールドジオロジーの研究が縮小傾向にあるなか,学会としても当該研究活動を維持できるように尽力していきたいと思っています.特に,日本の今後の地質学を担う若手研究者をこれまで以上にサポートしていければと考えています.どうぞよろしくお願いいたします.

理事・運営財政部会:加藤猛士*(川崎地質(株))

産官学から様々な立場や役割の方々が集まる学会として,先端的な研究や教育普及,技術開発などの活動を通して発信される地質学に関する情報は,社会の発展及び貢献に不可欠です.運営財政部会の担当として,皆さまの学会活動を維持・発展するための環境を整備することが大切な役割であると認識して,学会運営に尽力してまいります.どうぞよろしくお願いいたします.

理事:運営財政部会:細矢卓志(中央開発(株))

この度,新たに執行理事会委員になりました中央開発(株)の細矢です.会員にとって魅力ある学会であり続けるために,学会活動の活性化に力を入れたいと思います.また,運営財政部会担当として,微力ながら,学会員の減少を食い止め,学会の健全運営のため少しでもお役にたてるような活動をしていきたいと思います.どうぞよろしくお願いします.

理事:広報部会:坂口有人*(山口大学)(社会貢献部会兼務)

今期広報を担当いたします.学術的な「新知見」は,ものの見方,考え方,に影響を与えつつ広く浸透していきます.新しい情報を広く発信していくのは重要な社会的貢献です.そのために各種広報チャンネルを充実させつつ,幅広い層に地質学の魅力,重要性,最先端と更にその先をアピールしていければと思います.どうぞよろしくお願いいたします.

理事:広報部会:内尾優子(東京国立博物館)

地質学は,身近な暮らしから宇宙まで,基礎から応用的な研究分野まで,深く関連して支えているとても重要な科学分野です.日本地質学会は,明治の時代から地質学の発展を促進し,地質学を専門とする多様な方が所属しています.私は広報担当として,さらに活発な学会となるよう,そして,社会へ,特に次の世代を担う方に対して,「地質学」の魅力や重要性が適切に伝わることを意識しながら,時代に即した広報活動を行っていきたいと考えます.

理事:広報部会:松田達生(工学気象研究所)

今期も引き続き広報部会を担当させて頂きます.広報は学会のプレゼンスを示すのに非常に重要な役割を果たします.多岐に渡るその仕事の中で,私は主にNews誌の内容を充実させること,またgeo-Flashによる学会行事,関連イベント等の迅速な情報発信を担当させて頂きます.近年の活発な活動をみなさんに余すところなく知って頂けるよう尽力させて頂きます.

理事:広報部会:大坪 誠(産業技術総合研究所)(社会貢献部会兼務)

今期から広報部会の執行理事を務めることになりました.この2年間では,特にX(旧Twitter)などのソーシャル・ネットワーキング・サービスを積極的に活用して,学生の皆さんをはじめとする若手の地質学会への参加を積極的に促していくとともに,社会に地質学の魅力を広く伝えて学会活動をより身近に感じていただけるよう努めていきます.地質学会からのジオジオな発信にご期待ください.

理事:学術研究部会:辻森 樹*(東北大学)(編集出版部会兼務)

研究者同士がネットワーキングを築くためのプラットフォームとして,学術研究団体の重要性が再認識されています.学術大会などの活動を通じて,会員個人レベルでの学術交流が進み,その交流と研究成果が積み重なることで,新たな連携や協力が世代や専門分野を越えて生まれます.継続的な発展には若手人材の参加も欠かせません.学術研究部会として,時代の変化をしっかり見据えながら,その役割を果たしていきたいと考えています.

理事:学術研究部会:尾上哲治(九州大学)

昨年度に引き続き,学術研究部会の執行理事を務めさせていただきます.対面での学術大会は再開したものの,コロナ禍により一旦途切れてしまった世代間の研究交流を取り戻すためには,専門部会間の交流,若手・中堅・ベテラン間の交流を意識した取り組みが必要です.地質学会員の間で活発な議論が行えるように,学会運営に尽力していく所存です.

理事:学術研究部会:高嶋礼詩(東北大学)

今期も引き続き行事委員長を務めさせていただくことになりました.コロナ禍もほぼ収束し,昨年の京都大会より巡検,懇親会,ポスターセッションを含め,従来通りの学術大会が開催できるようになりました.一方で,コロナ禍で進展したショートコースをはじめとしたリモートでの講演企画等,ウェブベースの情報発信も継続・発展させ,会員の学術活動,普及活動がより便利になるようサポートさせていただきたいと考えています.

理事:学術研究部会:山口飛鳥(東京大学大気海洋研)

引き続き行事担当の執行理事を務めさせていただきます.学会の柱である学術大会が会員の皆様にとってさらに魅力的なものになるよう取り組み,その一環として,昨年から開始した学生優秀発表賞の定着に努めます.ご好評いただいているショートコースも,これまでのアンケート結果を参考に一層の充実を図ります.日本地質学会が今後も持続的発展を遂げられるよう尽力する所存ですので,どうかよろしくお願いいたします.

理事:編集出版部会:小宮 剛*(東京大学)

編集出版部会担当執行理事の小宮です.引き続き地質学雑誌編集長と新たに企画出版委員会委員長を担当します.地質学雑誌の電子化と日本語英訳機能の拡充により,邦文誌が国外の研究者にも読まれる機会が増えてきました.そこで,日本の地質をしっかりとした形で記録として残し,将来にも渡り,遍く国民に成果を還元することに加えて,国外の研究者にも伝えることが求められています.地質学雑誌が学会員・国民の期待に答えられるように微力ながら尽力する所存です.

理事:社会貢献部会:矢部 淳(国立科学博物館)

生涯教育委員会担当3期目となります.長く博物館に勤めてきた経験を活かし,学会と社会とをつなぐ役割を担います.また,地域の博物館やジオパーク拠点施設を活かすような活動も行っていきたいと考えています.どうぞよろしくお願いいたします.

理事:社会貢献部会:岩井雅夫(高知大学)

今期より社会貢献部会の執行理事を務めることとなり,地学教育委員会やジオパーク支援委員会,地震火山地質こどもサマースクールなどを担当することになりました.これまでの経験を活かし,社会基盤となる地質学の次世代若手人材育成や,社会からの理解深化,国際協働活動に繋がるよう微力ながら尽力してゆきたいと思います.ご支援ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします.

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