アッドゥでのお話。
今回は仕事以外のことをほんの少しだけ書かせていただきます。
この度のアッドゥ出張、8日間のうち1日だけ休日があり、そんな休日は仕事がある日よりも早起きして
島散策をしました。
...が、
あいにくの曇り空。
曇っていれば当然、海の中も視界が狭くなってしまいます。
宿から近いところでまあまあキレイそうに見えていた海でも
全然ダメでした。
しかし、
アッドゥというところは空港のある
ガン島からそのとなりの
フェイドゥ島、
マラドゥフェイドゥ島、
マラドゥ島、そして私のお勤め先のある
ヒタドゥ島まで、
5つの島が
"リンクロード"という一本の道で繋がっているため、
陸伝いで島から島を行き来できるのです。
島と島が橋で結ばれてるなんていうのはモルディブでもリゾート島や人工島を除けば
ここぐらい(ですよね?)。
だからモルディブのその他すべての島のように、天候が悪く海も荒れてるから船が出ない。そうなると空港にもいけない。ちょっととなりの島にも行けない。みたいなこともないから
閉鎖感もあまりありません。
もちろん
モルディブレベルでの話なんですが。
というわけで、時間をかけて行けるところまで歩いてみることに。
しかし、この日に限らずアッドゥに来てからの数日間でわりと
珍しい生き物なんかをちょくちょく見かけていて、
たぶん
サギ。
こっちは
シギの仲間かな。
サギもシギも
マレではまず見ない鳥。
これは?
・・・よくわかんなけど、やっぱりマレでは見ない鳥。
...鳥で言えば2月に
クルドゥフシに行ったとき、
カラスの多さにちょっとビックリしたんですよねぇ。
私が住んでいるマレは都会でゴミも多いところではありますが、
意外なことにカラスは全然いないし、近場の島でもそういえば見かけません。
詳しいことは知らないし別に調べようとも思わないんですが、カラスって海を渡れないんですかね。
こういう
海を渡れない鳥とか
陸上に住む生物なんかは、モルディブのちっさい島で生まれて、その狭い島しか知ることなく一生を終えるのかなぁ。
...とか、そういうのを考えると、
ちいこい島がいくつもあるモルディブでは意外とモルディブでも
この島にしかいないし、
世界でも実はここにしか生息してない、みたいなのがけっこうウジャウジャいるのかも。
でもその分野で世界的にそんなに有名じゃないってことはそうでもないのか。
しかし
コウモリはどこに行ってもいるんですよね、モルディブ。
ちなみに、モルディブに来て初めてアッドゥで
カエルを見ました。
これもやっぱり詳しいことはわからないし調べようとも思わないんですが、カエル(というかおたまじゃくし)って
海水では育たないモノ(なんです、よね)?
だとしたら、海水の混じっていない
沼なり
川なんかがない限り
カエルは生息しないわけですよねぇ。
ということは、
田んぼや沼ができるほどの広さも、
川が流れるほどの高低差もないモルディブの小さい島ではカエルの生まれる要素はないんですかね、やっぱり。
ヒタドゥ島の学校の近くに
川らしきものがあって、よく見たらそこに
おたまじゃくしらしき影が見えたので、ここが
カエルの基地になってるんでしょうかね。
まあどっちにしても私個人的に
カエルは嫌いな動物ナンバーワンで、間違って部屋の中にぴょこんと入り込んでしまったりすると、それこそ
超厚手の鍋つかみを手にはめて、その上からさらにタオルをぐるぐると巻いてようやくつかめるような感じなので、
ホントは写真も撮りたくないんですが。あと、アッドゥでは
カブトムシ(メス)も見ました。オスは見てません。
なんかそういう視点でモルディブ各地のいろんな島を見てまわったら楽しそうだな、とか思いましたが、
よくよく考えたら動物にはそんな興味ねえな、という結論に達し、
...そんなことを考えながら歩いていたら、いつのまにか
空港島に着いてしまいました。
空港島(ガン島)とフェイドゥ島を繋ぐ橋のたもと、フェイドゥ側には、この島にしかいないとモルディブ人は言い張っているらしい鳥、
ドンディーニ(日本名:シロアジサシ)というカモメ科の鳥のモニュメントがあり、そんなのを見ているとなんとなく天気もよくなってきたような感じだったので、また海に入ってみました。
でもやっぱりこの日の海はそんなにキレイではなく...。
それでも
マレではあまり見かけない魚なんかもちらほら見ることができました。
...という、そんなとりとめもないお話です。
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