【チョウセンアカシジミ観察会&トネリコ植樹会】(6/14)様子

6月14日はチョウセンアカシジミ観察会とトネリコの植樹会が行われました。
チョウセンアカシジミは県指定天然記念物で、日本では山形、岩手、新潟各県の一部でしか見つかっていない貴重なチョウです。
小国町でも身近なチョウとして生息していましたが、近年の環境変化の影響で絶滅が心配されています。
この日の観察会には町内の親子連れ、一般の方を含め約20人が参加してくれました。
最初に、ビデオを見ながらチョウセンアカシジミの生態について勉強しました。
チョウセンアカシジミについて勉強した後は、外に出て実際のチョウの姿を探します。
トネリコの鉢植えにさなぎがいないかな?
虫眼鏡を持ってそっとチョウの姿を探します。
見つけた!
木の上や草の陰に隠れていました。
今年産みつけられた卵も見つけることができました!
観察会の後は、親子で協力して幼虫の餌になるトネリコ苗の植樹をしました。
トネリコは新しく建てられた小国小学校に、約30本が植えられました。
チョウセンアカシジミの保護について、親子で一緒に考えるきっかけになれば嬉しいですね。
(注記)今回の観察会、トネリコ植樹は(財)山形県みどり推進機構の助成を受けて、ここ掘れ和ん話ん探検隊が小国町教育委員会との共催で実施した事業です。
(注記)現在チョウセンアカシジミの採集は禁止されています。一般の方のチョウセンアカシジミの写真撮影に際しましても、トラブルを避けるため小国町教育委員会の許可を得てからお越しくださるようお願いいたします。
<連絡先>
小国町:小国町教育委員会(文化財担当) 0238-62-2141

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