2019年09月28日
Bankruptcy:トマス・クック
英旅行大手トーマス・クック、破産申請 旅行者15万人の帰国作戦が開始
旅行代理店で、T/Cでも両替でも、またヨーロッパの鉄道時刻表でもおなじみの会社が破綻したというのもびっくりだが、それに対して英国政府が、以下のような措置をとったというのもびっくりであった。
同社のツアーでイギリスから国外を旅行している15万人以上を無事に帰国させるため、平時で最大規模の帰還作戦「マッターホルン作戦」が開始された。イギリス人観光客を帰国させるため、22日からすでに乗客のいない旅客機がイギリスから海外へ向けて相次ぎ出発していた。
英政府は、政府とCAAが数十のチャーター機を調達したため、トーマス・クックに手配して海外に出国している旅行者は全員、無料で帰国させると発表した。
「マッターホルン作戦」では、政府が確保したチャーター機45機が23日だけで64航路を移動する。その本数から、現時点で一時的にイギリス最大の航空集団ということになる。イージージェットやヴァージン航空などが、旅客機を提供したという。
BBCのトム・バリッジ交通担当編集委員は、23日にも1万6000人の旅行客が海外から帰国する予定だったと伝えている。政府はそのうち少なくとも1万4000人をチャーター機で23日中に帰国させたい考え。
2019年09月27日
change.orgによるあいちトリエンナーレ補助金不交付反対のキャンペーン
文化庁は「あいちトリエンナーレ2019」に対する補助金交付中止を撤回してください。
Change.orgのキャンペーンには、共感するものでもちょっと危うさを感じて、めったに賛同しないのだが、この問題については文化庁の対応がひどすぎるので、危うさはやはりあるが、そんなことにこだわるよりとにかく意思表示をと思ったので賛同。
しかし、このキャンペーンが検閲反対と銘打っているのは、やはりいただけない。
2019年09月26日
news:あいちトリエンナーレに補助金を不交付との報道
2019年09月25日
民訴教材:N国の訴え提起が不法行為とされた事例
NHKから国民を守る党の立川市議会議員がインターネットの記事で名誉を傷つけられたとフリージャーナリストを訴えた裁判で、千葉地方裁判所松戸支部は、逆に訴えを起こしたことが不法行為だとして、市議会議員に78万円余りの賠償を命じました。
2019年09月19日
jugement:同性カップルの事実婚
いずれ正確な判決文が公表されることと信じたいが、とりあえず備忘的に書いておこう。
同性カップルの事実婚も「法的保護」認め、不貞行為の元パートナーに賠償命令...原告側「画期的な判決」
宇都宮地裁真岡支部(中畑洋輔裁判官)は9月18日、事実婚の破綻を原因とする損害賠償請求を認容した。
その判決文中にて、以下のように書かれているところが凄い。
2019年09月14日
2019年09月13日
FRANCE:出張中の腹上死で労災認定
ちょっと、岡口裁判官が好きそうな話題ではあるが。
裁判でクサビエ・X氏とされたこの男性は、パリ近郊で鉄道サービスを提供するTSOでエンジニアとして働いていた。
X氏は2013年、フランス中部への出張中にホテルで亡くなった。TSOは、この死を「赤の他人との婚外関係」によるものだとしている。
しかし、公的健康保険を取り扱う業者がX氏の死を勤務中の事故と認定したため、TSOが提訴した。保険業者は、性行為は「シャワーを浴びたり食事をするのと同じ」、普通の活動だと主張。パリの控訴院はこの考えを支持した。
判決では、出張中の従業員はいかなる状況にあっても、「任務に当たっている期間を通し」社会的保護下にあるとしている。
面白いのは当事者関係だろうか。
2019年09月12日
lawsuit:スコットランド上級裁判所でUK議会の閉会を違法と判断
これって、どういう訴訟なんであろうか?
スコットランドの上級裁判所は11日、ジョンソン首相が10日から1カ月にわたる議会閉会を決めたことについて「違法」との判断を示した。
ここでいう上級裁判所というのは、Court of Sessionという裁判所の控訴部であろう。UKの最高裁判所ができるまでは、上院に上告するしかなかったもので、いわばスコットランド的には最高裁であった。
しかし、上記記事によれば、少なくとも法的拘束力のある裁判のようである。日本的にはこれこそ統治行為にほかならないかと。
2019年09月01日
Book:福家警部補の再訪
今年読んだ52冊目は福家警部補の再訪 (創元推理文庫)
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