2014年01月29日
net:ドイツ版スマホ中毒データ
ワイヤードの「自分の「スマホ中毒度」を測定できるアプリ」という記事は面白い。
ボン大学の先生が開発した、懐かしのカレログに似たアプリmenthal balanceというものは、スマホの起動ログやアプリ利用ログを蓄積し、研究のための開発者に送信するという。それでボン大学の学生50人のデータを取り、スマホ中毒状態が浮き彫りになったという。
参加した学生の1/4が、1日に2時間以上スマートフォンを使っていた。また、参加者は平均して、1日の昼間の時間帯だけでも80回以上電源をオンにしていた。これは平均すると12分に1回だが、この倍の数になる学生もいた。一般的な使用では、電話での会話が1日に8分、テキストメッセージを書くのは2.8件だけであり、時間の半分は、メッセンジャー・アプリやソーシャル・ネットワーキングサイトに費やされていた。
スマホを使って費やされた時間の15%を、チャットアプリの「WhatsApp」が占め、ゲームは13%だった。
ここに出てくるチャットアプリというのは、LINEの簡易版のような感じで、以下の様なものだ。
WhatsApp メッセンジャーとはSMS(ショートメッセージ)料金を払わずに無料メッセージを交換できるスマートフォン向けクロスプラットフォーム チャット アプリです。WhatsApp メッセンジャーは現在 Android、iPhone、BlackBerry、Windows Phone、そして Nokiaの機種でご利用いただけます。別プラットフォームとのメッセージ交換も可能です! WhatsApp メッセンジャーはEメールやウェブブラウザーと同様、インターネットデータプランを通じて送受信を行うため、メッセージは無料で送受信できます。WhatsApp では通常のテキストメッセージだけでなく、グループチャットを作成したり、無限の画像やビデオ、音声ノートを送信できます。
ということで、ドイツ人の大学生もスマホ中毒はかなり進んでいるようだし、LINEは使ってなくともそれと同様のアプリが席巻し、学生をとりこにしているわけだ。
況や中学生・高校生をや。
2014年01月29日 パソコン・インターネット | 固定リンク
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