2009年06月12日
local:これが地方自治のレベルだ
asahi.com:滋賀・安土町長、リコール署名者に取り下げ依頼の電話
これが地方自治体のレベルなので、こんな人たちに金も権限も渡すわけにはいかないでしょ、という高笑いが某地方から聞こえる気がする。
で、それがあながち間違っていないような気がするのだ。
津村町長は、「縦覧後にすべての署名に目を通し、多くの支援者の名前を確認した。リコールの趣旨を知らずに署名した人には取り下げてもらおうと、これまで10人ほどの支援者に電話し、全部で100人ほどに電話する予定だ」と話している。
この町長さん、全然悪いことをしたとは思っていなくて、支援者はわけも分からず自分の名前を書く軽率な人物だと考えていることを隠しもせず、地位に汲々として、さらに90人には電話をするつもりのようなのである。
まさか町長室から公費で電話しているのではないだろうな。
でも町ぐるみでリコールを妨害している印象もある。
関連:リコール署名「誰が集めた」 安土町選管、住民に照会
新藤宗幸・千葉大法経学部教授(行政学)の話 聞いたことがなく、信じがたい話だ。「リコールつぶし」とも受け止められ、住民が政治活動など公民権を行使する自由の侵害にあたるのではないか。署名の効力は通常、署名した人物が本当に住民であるかどうか、選挙人名簿に照らして確認する。筆跡が似ているなど疑わしい署名について本人に事情を聴くのは当然だが、署名を求めた人物が誰か、どういう状況で署名が集められたかなどまで尋ねる必要はない。
この件でも、選管は悪いことをしているという自覚はゼロで、当然の措置とうそぶいているそうである。
2009年06月12日 ニュース | 固定リンク
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