2007年07月31日
univ:大学の定員割れは小規模校と地方に多い
Asahi.com:私立短大の6割が定員割れ、過去最悪 4年制大学も4割
記事によれば、「地域別の定員に対する入学者の割合は、東京地区が118%、京都・大阪地区も112%だったのに対し、四国は84%、中国も89%。大学の規模別では、学生数800人未満で定員割れが目立つ一方、3000人以上では118%だった。」
地方大学や小規模校の苦戦はこれまでも語られていたが、こうはっきり二極化の数字が出ると、重いものを感じざるを得ない。
2007年07月31日 学問・資格 | 固定リンク
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コメント
引用なさたたリンクはすでに切れてます。ニュースを引用するには、3分ほど余計に時間がかかりますが、Web魚拓を取っていただけると、後でも読めるんですけど。
さて、「大学教授になる方法」の著者の鷲田教授でしたら、18歳人口の減少が大学の危機だという議論には以下のように反論するでしょう。
「大学の顧客は18歳人口だけではない。社会人、退職後世代など、膨大にある。それら未開拓市場を放置して、大学危機とはとんでもない」
教育内容にも相当の工夫が必要かと思いますけどね。自分の専門を薄めて、延々15回かけて文庫本1冊にも満たないような内容を話すことを講義と心得る大学教員ばかりでは、大人を呼ぶことはできないでしょう。
投稿: Inoue | 2007年08月01日 06:07
Web魚拓かぁ。
それって適法なんでしょうか?
それはともかく、社会人を対象にしても、やはり地方は不利でしょう。
投稿: 町村 | 2007年08月01日 07:32