2006年09月21日
litigation;さすが誰もが誰をも訴える、何でもいいからまず訴訟
これには驚いた。
ターミネータの知事がいるところは、司法長官も凄い。
喫煙者や医療費支出に苦しむ州がたばこ会社を訴えるのと似ているが、それにしても京都議定書も批准しない国の構成国がやるか?
まず連邦政府を訴えたらどうだろうか?
記事より-------
訴状によると、地球温暖化ガスの増加により、飲み水の供給源である山間部の氷原が減り、海水位があがり、山火事が相次ぐ被害が出ており、「州は事態に対応するため数百万ドルの支出を続けている」と指摘。同州の温暖化ガスの3割以上を排出している自動車大手6社に的を絞ったとしている。
----------
そして司法長官が11月の選挙で州財務長官に立候補する予定で、環境票目当てでやっているということなのだが、果たして票に結びつくのか?
2006年09月21日 法律・裁判 | 固定リンク
Tweet
「法律・裁判」カテゴリの記事
- フランスの司法信頼度調査2024(2025年11月07日)
- Arret:欧州人権裁判所がフランスに対し、破毀院判事3名の利益相反で公正な裁判を受ける権利を侵害したと有責判決(2024年01月17日)
- 民事裁判IT化:"ウェブ上でやり取り" 民事裁判デジタル化への取り組み公開(2023年11月09日)
- BOOK:弁論の世紀〜古代ギリシアのもう一つの戦場(2023年02月11日)
- court:裁判官弾劾裁判の傍聴(2023年02月10日)
コメント
【拡張訴訟ネタ】
ガソリンスタンド経営会社大手を、上記自動車会社への民事法上の幇助犯(共謀共同正犯でもよい)構成で追加的に共同被告に加えてみたらどうなるか?
そしてガソリンスタンドの営業許可を与えた各州政府も幇助の幇助で共同被告に追加......自分のところ加州は除くw......。
投稿: ハスカップ | 2006年09月21日 11:42