赤マルジャンプ
赤マルジャンプ(あかマルジャンプ)とは、日本人が浮かれ騒いでいる時期にドサクサ紛れに発行する週刊少年ジャンプの増刊号である。現在は『ジャンプGIGA』の名称になっている。
概要[編集 ]
赤マルジャンプは正月、ゴールデンウィーク、お盆の年三回、週刊少年ジャンプが合併号で休みの週に発行される。また、表紙と付録のポスターには赤マルジャンプとは直接関係の無い週刊少年ジャンプの人気漫画が採用される事が多い。それは、赤マルジャンプが週刊少年ジャンプと間違って買ってしまうウッカリ者を読者としてターゲットにしているからである。現に赤マルジャンプの発売日には、おじいちゃん おばあちゃんが赤マルジャンプを週刊少年ジャンプと間違って買ってしまった為に、孫が泣き出したり暴力沙汰を起こすケースが後を絶たない。その為に、現在K察は発行元の集英社を詐欺の疑いで捜査中である。(削除) この捜査の手から逃れる為 (削除ここまで)売上不振などから2010年春に誌名を変えてリニューアルされたとかされないとか。
掲載漫画[編集 ]
赤マルジャンプの掲載漫画には大きく分けて三つの傾向がある。
週刊少年ジャンプに連載中の漫画の番外編[編集 ]
このタイプのマンガは、せっかくの休みが赤マルジャンプにより潰れてしまうためにジャンプ漫画家からは嫌われている。その上、単行本のおまけレベルの4コマ漫画やショートギャグなどがほとんどで展開や大半のキャラを知っているファンでないとわかり辛かったりする内容となることもある(最近では『家庭教師ヒットマンREBORN!』がこの傾向にあり、アニメ化作品としてはなぜか高確率で掲載されているためファン層である腐女子以外からは顰蹙を買うこともある)。
そのためか発言力の低い中堅漫画家の番外編が多く、ついに2008 WINTERでは漫画家の確保ができなかったために、『ぼくのわたしの勇者学』を二話同時掲載する事態に陥った。しかし、後述するがこれは新人作家の代原だという説もある。しかもアコギなことに、週刊少年ジャンプの番外編は立ち読み防止のために袋とじになっている。袋とじなので2008WINTERの『To LOVEる -とらぶる-』の番外編ではあれやこれが露わになるのを全国の少年達は期待してたが、番外編の『爆熱少女マジカルキョーコ炎!!』は、アニメがTBSによって打ち切りになった事に巻き込まれてパンツさえも見せなかったので全国の少年達は絶望した。また、週刊少年ジャンプで諸事情により完結できなかった長期連載の完結編を載せることも多い。最近では、一年少々しか連載しなかった『P2! - let's Play Pingpong! -』や『サムライうさぎ』の完結編が掲載されたが、それは『P2!』は『SKET DANCE』のロマンが引き起こしたノルマン現象(むしろV字現象)に巻き込まれたこと、『サムライうさぎ』はジャンプ40周年記念号の前号で打ち切られた事へのお詫びの意味があるらしい。しかし双方とも『完結編』とは名ばかりで、フタを開けてみるといきなり3年後に飛んでたり、主人公がほぼ全く出てこない「娘編」だったりした。恐らく江尻立真も福島鉄平も、余程怒りが収まらなかったと見える。
また、2008SPRINGでは袋とじの番外編のクオリティがハンパなく低く、特に汚汚絵に寒いウソ解説を描かせる愚行をしたために、被害にあった『×ばつゼロ (存在しないページ)">×ばつゼロ』『サムライうさぎ』『SKET DANCE』『バリハケン』『ダブルアーツ』ファンの怒りを買っただけでなく、これらの作品の80%が突如として打ち切られた事も特筆すべきである(ちなみに、麻生周一もウソ解説をやったが、笑えるウソだったのでこっちは大して騒がれなかった)。この影響かどうかは定かでないが、最近では袋とじの外側に載せる広告やオマケなどがなかった場合の穴埋めとして『いぬまるだしっ』改め『あかまるだしっ』が、タイトルそのまままるだしの状態で掲載されている。
2008年末よりトガシに加えカチラまでも休載続きで穴埋めに読切を連発する羽目になり、2009年は金未来杯どころか夏の赤マルも出せなくなるんじゃないかという不安視する声まで上がった事から、2009SUMMERは『D.Gray-man』の続きを巻頭カラーで掲載される事が発表された。赤マルの売上げアップを見込んでの編成だと思われるが、返って他の掲載作品の印象が薄くなったという指摘もある。その結果、2009SUMMERには連載漫画の番外編は何一つ掲載されなかったが、これは『D.Gray-man』の売り上げが『SKET DANCE』『ぬらりひょんの孫』『PSYREN -サイレン-』のノルマン三兄弟を合わせたよりも高いことから、『D.Gray-man』に2009SUMMERの看板を任せて、ノルマン三兄弟などのジャンプ連載作家に夏休みを与えたのではなく、単に『D.Gray-man』掲載に浮かれた編集部が掲載を忘れただけであり、2009年秋に発売されたジャンプコミックスの巻末には、2009SUMMERに掲載されなかった番外編が次々と掲載された[1] 。尚、この時の反省に加え最近の売り上げ低迷や不況の影響もあり、2010WINTERは値段を下げた為[2] に番外編を袋とじではなく立ち読みでも読める普通のページに掲載した。
なお、週刊少年ジャンプの番外編は、巻頭カラーどころかセンターカラーさえも滅多に貰えない暇な中堅漫画家に任される事が多いので、赤マルジャンプに番外編が載ったからと言っても、次期改編の打ち切り対象から外される事は決してない。過去には、某バレーボール漫画や某ギャグ漫画が赤マルジャンプに番外編を掲載した直後に打ち切りになった例が存在する。
週刊少年ジャンプに連載経験のある漫画家の読み切り[編集 ]
これは週刊少年ジャンプの主要な読者である子供よりも漫画評論家からの評判が良かった漫画家の作品が掲載される事が多い。赤マルジャンプを週刊少年ジャンプと間違わずに買う物好きは漫画評論家ぐらいしかいないからである。
2008WINTERで『斬』の杉田尚がまさかの復活を果たしたのは、『斬』連載当時に漫画評論家からの絶大な支持があったからだと言われている。また2008SPRINGでは、ジャンプ前編集長茨木政彦の下僕であった西義之の読みきりが表紙を飾るという前代未聞の事態となるが、このせいで週刊少年ジャンプと間違えて買う人がいなくなったために例年に比べさっぱり売れず、一部の書店では1ヶ月経っても積まれた状態で不良債権となった事が一目でわかると言う失態を晒す羽目になった。さらに、2008SUMMERのベテラン漫画家のラインナップが叶恭弘、福島鉄平、藍本松と汚汚絵に殺されたメンバーで占められたのは、上記の2008SPRINGでの袋とじのウソ解説に対するササキ新編集長からの精一杯のお詫びだと考えられる。しかし、一番の被害者である『K.O.SEN』の村瀬克俊の漫画は2008SUMMERに載らなかった。これにより一時期、村瀬克俊は既にバイバイジャンプをしたとの噂が流れていた(その後、後輩の連載でアシをやっている事が発覚)。
新人作家の読み切り[編集 ]
ジャンプの秘密兵器の漫画が1ページの新人紹介とともに掲載される。しかし、当の新人作家の間では「赤マルジャンプよりもジャンプスクエアの代原のほうが注目されるので、また誰か原稿落とせばいいのに」と言う声が多い。現にジャンプスクエアで代原を経験した漫画家が、後に連載を持つ確率は67パーセントとかなりの高水準である。実際は、赤マルを定期購読していると、赤マルやジャンプ本誌の代原で燻っているパッとしない漫画家がハイクオリティな萌え絵に突然変異したり、7年前にデビューしたっきりほとんど音沙汰の無い(削除) プロアシ (削除ここまで)漫画家がすぺールヴと他誌の看板を足して3で割ったような絵(そもそもすぺールヴがドS魔人と他誌の看板を足して3で割ったような画風であることにツッ込んではいけない)に突然変異してたりするので、新人の成長が楽しみだという声もある。また、数年前にフェイドアウトしたギャグ漫画家がペンネームを変えてちゃっかり戻って来たことや漫画そのものよりイタいコメントのほうが有名だったりぼん版加地君也がペンネームを変えてこっそりジャンプに移籍して来たこと、そして少年サンデーで芽が出ずジャンプで再デビューした新人に気づいてほくそ笑んだりしてみる(侮蔑的な意味で)特権がある。しかしそんな奇特な漫画評論家は少数派である。さらに、一時期はトガシの恩恵にあやかって週刊にハイペースで代原が掲載されていた時期もあった為、あまり赤マル掲載は喜ばれなかった場合もあったが、2007年からは『×ばつHUNTER">×ばつHUNTER』が不定期連載となった事と、麻生周一が現れてからは新人の代原がいらなくなったため存在価値が多少回復した。
また、その麻生は2008WINTERでなぜか『ぼくのわたしの勇者学』の番外編で赤マルに初掲載されたとして新人紹介に混ざっていたが、それには秘密兵器の一人が原稿を載せられない事態になったために、その代原として二話同時掲載をしたからだという説がある。また、2008SPRINGでは同時期にジャンプスクエアIIが発売された煽りで、有望新人がそっちに引き込まれて質が下がったと言う漫画評論家による指摘もある。毎年SUMMER号は、同時期に行われるジャンプ禁未来杯に有望新人が引き込まれるので、この時も質が下がるとの指摘もある。更に2009年に至っては、巻頭のD.Gray-manが昨年末から完全体トガシ2号と化したせいで、本誌に穴埋め読切を載せるわ、二つ目の禁未来杯を開催するわ、本来の禁未来も行なうわで、漫画評論家ですら「誰コレ?」という面子しか載せられない緊急事態へと発展した。この影響か「Dグレの支持層が買ってくれるだろう」と読んだ編集部の目論見は外れ、売り上げは伸び悩んだ。さらには2010年に入ると麻生の2作目失敗や第二の糞漫画等に見られるギャグ作家不足に加え、ハンタの連続掲載10週突破と言うまさかの事態により、変則的な編成になった事でまたも本誌での読切連発しており、2010年春の新増刊が上手く行くか漫画評論家の間で物議をかもしている。
その後[編集 ]
2010年春、赤マルジャンプは『ジャンプNEXT!』と名を替え全面リニューアル。...するかと思えば、相も変わらず「番外編+泡沫読み切り」という体裁はまったく弄らず何処を読んでも安定してつまらない「漫研の同人誌」状態を維持していた。やはり税金対策で作った捨て企画に過ぎないのだろうか。その癖刊行ペースが早くなり続け、隔月時代は生意気にも複数の連載を抱えるという謎のパワーアップを遂げ益々方向性が分からなくなっていった。
そして2016年、今度は「不定期刊行」つまり原稿が集まり次第何ヵ月か連続発売しその後休むという所謂富樫ペースの『ジャンプGIGA』として新生。GIGAになってからは「プレ連載」という形でルーキー作家の準備運動期間として使われるようになり、ようやく新人育成の役に立つようになった...かもしれない。とはいえ最終回を描ききれなかった銀魂や人気が落ちてきた連中が続々島流しにされた事でどんどん雰囲気が悪くなり、今や飼い殺される新人の吹きだまりとなって久しい。改名後5年も経つが週刊へ移籍できた連載作品はたったの5本、しかも『東京都立呪術高等専門学校』以外は音より早く打ち切られている。読み切りだけ載せて踏み台にした連中は、青箱のようにそこそこ活躍しているが。長居してはいけない場所と言える。なお数少ないアピールポイントとして、アンケート葉書に切手を貼る必要がないという点がある。
脚注[編集 ]
関連項目[編集 ]
記事は面白ければいいんだ。面白いものは削除されない。当たり前だ。
だが この「赤マルジャンプ」は面白くない。
面白さを視野に入れるなら特に内容だな。誰でもいいから面白い記事を期待しているぞ。 (Portal:スタブ)
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