こぐまのミーシャ

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オリンピックスタジアムの観客席に現れたミーシャ。

こぐまのミーシャとは、1980年に開催されたモスクワオリンピックの正式マスコットであり、同キャラを主人公として1979年10月から翌1980年の4月まで朝日放送系列局で放送されていたアニメの名称でもある。作者は絵本作家だったヴィクトール・チジコフ。なおアニメの製作は朝日放送が担当。あわせて、オリンピックのマスコットとして始めてアニメ化されたキャラクターである。最も、その前のマスコットをアニメ化しようたってムリがある(参考・・・ミュンヘン五輪モントリオール五輪のマスコット)。

しかし、このような事前の広報活動も虚しくモスクワ五輪もアニメの放送も、ソ連が1979年に行ったアフガニスタン侵攻の影響をもろに受け、西側諸国の参加ボイコットに低視聴率による打ち切りと、双方グダグダな結末を迎えることになる。

けれど、世界がこのキャラクターの真意に気づいたのは、その6年後のことになる。

概要[編集 ]

こぐまのミーシャのミーシャとは、人物名である「ミハイル」の愛称である。物語は、動物の世界で暮らすミーシャと周囲の人々との交流を描いた作品で、なんでが主人公に選ばれたかといえば、ロシアのマスコットで熊を思い浮かべないやつは、アメリカからのスパイに決まっている。そんな時代背景のためである。

ストーリー[編集 ]

1978年、中央アジアにあるスタヴロポリ地方に生まれた一匹のこぐまが熊の村の役所にやってくるところからこの物語は始まる。こぐまのミーシャは、同郷の先輩である熊のユーリに案内され、熊の村の農業問題を担当するためにモスクワクレムリンにやってきた。彼が熊の村の役所にやってきた時代は、ライバルの白豚の村が、水門の調節を間違って、村を水浸しにしてしまって、村長が責任をとって辞任をした直後。その前にも、熊の村と仲良しだった南の村に白豚たちが10年もちょっかいを出し続けて、結局、無残に追い出されていた。

その結果、熊の村こそが正しい。世界一。まさに、そんな風潮が世界中を駆け巡っていた。

そんな誇らしい雰囲気の中、喜びいさんで熊の村の農業に着手したミーシャはしかし、熊の村の現実に愕然とすることになる。

農民が働かないのである。そして、働かない農民がついた嘘をそのまま上へ報告する役人。そして、その嘘を取りまとめて世界中に喧伝する村長の姿を見るにつけ、ミーシャはこの村がどうなっていくのか、心から不安になるのでした。

登場人物[編集 ]

こぐまのミーシャ
この物語の主人公。田舎で農業を中心に勉強してきた彼が最終的に熊の村の村長になり、熊の村にはびこる不正と戦うまでをこの物語は描いている。トレードマークはひたいのシミ。慎重で我慢強いのがとりえ。でも、熊の村の運動会の閉会式、大失敗に終わった大会を必死で成功したと大声で嘘を喧伝し続けるさなか、さすがのミーシャも涙を流さざるをえなかった。このときの思いから、熊の村の一大改革「情報公開(グラスノスチ)」が始まることになる
同級生のライサ
ミーシャの妻。少し病弱なところが玉に瑕。けれど、物語の後半において大胆な改革に挑むミーシャを影から支えることになる
ユーリ先輩
ミーシャの同郷の先輩にして詩人。しかして、その実体は、なんと熊の村の秘密警察のトップだった。頑固なレオニードが死んだ直後に新しい村長に就任する。けれど、改革の激務で体を壊し、ミーシャに村を託しながら死んでいく
頑固なレオニード
熊の村の村長職に15年もしがみつく大熊。胸にキラキラ光るものをつけるのが大好き。でも、ミーシャが村に来たとき、すでにボケ始めていて、しかも、そのすぐ直後に、村で世界中の動物を集めての運動会を開催することに決まっていた中、なんと隣村に宣戦布告。結局、運動会は大失敗に終わり、そのすぐ後に傷心のまま死亡
おべっか使いのコンスタンチン
レオニードにいつでもべったりくっついていた白熊。ユーリが改革の激務で倒れた後にレオニードを支持する旧勢力の力を借りて村長に就任する。この物語最後の敵である。最終的に、ミーシャとの暗闘に敗れて村から去ることになるも、あれだけの権勢を誇っていた自分を見送る熊が一匹もいなかったことに絶望。結局、村から出ることすらないまま憤死を遂げる
逃亡者アレクサンドル
熊の村の実情を世界に初めて公表した詩人。しかし、その結果として熊の村から追放されるも、世界中の動物たちから尊敬を勝ち得ているひげのながーーい熊
賢者アンドレイ
熊の村で一番頭がいい熊。頭が良すぎたため、熊の村の未来に悲観し、半隠遁生活を送っている。物語の中盤、熊たちが隣村に進行しようとするのを身を挺して止めようとするが、レオニードたちに捕まってしまい、役所の地下に幽閉されてしまう。しかし、そこでミーシャが彼と懇意になったことが、熊の村の命運を決めることになる。その後、ミーシャが村長になった後に解放されるも、長い監禁生活で弱った体でミーシャの改革の結末を見ることはできなかった
寡黙なウラジミール
ユーリ先輩の傍らで黙々と作業を続ける小熊。物語の端々に顔だけ登場する寡黙な彼が、その後、(設定上では)熊の村の村長になるというんだから、世の中は面白い。

続編[編集 ]

こぐまのミーシャには、描かれなかった続編が存在する。続編では、寡黙なウラジミールが主人公になっており、そこで描かれるエピソードをいくつか抜粋すると、

  1. 動物世界から熊の村の改革を称えられるミーシャ
  2. 死んだレオニードの仲間による役所の不法占拠
  3. 熊の村、崩壊と分裂
  4. 「酔っ払いのボリス」の暗躍
  5. ライサの死
  6. 立ち上がるウラジミール
  7. 熊の村に石油が出た
  8. 冬の運動会、決まる

なおこぐまだったミーシャは一匹の老いた熊として、静かに熊の村で暮らしている。しかし、ときたま暴走するウラジミールを諭すような発言もしており、いまだに熊の村の中で一番尊敬を勝ち得る存在である。ちなみに、最終回はすでに描かれており「さようならミーシャ」という題名と、ミーシャの死を悲しむ熊たちを描いたセル画は、すでに金庫にしまってあるとのこと。後は34年ぶりに開かれる動物達の運動会(冬)に、ミーシャが登場するかどうかが焦点になっている。

関連項目[編集 ]

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