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【東日本学生相撲個人体重別選手権】無差別級は栗田裕有が優勝!早大史上初の快挙

[ 2023年7月31日 07:20 ]

無差別級の入賞者(左から)優勝・栗田裕有、2位・山本剛瑠、3位・猿川天嵐、草野直哉(提供写真)
Photo By 提供写真

東日本学生相撲個人体重別選手権大会が30日、東京・靖国神社相撲場で行われ、65キロ級、75キロ級、85キロ級、100キロ級、115キロ級、135キロ級、135キロ以上級、無差別級の8階級で争われた。
無差別級は、栗田裕有(早大4年)が頂点に立った。初戦から実力者と激突。昨年準優勝の五島雅治(拓大3年)を相手に中に入って下から攻め、自身より55キロ重い相手を出し投げからの送り倒しで退けた。準決勝の相手は、今年既に3大会で全国優勝を果たしており世界選手権の日本代表にも選ばれている草野直哉(日大4年)。栗田が立ち合い左に動いて崩してから中に入って一気に前に出て押し出し、優勝候補筆頭の強敵を撃破した。

決勝の相手は、大学初タイトルを目指す山本剛瑠(日大3年)。栗田は準決勝同様に立ち合い左へ動きながら上手を取って先に攻めると、中に入られて一気に攻め返された土俵際で残って逆転の右突き落とし。異議申し立てがつくも主審判定通りとなった。栗田は一昨年の同大会115キロ未満級で優勝しており、これで2階級制覇。早大としては史上初となる無差別級優勝の快挙を成し遂げた。

65キロ未満級は、全国でも2度優勝している工藤唯織(日体大4年)が2年ぶり2度目の優勝。75キロ未満級は、鳥取城北高時代に100キロ級日本一の経験を持つ新阜琳太郎(専大1年)が制した。85キロ未満級は、今年の世界選手権軽量級日本代表に選ばれている奥知久(日体大3年)が連覇を達成。100キロ未満級は、昨年準優勝の高橋新(法大4年)が初優勝を果たした。

115キロ未満級は、2週間前の全日本大学選抜金沢大会を制している川上竜昌(日大3年)が、3年連続の決勝進出で初めての優勝を果たした。135キロ未満級は、モンゴル出身のスフバット(専大3年)が初優勝。135キロ以上級は、今年の全国大学選抜宇佐大会と東日本学生選手権を制している体重199キロの巨漢・川渕一意(日大4年)が制した。

▽65キロ未満級
優勝 工藤唯織(日体大4年)
2位 池田悠太(日本医大2年)
3位 高橋敦也(農大1年)
3位 斉藤今日太(東大3年)

▽75キロ未満級
優勝 新阜琳太郎(専大1年)
2位 金城周(日体大2年)
3位 久保田修佑斗(日体大2年)
3位 石本龍士(駒大1年)

▽85キロ未満級
優勝 奥知久(日体大3年)
2位 清宮健史(日大1年)
3位 田中太一(日体大2年)
3位 熊谷颯天(日大1年)

▽100キロ未満級
優勝 高橋新(法大4年)
2位 一戸龍道(日大2年)
3位 三宅大(日大4年)
3位 伊藤拓海(法大2年)

▽115キロ未満級
優勝 川上竜昌(日大3年)
2位 南山空哉(拓大3年)
3位 村山尊(拓大3年)
3位 白川大翔(日大2年)

▽135キロ未満級
優勝 スフバット(専大3年)
2位 奥田史祐(東洋大1年)
3位 亀井颯人(東洋大4年)
3位 花岡真生(日大3年)

▽135キロ以上級
優勝 川渕一意(日大4年)
2位 松澤魁人(農大2年)
3位 宮崎光星(日大4年)
3位 松永ジョージ(拓大4年)

▽無差別級
優勝 栗田裕有(早大4年)
2位 山本剛瑠(日大3年)
3位 猿川天嵐(農大4年)
3位 草野直哉(日大4年)

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