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51歳の葛西紀明 今季初戦15位も「状態は悪くない」

[ 2023年7月31日 04:11 ]

今季初戦で15位に終わった葛西(撮影・武田 政樹)
Photo By スポニチ

ノルディックスキーのサンピラー国体記念サマージャンプ大会(ヒルサイズ=HS100メートル)は北海道・名寄市ピヤシリシャンツェで行われ、今季初戦に臨んだ51歳のベテラン葛西紀明(土屋ホーム)は85・5メートル、85メートルを飛んで合計202・0点で15位だった。女子は伊藤有希(土屋ホーム)が国内2連勝、男子は渡部弘晃(東京美装)が制した。

先月6日に51歳となったレジェンドが新シーズンのスタートを切った。試技では、いつもより飛ぶ順番が早く、スタートに間に合わないハプニングもあったが、本番では85・5メートル、85メートルを飛んで意地を見せた。6月中旬から約1カ月間のスロベニア合宿では、例年の2〜3倍飛んだという葛西は「状態は悪くない。ここ数年よりもジャンプが良くなって飛ぶのが楽しい」と表情は明るかった。

≪女子は伊藤が圧勝≫昨季W杯で2勝を挙げ、今夏は国内で調整を続ける伊藤が1回目に最長不倒の92メートルを飛び、2回目は77・5メートルにまとめ合計202・0点で圧勝した。28日の国内開幕戦に続き2連勝。「最低限K点(90メートル)は越えたかったので1回目は良かった」と振り返った。高梨沙羅(クラレ)らが海外遠征で不在だったが、伊藤は「夏のうちに体も技術も調整することが大切と感じたので」と夏場の国内調整の理由を語った。

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