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静岡がようやく"開幕戦" チームのコロナ感染乗り越え快勝

[ 2022年1月30日 20:22 ]

ラグビーリーグワン第4節 静岡36―13大阪 ( 2022年1月30日 ヤマハ )

<静岡BR・大阪>静岡ブルーレヴズは後半38分、元トンガ代表CTBタヒトゥアが突破する。
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静岡が待望の「開幕戦」を白星で飾った。9日予定だった初戦直前にチーム内に新型コロナウイルス感染が広がり、第1〜3節が中止。前身のヤマハ発動機を母体に新たな運営会社を設立し、チーム名にもいち早く地域色を前面に出して準備を進めながら苦難の船出となったが、1部12チーム最も遅い初陣で大阪に快勝した。

前半4分に果敢なランで、チームの得点&トライ第1号となる先制トライを決めたSO清原祥(28)は、後半9分にアドバンテージを生かしたキックパスで、昨季トップリーグトライ王WTBマロ・ツイタマ(25)の左へのトライをアシスト。後半37分にはロングパスで新加入元オーストラリア代表フランカーのイシ・ナイサラニ(26)のトライを引き出し、ボーナス勝ち点奪取にも貢献した。

昨季で引退し、クラブと地域を結ぶクラブ・リレーションズ・オフィサーに就任した五郎丸歩氏(35)は、選手の入場場面の演出などで、会場の盛り上げを支えた。

この日、ヤマハ発時代から通算でチーム公式戦100試合を達成したロック大戸裕矢主将(31)は、コロナ禍による活動休止期間も激励してくれたファンや地域に感謝。「これからもブルーレヴズらしい熱い試合を」と意を新たにしていた。

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