[フレーム]
新聞購読とバックナンバーの申込み

リーグワン埼玉 神戸との伝統の一戦で逆転勝ち!新婚稲垣に仲間の"ご祝儀"16点差跳ね返す

[ 2022年1月30日 05:30 ]

ラグビーリーグワン第4節第1日 埼玉41ー37神戸 ( 2022年1月29日 神戸ユニバー )

<神戸・埼玉>後半、ボールを持って突進する埼玉・稲垣(中央)(撮影・後藤 大輝)
Photo By スポニチ

"笑わない男"へ、祝福の劇的逆転劇だ。3試合が行われ、埼玉(旧パナソニック)が神戸(旧神戸製鋼)との伝統の一戦を41―37で制し、2連勝を飾った。26日にモデルの新井貴子(きこ、31)との結婚を発表した、日本代表プロップ稲垣啓太(31)が今季初先発し、貢献。34―37で迎えた終了間際の後半40分にはフッカー堀江翔太(36)が逆転トライを奪った。30日に予定された横浜―浦安は浦安の5選手が新型コロナ陽性と判定された影響で、中止された。

お祝いムードが大逆転につながった。一時、最大16点差あった試合を跳ね返しての逆転勝ち。今季初先発した新婚の稲垣は「ファンの皆さんの前で試合ができる喜びをかみしめてピッチに入った」と余韻に浸った。

後半39分45秒。ゴール右手前のラインアウトを起点とし、最後は堀江がモールから押し込んでトライ。同17分から途中出場していた36歳は「入ったら、声を出してチームを元気づけられたらいいなと思っていた」。流れを変え、仲間の結婚へ最高の"ご祝儀"だ。

ほやほやの新婚さんも、負けてはいない。稲垣は8―24の前半39分、スクラムで相手のペナルティーを引き出し、チームの反撃トライを演出。敵地のスタンドには結婚を祝うボードが掲げられ、試合後は拍手が降り注いだ。「たくさんの方が、おめでたい言葉をくれて本当に幸せ」と祝福ムードに感謝した。

チームは2連勝で勝ち点を9まで伸ばした。新型コロナの影響で開幕節から2戦連続不戦敗と出遅れたものの、稲垣の結婚もあるなど、上り調子。公私で勢いに乗る"笑わない男"は笑顔が増えるか?の問いに「期待していてください」とぽつり。初代王者となったその時に、破顔が見られるかもしれない。

続きを表示

スポーツの2022年1月30日のニュース

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /