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バーティ 感無量の全豪初制覇、全試合ストレートで地元勢44年ぶり戴冠

[ 2022年1月30日 05:30 ]

全豪オープンで初優勝を飾ったアシュリー・バーティ(AP)
Photo By AP

テニスの全豪オープン第13日は29日にメルボルンで行われ、女子シングルス決勝で世界ランキング1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)が世界30位のダニエル・コリンズ(米国)に6―3、7―6で大会初制覇し、4大大会通算3勝目を挙げた。全7試合でストレート勝ちし、1978年のクリス・オニール以来のオーストラリア選手の地元優勝。男子ダブルス決勝ではタナシ・コッキナキス、ニック・キリオス組がマシュー・エブデン、マックス・パーセル組を7―5、6―4で破り、初優勝した。

両拳を握ったバーティは絶叫。地元勢による全豪制覇は44年ぶり。待ちに待った観衆の大歓声と拍手を浴び「夢が実現した。地元のみなさんと喜びを分かち合えることをうれしく思う」と感無量の表情だった。

得意のバックハンドのスライスを研究され、第2セットはなかなか得点できず第2、第6ゲームでブレークを許し、1―5とされた。だが、バックのスライスにこだわらず、回り込んで強烈なフォアハンドを打ち込んで攻撃の幅を広げる。第7ゲームでブレークバックし、第9ゲームもブレークしてタイブレークとし、4点を先取。一度手にした流れは最後まで手放さず、7―2で逃げ切った。

全試合ストレート勝ちと圧倒的な強さを見せた女王は「ベストなプレーができた」と笑顔で優勝杯を掲げた。

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スポーツの2022年1月30日のニュース

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