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テコンドー金原会長「私は反社じゃございませんので」

[ 2019年11月9日 20:31 ]

検証委員会のヒアリングに出席した全日本テコンドー協会の金原昇会長
Photo By スポニチ

強化方針を巡ってトップ選手と対立し、混乱が続く全日本テコンドー協会で組織運営に対する検証や新たな理事の選任を担当する外部有識者による検証委員会が9日、都内で強化指定選手にヒアリングを行い、選手が退出した後に金原昇会長にもヒアリングを行った。

同会長は長時間のヒアリングを見据えてか、ペットボトルの緑茶を持ち込んだ。金原会長自身が反社会的勢力であるという疑惑などについても、聞き取りが行われた。

ヒアリング後に取材に応じた金原会長は「当然、私は反社じゃございませんので、できる限りの資料を提出して、ご理解いただいた」と説明。自身が経営する会社の帳簿や決算書、銀行への借り入れ履歴などを提出して潔白を訴えた。また、反社会的勢力とのかかわりについては、「反社とあなた付き合っていない?証明してよ」と報道陣に問いかけ、「こういう(証明する)のは難しいでしょ」と続けた。

10月28日に行われた臨時理事会では金原昇会長が理事の総辞職を提案して決議され、検証委員会が立ち上がった。検証委員会の境田正樹弁護士は「今のところ、法律違反やガバナンスコード違反、ハラスメントもない」とした上で、「今の体制でいいかと言うとそうではないと思っている」と説明した。

今月中に報告書の作成、新理事候補者の選出は終了。新理事は総会で決定するが、金原会長らが再任される可能性もある。

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スポーツの2019年11月9日のニュース

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