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七色サーブ決まった美誠が逆転勝ち2連発 プレ五輪決勝で中国と激突

[ 2019年11月9日 22:57 ]

卓球・ワールドカップ団体戦第4日 ( 2019年11月9日 東京体育館 )

<卓球JA全農W杯団体戦・女子準決勝(日本・韓国)>第4試合、勝利しガッツポーズを見せる伊藤(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

女子準決勝で日本は韓国に3―1で勝ち、2大会連続の決勝戦へ駒を進めた。8連覇中の中国と対戦する。

エースの伊藤美誠(19=スターツ)がシングルスで2勝を挙げ、石川・平野が組んだ1試合目のダブルスの敗戦を払拭した。

崔孝珠チェヒョジュとはフルゲームの大接戦。15歳の申裕斌シンユビンにも1ゲーム目を奪われる苦しい展開ながら、勝利をもぎ取った。

「2試合とも1ゲーム目を取られてからのスタート。相手の攻める気持ちが強くて押されたけど、2ゲーム目に落ち着いて入れた」

自身のシングルス2戦目となった申裕斌戦は、1―1で迎えた第3ゲームに持ち味のサーブでほんろう。5―7から2連続サーブ得点で勢いに乗り、このゲームを12―10で奪取。第4ゲームの最後の得点もサーブポイントで決めるなど、要所で変幻自在の七色のサーブが決まった。

決勝は最強の中国。来年の東京五輪で、個人、団体ともに金メダルを取るためには超えなければいけない相手だ。東京五輪代表に最も近い日本人女子は、「東京五輪でも勝てるという自信をつかみたい」と力強いコメント。プレ五輪と位置付けられるこの大会で、弾みを付けたい。

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