[フレーム]
新聞購読とバックナンバーの申込み

八村は21得点と奮闘も黒星 前半15得点も第4Qは無得点

[ 2019年11月9日 11:16 ]

ラブをかわしてゴール下でシュートに持ち込むウィザーズの八村(AP)
Photo By AP

ウィザーズの八村塁(21)が8日、地元ワシントンDCでのキャバリアーズ戦に開幕から8戦連続で先発出場。前半では3本のジャンプシュートやダンクなど7本のフィールドゴール(FG)をすべて成功させて15得点を稼いだ。

後半最初のシュートはマッチアップしていた球宴出場5回を誇るケビン・ラブ(31)のディフェンスもあって阻止されたが、第3Qの4分15秒にはブラドリー・ビール(26)のパスを受けてゴール下でシュートを成功。6分48秒には正面やや右からプルアップしてのジャンプシュートも決めた。

見せ場は第3Qの残り3分18秒。「ピック&ロール」からインサイドにもぐりこんだ八村にビールが絶妙のパスを通し、背番号8のルーキーは右手で豪快なダンクを成功。この時点で最大20点あった点差は10点に縮まり、本拠地キャピタル・ワン・アリーナは沸きかえった。第3Q終了時点で八村は21得点と7リバウンドをマークし、FGは12本中、自己記録に並ぶ10本を成功。ウィザーズは4点差まで肉薄して第4Qに突入した。

第4Q序盤では一時1点差。八村は90―95で迎えた3分33秒からコートに復帰した。ところが先発陣が戻ってからウィザーズはリズムをつかめず、八村はW杯中国大会で対戦したトルコ代表、セディー・オズマン(24)とのマッチアップで放ったターン・アラウンドからのジャンプシュートを失敗。八村は34分の出場で自己記録にあと2点と迫る21得点と7リバウンド、3アシスト、2スティールを稼いだものの、第4Qは通算5回目の無得点。ウィザーズは100-113(前半52―67)で敗れて2勝6敗となった。センターのトーマス・ブライアント(22)は23得点、ガードのビールは20得点をマークしたが今季7戦で2勝しかしていなかったキャバリアーズに苦杯。キャバリアーズは八村とマッチアップしたラブが16得点と12リバウンド、センターのトリスタン・トンプソン(28)が21得点と12リバウンドをマークするなど、フロントコート陣の活躍で今季3勝目(5敗)を挙げた。

続きを表示

この記事のフォト

スポーツの2019年11月9日のニュース

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /