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東京パラ内定の水田光夏が自身初V パラ射撃全日本選手権

[ 2019年11月9日 20:39 ]

トロフィーを手にする水田
Photo By スポニチ

パラ射撃(肢体不自由の選手が対象)の全日本選手権が9日、千葉県総合スポーツセンター射撃場で行われた。10月の世界選手権で条件を満たし、東京パラリンピック出場が内定した男女混合エアライフル伏射(SH2、規定のスタンドを用いて銃器を保持し射撃する)の水田光夏(みか、22=桜美林大)が出場し、自身初優勝を飾った。予選(60分で60発を射撃した合計点で競う)では自己ベストとなる633・3点をマーク。「優勝するつもりで来た。0・1点でもベストを更新するという目標を達成できてほっとしている」と笑顔を見せた。

中学2年のときに、四肢の筋力や感覚が低下していく指定難病の「シャルコー・マリー・トゥース病」を発症。現在の握力は左が4・5キロ、右が0キロとなる。19歳でエアライフルを本格的に始め、キャリアは約3年。強化指定選手では最年少となる期待の星は、来年の大舞台に向けて「毎回自己ベストを更新することが目標。まだ実感はないが、このまま練習して東京パラまで頑張りたい」と意気込んだ。

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スポーツの2019年11月9日のニュース

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