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宮原知子、今季GP初戦で2位 ノーミスに手応え「やっと自分の滑りを実感できた」

[ 2019年11月9日 20:02 ]

2位に入った宮原知子のフリー
Photo By 共同

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、中国杯は9日、中国・重慶で女子のフリーを行い、ショートプログラム(SP)2位発進の宮原知子(21=関大)は142・27点、合計211・18点で2位に入った。「シンドラーのリスト」をノーミスで演じ切り、今季のGP初戦で表彰台に立った。

「今日は昨日に比べて落ち着いて、6分間練習でもしっかり自分の感覚を持って滑ることができたかなと思います」と充実した表情。「やっと自分の滑りをしっかり実感じながら演技することができたので、充実したフリーができたと思います」と振り返った。

今季のテーマは"自律"。「試合の時にどういう風な気持ちを持って"こんな演技になってしまった"とか"こんな演技ができた"とか、凄く考えながら試合に臨めたので、そのあたりは自律という道に沿っていけた部分かなと思います」と手応えをつかんだ様子。

次戦は16日にSPが行われるロシア杯に臨むが「この中国大会がGP初戦ではあるんですけれども、次のロシア杯の練習だと思って挑んだ部分もありました。初めての連戦で体の疲れもあるかもしれませんが、色んなことを乗り越えてまた次にも自分の演技ができるように頑張りたいです」と意気込み、「もちろんGPファイナルに出場できれば凄くうれしいので、ロシア杯でも今回のように自分の気持ちと向き合って、自分らしく滑ることができたらいいなと思います」と早くも視線は次戦を見据えていた。

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