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川崎F「ブルーサンタ」が4年ぶり小児病棟慰問 名願&大関の新人コンビ「活躍でより大きなパワーに」

[ 2023年12月22日 21:47 ]

「ブルーサンタ活動」で小児科病棟を訪れた川崎FのMF大関友翔(左)とMF名願斗哉(右)
Photo By スポニチ

J1川崎フロンターレは22日、選手らが小児病棟を慰問する「ブルーサンタ活動」を実施した。コロナ禍を経て、4年ぶりに選手による直接訪問が実現。高卒新人のMF名願斗哉(19)とMF大関友翔(18)が川崎市内の病院を訪れた。

クラブ創設後間もない97年から継続している活動。水色のサンタ衣装に身を包んだ2人は、マスコット「ふろん太」とともに子供たちと交流し、ぬいぐるみなどグッズをプレゼントした。名願は「こうして元気になったり喜んでもらえて、プロ選手になったと実感した」、大関は「夢や希望を与えられるように頑張ろうという活力をもらえた。そのパワーは自分の活躍次第で、どんどん大きなものになる」。飛躍へのモチベーションにつなげる考えを明かした。

川崎Fのオフシーズンの社会貢献活動は、ホームタウン内にとどまらない。今季最後の公式戦となったACLの韓国遠征から戻って間もない今月の中旬には、11年東日本大震災の復興支援をきっかけに交流が始まり、友好協定「高田フロンターレスマイルシップ」を結ぶ岩手県陸前高田市を選手17人が1泊2日で訪問した。こちらもコロナ禍以前の19年以来、4年ぶりの訪問だった。

交流会やサッカー教室を開催して市民と触れ合ったほか、グループに分かれた活動で、名願や大関ら初参加の選手らは交流サポーター団体の代表による東日本大震災についての講話を聴講した。「ネット記事で読んだりするより、実際に会って話を聞くことで感じることが大きかった」(名願)「自分が想像できないことを経験された方と触れ合えて考え方の引き出しが増えたと思うし、自分の今後の行動についていろいろなものが見えてきた」(大関)。来季以降の飛躍が期待される若手にとって、ピッチ外でも多くの学びを得た1年となったのは間違いない。

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