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今季11位のFC東京 小原GMが総括「不本意なシーズンで本当に申し訳ない」監督交代理由も説明

[ 2023年12月22日 15:13 ]

FC東京の小原光城GM
Photo By スポニチ

FC東京の小原光城GM(47)が22日、都内で取材に応じ、6年ぶり2桁順位の11位で終わった今季の振り返りや、来季に向けたチーム方針などを語った。

今月3日の今季リーグ最終戦以来、クラブのトップである川岸滋也社長、または小原GMがメディア対応するのは今回が初。同GMはまず冒頭で「不本意なシーズンとなってしまったことは本当に申し訳ないと思っています。そこは私たちも真摯に受けとめています」と反省の弁を述べた。

今季はアルベル体制継続でスタートするも、折り返し地点の17節でスペイン人指揮官は成績不振により解任。成績は5勝4分け8敗の12位で、ゴール数は22で失点は28だった。

攻撃的サッカーで「ワンモアゴール」をスローガンに掲げる中、同GM「フットボールの構築において、矢印がゴールに向いていなかった。(アルベル)監督自身のパワーも徐々にダウンしていた」と、改めて監督に交代に踏み切った理由を語った。

その中で、18節からは来季も続投が決定的なクラモフスキー監督が指揮。成績は7勝3分け7敗で終了。得点は20で失点は18だった。監督交代のプラス影響が数字にほとんど現れなかったこの結果を踏まえ、報道陣からは"攻撃的な監督を連れてきて、まずは守備構築など、FC東京のスタイルが全く見えない"と厳しい質問も飛んだが、同GMは「そのお言葉は真摯に僕らは受けとめます。我々がどういうフットボールするかを来季、もっと明確にお見せする必要がありますし、その必要は自覚をしています」と強調。「そのためのコーチングスタッフの編成であったりとかを今やっています。そういう声が出ないようにお見せすることが、我々の使命だと思います」と続けた。

来季はクラブにとってもフロント陣にとっても勝負のシーズンとなる。同GMは「今季も当然、タイトル狙ってやっていた。そこに関しては非常に悔しいですし、来季は今年以上の覚悟を持って、ブレずにタイトルを狙っていく。そこに向けてやれることを最大限やっていこうと思ってます」と、先を見据えた。

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