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Rマドリード ベンゼマの最年長ハットで大逆転8強「我々はまだ生きている」

[ 2022年3月10日 10:13 ]

欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦 レアル・マドリード3―1パリ・サンジェルマン ( 2022年3月9日 スペイン・マドリード )

ゴールを決めるベンゼマ(AP)
Photo By AP

最多優勝13回(欧州チャンピオンズ杯を含む)を誇るレアル・マドリードが底力を発揮し、初優勝を狙ったパリ・サンジェルマンを退けた。アウェーの第1戦を0―1で落とし、勝つしかないホームでも前半39分に相手FWエムバペのゴールで2戦合計0―2の窮地。しかし、ここからFWベンゼマが驚異的な得点力を発揮した。

まずは後半16分に鋭いダッシュでバックパスを受けた相手GKドンマルンマにプレッシャーをかけ、パスミスを誘って1点目につなげた。同31分にはMFモドリッチから絶妙なパスを受けて追加点。さらに直後のキックオフから始まった攻撃でも相手DFマルキーニョスが出した苦し紛れのパスに反応し、勝利を決める3点目をゴール右隅に決めた。

「レアル・マドリードはまだ生きている。どのように勝つか示した。逆転は精神面の強さがあったから。この伝説的なクラブの一員であることを本当に誇りに思っているよ」とベンゼマ。自身も歴史に残る足跡を残している。

34歳80日でのハットトリックは現行の欧州CLでは最年長記録となり、レアルでの公式戦309得点は前身の欧州チャンピオンズ杯5連覇を支えたアルフレッド・デスティファノの308得点をかわすクラブ歴代3位の記録。450得点で1位のクリスティアーノ・ロナウド(現マンチェスター・ユナイテッド)は遠いが、323得点で2位のラウルは視界に捉えたと言っていい。

メッシ、ネイマール、エムバペの超強力3トップを擁したパリSGを粉砕。止まらない背番号9は「最後まで全てを出し切った。我々は前進を続ける」と頂点を見据えた。

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サッカーの2022年3月10日のニュース

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