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フット後藤 優勝したのにM-1再挑戦したワケ 先輩コンビの激変に驚き「悔しかったんやと思う」

[ 2024年5月30日 19:24 ]

フットボールアワーの後藤輝基
Photo By スポニチ

お笑いコンビ「フットボールアワー」後藤輝基(49)が、25日放送のTOKYO FM「川島明 そもそもの話」(土曜後5・00)にゲスト出演し、M-1グランプリ優勝後に大会に再挑戦した理由を明かした。

03年の第3回大会に優勝。M-1王者の看板で人気者の仲間入りを果たし、多くの番組出演に恵まれた。

しかし、3年後の06年、M-1に再挑戦することになる。パーソナリティーの「麒麟」川島明は「06年のM-1に出たじゃないですか?チャンピオンになって、仕事もあるのに」と疑問を口にした。

すると後藤は、「仕事もあったよ。もちろん。でも、思っている感じとちゃうかった。もっときらびやかやと思っていたら、ちゃうかったんやろな」と告白。人気が上がるのと反比例するように、岩井望とのコンビ仲は悪くなった。「この時が一番仲悪かったんちゃう?やりたい、出ていきたい感じがちゃうねんもん」と振り返った。

「テレビの出方、平場の出方が違いすぎた。営業とかも行って、営業もええねんけど、もっときらびやかな感じかなと思っていて...」。思い描いていた芸人像とかけ離れていく自分たち。そんな時に衝撃的な漫才を目の当たりにしたという。「ブラックマヨネーズのM-1を見ることになるねんな」。05年のM-1グランプリで、ブラックマヨネーズが優勝。川島も「伝説の。マジあれは伝説でした」と記憶を掘り起こしながら同意した。

後藤は「今だから言えますけど、すごかった。あれを見て、衝撃というか」と、ブラマヨの漫才を回想。「あんなおもしろくなかったもん。先輩だから失礼な言い方(だけど)...正直あんなにおもしろくなかった。ところが、僕らが見ていない間の数年間で俺、びっくりして」。数年間でのブラマヨの激変を目の当たりにしたという。

ブラマヨのM-1は、営業先で見ていた。「営業先で見て、覚えてる。営業終わって、"今日M-1や。残って見よう"みたいなので見て、1本目を見た時にわ〜!ってみんな笑うてんけど、俺、笑われへんかった。すごすぎて」。さらに「2本目も見たかどうか...定かじゃない」と、記憶も飛ぶほど驚きの出来事だったという。

周囲は結果発表を前に、そわそわの様子。しかし後藤は、「バス待たせてたんかな?帰ろうって、結果見んと帰ったの覚えてる。ほんなん、優勝に決まってるやんって言うて」と、ブラマヨの優勝を確信していたという。「ドカーン!って売れるねん、ブラックマヨネーズ。俺らとは違う。そこが悔しかったんやと思う。そんなはずないってことで、06年に挑戦する」と、再挑戦を決意するに至ったいきさつを明かした。

川島も「やり直したんですね。もう1回、フットボールアワーのM-1を」と納得していた。

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