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宝塚星組「BIG FISH」開幕 トップ礼真琴 父親役を熱演

[ 2024年5月30日 18:15 ]

主演のエドワードを演じる礼真琴(中央)
Photo By スポニチ

宝塚歌劇団星組トップスター・礼真琴(れい・まこと)が主演するミュージカル「BIG FISH」が30日、東京・東急シアターオーブで幕を開けた。

本作品は2003年、ダニエル・ウォレスの小説をベースに「シザーハンズ」「チャーリーとチョコレート工場」などで独特な世界観を描いた鬼才ティム・バートンが監督、ユアン・マクレガー主演で映画化され世界中で大ヒットした。その後、13年にブロードウェーでミュージカル化、また日本でも17年に川平慈英主演で初演された。

父が息子に伝えたい思い、そして家族の絆を描いた作品を今回宝塚で初めて届ける。

幕開けからファンタジーの世界が広がる。主役のエドワードを演じる礼は名曲の数々を持ち前の歌と踊りでさわやかに表現。ファンタジーと現実を織り交ぜて自らの人生を語り聞く人を魅了するエドワードの若い頃と年老いてからの姿を自由自在に演じている。

成長した息子ウィルを演じた極美慎(きわみ・しん)は、風変わりな話をする父の物語を素直に聞けなくなっているが、本当の父を知りたいと葛藤をする姿を好演している。

エドワードのすべてを愛で包み込む妻サンドラは小桜(こざくら)ほのかと詩(うた)ちづる(若かりし頃)が演じている。

6月16日まで。

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